愛宕山（京都）へ

お盆が明けてからは、はっきりしない天気が続いていましたが、８月２３日、この１日は好天が期待できるというので京都の愛宕山へ行くことにしました。
桂川沿いの道を北上すると前方にひときわ目立つ山が見えてきます。これが愛宕山で標高は９２４ｍです。

「愛宕山は公園ではなく１３００年前から続く『愛宕さん』の総本宮です。不心得者の上山は禁止します」と書かれた看板が登山口（参詣口）に設置されていました。

夏の好天で暑さを覚悟して行きました。さすがに急坂は汗を拭きふき登らざるを得ませんでしたが５合目付近の温度計は２３℃、７合目の上では１６℃と登るにつれて涼しく助かりました。

鹿島槍ヶ岳以降山へ行っていなかったので今回は体力維持が主目的でした。
愛宕山は階段が連続するので好みではありませんが、トレーニングの山としてはいい山だったと思います。

よろしければ愛宕山山行記をご覧ください。

写真
（１）二の鳥居
　　　ここが登山口・表参詣口です

（２）黒門
　　　８合目くらいでしょうか、ここから
　　　先が愛宕神社の境内という感じです

（３）愛宕神社本殿へ登る石段
　　　最後に長い急な階段が待っていました

（４）本殿前にて

（５）三角点からの眺望
　　　三角点は愛宕神社のある最高点
　　　から北へ５００ｍくらいの場所です。
　　　ここからは京都市街の背後に室生山地（室生火山群）、
　　　高見山地、台高山脈の山々が見渡せます

湖東三山と石塔寺

先日、湖東三山と石塔寺（いしどうじ）へ行ってきました。
紅葉の頃は観光客でにぎわう湖東三山ですが夏に訪ねる人はごく少ないようです。
そのため、寺僧に１対１でていねいな説明を受けることができてよかったです。

湖東三山である西明寺（さいみょうじ）、金剛輪寺、百斉寺（ひゃくさいじ）に加えて訪ねた
石塔寺（いしどうじ）には驚かされました。
門前から１５８段の石段を登ったところに巨大な石の三重塔があり、そのまわりを小さな石の五輪塔や石仏が境内を埋めつくすかのように取り巻いていたのです。
一度見たら忘れられない独特のお寺でした。

よろしければ、http://www.katch.ne.jp/... をご覧ください。

写真
（１）西明寺三重塔（国宝）

（２）金剛輪寺の千体地蔵
　　モミジのトンネルになった参道沿い
　　には千体地蔵が並べられています。
　　実際には２０００体近くあるとか。

（３）百斉寺本堂にある聖徳太子像
　　百斉寺は聖徳太子が百済からの渡来
　　人のために建てたお寺

（４）石塔寺の阿育王塔（アショカオウトウ）
　　日本最大高さ７．５ｍ、の石の三重塔

（５）石塔寺の境内を埋め尽くす石塔・石仏

鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳（２）

爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳を往復するこのコースは思っていた以上に素晴らしい山行になりました。
特に２日目はいうことなしの好天。立山連峰、後立山連峰、穂高連峰、表銀座の山並、そして針の木岳の稜線を間近に見ることができました。

足元に咲く数々の花が気持ちを癒してくれますし、下界の酷暑とは無縁の涼やかな稜線歩きはこの山に登ったものしか味わえないでしょう。ライチョウにも２回出会いました。

過去に穂高や槍、剱岳に登って見た景色や達成もすばらしいものでした。しかし、この鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳はそうした一級品の山々を眺めて歩くというのですからある意味こちらの方が上という評価ができる気がするのです。

日本にはまだまだいい山がたくさんありそうですね。次の山行を計画したいと思います。

よろしければ鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳山行記をご覧ください。

写真
（１）鹿島槍ヶ岳の北峰

（２）帰路の爺ヶ岳への登り
　　　から見た鹿島槍ヶ岳

（３）爺ヶ岳南峰下から見た
　　　立山連峰と剱岳。
　　　種池山荘も見えます。

（４）剱岳を背景に咲くコマクサ
　　　コマクサに出会ったのは久しぶりです。

（５）コバイケイソウ
　　　種池山荘下のお花畑にたくさん咲いていました。

鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳（１）

かつて立山、剱岳、白馬岳などに登ったときに見た鹿島槍ヶ岳に一度は登ってみたいと思っていました。
名前もいいですが特徴ある双耳峰が代名詞の名峰です。
鹿島槍ヶ岳の標高は２，８８９ｍ、爺ヶ岳は２，６７０ｍです。

前日に大町市のトロリーバス扇沢駅の駐車場で車中泊し、翌早朝に種池山荘まで登り爺ヶ岳を経由して冷池山荘に１泊。
２日目は冷池山荘から鹿島槍ヶ岳をピストンし、種池山荘から往路を扇沢まで戻ってきました。
歩行距離は２日間で約２３ｋｍ、歩行時間は約１３時間でした。

特に２日目は好天に恵まれ、思っていた以上の眺望に大満足。また、今を盛りに咲く花を見ながらの雲上散歩を満喫してくることができました。
こういう山行ができるとこれからもやめられません。

よろしければ鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳山行記をご覧ください。

写真
（１）鹿島槍ヶ岳山頂から見た
　　　穂高連峰・槍ヶ岳

（２）穂高連峰・槍ヶ岳
　　　ズームアップ

（３）鹿島槍ヶ岳山頂から見た
　　　立山連峰と釼岳。
　　　爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳まで
　　　ずっと立山・釼を見ながら歩いて
　　　きました。

（４）剱岳のズームアップ

（５）鹿島槍ヶ岳から北側の山々
　　　手前から五竜岳、白馬鑓ヶ岳、白馬岳と続きます