538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

ボーン・レガシー

2012-10-23 21:04:35 | 洋画
今日の東京は昼前からドット雨が降ったり止んだりの日
骨折の固定を外す判断のため病院に雨の隙間縫って行き
どううやら外してもらうことができまして

急激に普段に戻っちゃ駄目とは言われましたけど
チョイ浮かれキミの雰囲気で映画に・・・
骨折する前当たりからジェイソン・ボーンのBlu-ray見て予習してましたが
こっちの期待が大きかったのか?かなり期待が外れた映画ではありましたが
1本のアクション映画としては及第点があげられる

CIAのエージェントがただただクスリを求めて暴走するのを
CIA側が情報と人材のすべてを投入して彼を抹殺しようという
基本シノップスはジェイソン・ボーンと変わりがないのですが
所謂ボーンシリーズの自己アイデンティティを探すと言う
スパイスが欠如してる分、見てるこっちには
特殊訓練を受けたエージェントの特殊技能の
披露だけの映画になってるのが物足りないんだけど

確かに見てる分には後半戦はアクションシーンの
つるべ打ちですから退屈しないし、
所々に挟まれる「ボーン・アルティメイタム」からの映像や
スコット・グレンやジョーン・アレンなどが出演して見せたりで
ボーンシリーズとのシンクロナイズを示しているけど

ボーンシリーズと切り離したほうがよかった
なまじボーンとのシンクロがこの映画を駄目にしちゃってるンだと
思ったのは、私だけ?

只、オープニングで水そこから俯瞰で水に浮かぶ男を映すシーンで
これはやられたと思ったけども
そこだけですよね、後ははじめっからこれもシリーズ化ありきなんだ
僕辞~めたって言ったマット・デイモンをかつぎだして
二人が何らかの形で繋がらんことを願うのみです。

この映画を見終わってここに記事書こうと調べていたら
ロバート・ラドラム氏は「ボーン・レガシー」と言う作品を書いていて
三部作の10年後から始まって、ジェイソンは大学教授として
隠れて生活してるとこから始まる小説らしい

2012年製作、アメリカ映画
トニー・ギルロイ原案・脚本・監督作品
ジェレミー・レナー、エドワード・ノートン、
レイチェル・ワイズ、ジョーン・アレン、アルバート・フィニー、
スコット・グレン、ステイシー・キーチ出演


エクスペンダブルス2

2012-10-22 23:03:30 | 洋画
昨日何とか映画館に行けるようになったけど
実際は明日病院に行って医者からちゃんとOK貰ってからの方がベストなんですが
今日も行ってしまいました映画見に

実は昨日都心に出ついでに「エクスペンダブルス ディレクターズカット」の
Blu-rayを買って来て未明に見てて
気持ち的に高揚してて我慢できなかったと言える
しかし、「エクスペンダブルス」を見たのは
だいぶ前で結構忘れているんですね
だから長くなってる10分がどうだか分かっていませんですけど

気分が高揚してるから十分満足できる映画でしたねぇ
映画が始まる前に、「エクスペンダブルス3」の製作決定!
さらにあの役者さんが出るとかで
そのまんまニコケイの「ゴースト・ライダー2」のトレーラーに繋がった
劇場で吹いたのは私一人だけどね

オープニングで人質と一緒に袋被されて転がされていた
男の袋を取るとシュワちゃんなのね
黒人の持つデカい銃のやり取りでは
「壊したら溶鉱炉入れるぞ」って黒人が言うのって
「ターミネーター」だよね、日本語スーパーじゃこんだけだけど
黒人は「ターミネーターみたいに溶鉱炉落とすぞ」みたいな台詞だったような
シュワちゃんも老けてしまわれましたねぇ
セックスし過ぎでしょうか
自伝でブリジット・ニールセンとも寝たと言ってる
って、スタローンとは穴兄弟になるのかな?

この映画ではスタローン監督から外れたのね
だからかな、自分的には前作より面白かった
ま、こう言う映画ってのは主役の重量級に比して
大概の敵が力量感が薄い
今回はヴァンダムを悪役に持って来てるのがいいですよね

スタローンと肉弾戦しても遜色ない
ヴァンダムとラングレンは「ユニバーサルソルジャー」も控えてるなぁ

ジェット・リーは前半戦だけだったのか
フライパンでの格闘ってのは映画的には使われ杉でしょ
ってかラストのクレジットロール見てて知ったのですが
流石はハリウッドと言っていいのか
ジェット・リーさんでもスタントマンが活躍してたのね

ジェット・リーが早々に退場しちゃったかわりに女の子が活躍ですか
もう少し可愛いお姉ちゃんはいなかったのかしら
スタントマンがつくんだったらねぇ
何か3でもこのお姉ちゃん出て来そうな予感

後、チャック・ノリスの登場シーンってのがカッコいい
んだけど、どっから見ても普通のオッサンでしたよね

ステイサムとウイリスはこんなもんかな

2012年製作、アメリカ映画
サイモン・ウエスト監督作品
シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、
ジェット・リー 、ドルフ・ラングレン、チャック・ノリス、
テリー・クルーズ、ジャン=クロード・ヴァン・ ダム、
スコット・アドキンス、ブルース・ウィリス、
アーノルド・シュワルツェ ネッガー出演

画皮 あやかしの恋2

2012-10-21 23:40:52 | アジア映画
8月に有楽町で鑑賞した、2008年製作の映画「画皮あやかしの恋」の正当続篇映画、
監督のゴードン・チャン さんは『聊齋志異』 から
「チャイニーズ・フェアリー・ストーリー」を別枠で製作されたようですが

この映画では監督スタッフをそう入れ換えで
キャストのヴィッキー・チャオ、ジョウ・シュン、
チェン・クンの主役三人はそのままに
2012年に3D映画として製作された
東京中国映画週間の1本として渋谷で公開

大富豪と極秘結婚されただけならまだしも
母親になっていたヴィッキー・チャオさんですけど
やっぱ見たいよって、前売り買ってたので
ビ○コひきひき無理矢理行っちゃいましたけど
行ってよかった、2Dで十分な映画

製作の意図としては飛び出る演出がほとんど無くて
奥に引いた演出が見えるので奥行き重視の3Dだったのかしらね

前作とは別なお話しですが
妖狐のジョウ・シュンはそのままに
チェン・クンは前作の将軍の息子として
ヴィッキーさんは残念ながら今作では、過去に
熊におそわれたって設定で、顔の右半分に怪我を負い
右半分金のマスクを装着

で、今回は彼女の武侠シーンもあります
香港映画お得意の武侠アクションファンタジー映画は
本当に面白いですね2時間11分あっという間でした

ヴィッキーさんとジョウ・シュンさんとの
ファンタスティックな入浴シーンが2回もあるのね
お風呂で入れ替わってしまうけど
また人格が戻ったりするので、しっかり見てないといけませんが
CGでの人皮が剥がれるシーンはケレン味の醍醐味でしょう

ヴィッキーさんとジョウ・シュンさんの美しさに目を
奪われがちなんですが、
鳥の精であるヤン・ミーさんがものすごくカワイイ

さて、日本では3Dでの一般公開はあるのでしょうかねぇ
一応単館ではシネマート新宿では3D上映システムを備えているけど
3Dの公開があれば見に行きたい

この映画も究極の愛の映画ですよね、恋人救うために
目を潰してしまうのだから
ってオープニング目かくしして音だけで
弓を射るシーンってのがこの伏線だった訳ね
矢が観客に向かって飛び出す演出がないのねぇ
矢が飛んでくるといったら、デブキャラの人の使い方が見事でした

2012年製作、香港・中国合作映画
ウー・アールシャン監督作品
ヴィッキー・チャオ、チェン・クン、
ジョウ・シュン、ヤン・ミー出演

恐怖の時間

2012-10-20 22:33:53 | 邦画
CSのチャンネルNECO10月の特集企画放送
秋の夜長はサスペンス~閉ざされた場所
の1本「恐怖の時間」を録画していたのを見た

1964年製作の東宝映画ですか
1964年というと東京オリンピックが開催された年ですか
モノクロのシネスコ映画のオープニングは
電車がビルの間の高架を走ってる

都電が地上を走行してますねぇ
ある警察署に男がやってくる、劇中宮益署と言ってるので
渋谷駅周辺でしょうか

その刑事部屋に男が拳銃とニトロを持ち込み
刑事を人質に籠城する
警察署内の刑事部屋だけでの、それも時間経過が
たった三時間の刑事部屋で起きたシチュエーションサスペンス
確かに閉ざされた場所ではあるな
ニトロでは刑事たちも迂闊に動けない

エド・マクベイン原作の87分署シリーズの一編を
山田信夫が脚色し、岩村克巳が監督してる
ヒョッとしてこの時代ってアメリカTVドラマの
87分署シリーズがOAされててヒットしてた時代だったのか?

前年黒澤監督の「天国と地獄」で脚光を浴びた
山崎努が籠城する犯人
恋人を捜査中に射殺された恨みを晴らしにやってきた
射殺した警官に加山雄三、
立て籠りに翻弄される刑事の一人に
最初見たことあるけどなかなか思い出さなかった黒部進
若くて精悍な一直線な刑事でしたね
志村喬、冨田仲次郎が渋いですねぇ、ってか役的にも老獪な

アメリカの原作を日本のドラマに置き換えているので
刑事がみんな拳銃携帯してたりと、
ちょっと突っ込み入れたいけども、まいいやねそこんとこは

サスペンス映画の醍醐味が味わえる傑作と言える映画でした
脇がいいよね、特に途中から加わる売春婦の小林哲子と
新聞記者の小山田宗徳。

加山さんの奥さん役って星由里子さんでしたか
若大将シリーズってもうこの時代には始まっていたようで

後、この特集の「メス」と「死ぬにはまだ早い」も録画してあるので
見るのが楽しみですね
ってか今月のチャンネルNECOは「アウトレイジ」の関係で
北野武の特集もしてるし、
10、11月に渡って「刑事物語」も全作品OAと
レコーダーには溜まる一方だなぁ

ミラ・クニス 監禁島

2012-10-19 22:21:01 | 洋画
10月3日にリリースされた、日本未公開映画
タイトルの冠になってるミラ・クニスは
「ブラック・スワン」で主役の敵役ヒロインだった人ですよね
背中の刺青がプリマドンナとしてどうなのよ
ってことだけがすごく印象に残っていまして

この映画でも中盤以降横乳見せる濡れ場とかあって
背中も見せていたけど刺青は無かったって
「ブラック・スワン」は2010年製作の映画で、
この映画はそれよりも前の2008年製作だし
主役の年令は未成年者の世代ですよね

話自体が未成年者の矯正施設のお話し
フィジーの無人島全体が私設矯正施設で
一応回りの海が塀変わりでしょうか
さらに足にセンサーつけられて居住区からも抜け出せないように

主人公は父の死後再婚した母が、自分を構ってくれなく
母がこっちを向いて欲しくてクスリにはしっていたようで
ステップファザーが矯正施設に入れてしまう
そこかは地獄の矯正施設で、

主人公の恋人はネットで調べて彼女を救うため
自ら血管に食塩水を射ちここに入ってくる
食塩水は体に悪くないんですねぇ
前入院したとき点滴の成分表示を見たら
あの液体は生理食塩水だった

ある意味簡単に脱出できてしまうのだが
フィジーのリゾートホテルで捕まる
あっさり脱出できれば、あっさり捕まるけど

事故で一人の矯正生徒が死ぬことで
暴動が起きて映画は終わるけど

エロくもなくグロくもなく、
暴力も薄く、なんだかミラ・クニスを見てるうちに終わっちゃう映画
ミラさんも先に横乳見せてくれてるけど
静止して見てもなんだろ、先っぽの乳頭も見えてないんですねぇ

ということでなにもかも中途半端な映画
邦題はセンセーショナルな「監禁島」としてるけど
原題は「Boot Camp 」
ミラさんのネームヴァリューにオンブするしかない
というのがなんとも

2008年製作、アメリカ・オーストラリア合作映画
クリスチャン・デュゲイ監督作品
ミラ・クニス、グレゴリー・スミス、ピーター・ストーメア、
レジーン・ネヒ―、アレハンドロ・ラエ出演

幸福の罪

2012-10-18 22:50:42 | 洋画
10月5日にDVDスルーで発売されたチェコの映画
不思議な面白さを持った映画だった
アルバトロスならばエロ映画で売ったかもしれない
と思うのはこんな感じの映画をエロ風味でコーティングする
ってのが上手だしねと思うのは私だけだけども

リハビリ専門医が14歳の患者少女との淫行で警察に捕まる
捜査する刑事はこの医者の親友であり
かつて妻を寝とられ子供までもうけられて今はこの男の妻に
そして刑事と元妻との間に精神障害の子供がいて
また、リハビリ専門医の妻には妹が同居してて
元医者の父親の面倒を看てる

とかなり複雑な人間関係の様子を示していますが
見てるうちにちゃんと整理が出来る
そして自分の子供と同じ年の子供と淫行したのか

刑事は元妻を寝とられた復讐で捕まえたと
元妻になじられながらも、リハビリ専門医の無実を晴らす
ま、14歳の患者の妄想であった訳ですが
この娘が処女という医学的見解が処女幕
そしてリハビリ医の局部の長さを通常時、勃起時の長さ測って
なんてもうコメディですが

只、無実が晴れた後に衝撃の展開が待ってます
この衝撃の展開が半端なく面白いンですよ
ネタ晴らしは避けますが
この医者はもうとんでもない人で

一旦戻ったシャバから12年の服役に逆戻り
その出所を待ってますって狂言淫行を告白した少女が言う

お国柄ですかねぇ
チェコだと15歳だと淫行にはならないような台詞がありましたが
さらに警察捜査も情報公開に耐えられるように
取調べには録音録画
現場検証とか調査にもしっかりビデオデ撮影していましたけど
これは公平でいいよね

生憎チェコ語は全然わかりませんが
邦題の「幸福の罪」って言うのがあんま的を射てるとは思えないけど
練り込まれた脚本の後半の追い込みの意外性には脱帽


年製作、チェコ映画
ヤン・フジェベイク監督作品
オンドジェイ・ヴェトヒー、アナ・ガイスレロヴァ、
ヒネク・チェルマーク、アナ・リンハルトヴァ主演






若松孝二監督とエマニュエル夫人の突然の訃報に接しました

お二方とも色んな意味でお世話になりました

ご冥福をお祈りいたします
合掌

王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件

2012-10-17 22:44:57 | アジア映画
変な副題がついてはいますが、これは面白い映画だった
アンディ・ラウがディー判事として主役を
メガフォンはツイ・ハーク
面白くないはずがない

一応今年の5月に単館ロードショーされているのですね
配給会社が小さいと面白い映画でも
宣伝は少ないし、公開の規模も小さい
ま、今は二次使用の方が主体なのかも知れません
ってのはレンタルでもBlu-rayがリリースされてるし

中国唯一の女帝則天武后の即位の裏側で起きた事件
と言ってもフィクションですから
一応則天武后って人は中国では三大悪女の一人ですが
悪女の側面は描かれてはいないし
ラストの説明では判事ディーと約束したため
15年の在位で地位を降りたとのスーパーが入る

判事ディーの原作はシリーズものだそうで
副題の人体発火ってのは虫なのね
虫が体内に入り込んで日の光に当たると
体内から燃えてしまうと言う
日に当たって燃えちゃう様はまるでヴァンパイアですかねぇ

リー・ビンビンが凛々しくていい感じですが
中国の映画ってのはVFXがすごいのね
人的な展開もすごいよね、流石7億の民だわ
大仏もすごいよね、大仏の上から見る景色のCGもすごい

アクション監督はサモ・ハン・キンポーさん
ワイアーの使い方にも半端なかった
2時間強の映画の三分の二で、事件は判事が解決
しかし、やっぱ黒幕がこの事件の裏にいて
則天武后の命を狙う黒幕がいるのがこっちにもわかっちゃう

ってか、やっぱ小説だとわかりづらい黒幕も
映像になると役者の格ってのがあるから
レオン・カーフェイがある程度役不足感が否めなかった
こんだけの役じゃないよねェって見てるから、どうしても
ネェって・・・
あははネタばらしちゃたかも(焦

2010年製作、香港・中国合作映画
ツイ・ハーク監督作品
アンディ・ラウ、リー・ビンビン、ダン・チャ オ、
レオン・カーフェイ、カリーナ・ラウ出演

エアポート2012

2012-10-16 22:17:42 | 洋画
悪名高きアルバトロス映画が
「エアポート」シリーズとして年代を入れて
別物の航空パニック映画を年1くらいで
リリースしてるうちの最新作が10月3日に発売された
最初からB級映画とはわかっているけども

これはもうZ級映画のレベルでしたね
って衛星が壊れて宇宙から地球に降ってきて
地上の建造物を破壊するCGばっかし力入れて
その映像はまあまあでしたけど

アメリカ航空局が飛行機事故の危機回避目的に
自動危機回避システムACATを全航空機に導入し
エアホースワンにも導入されたACATが衛星破壊とかで
一人歩きして機内のすべての人を敵と認識し
果ては操縦士二人を殺して自動的飛行する
サスペンスと
大統領機と
民間機が衝突しちゃうサスペンスともに緊張感ないしょ

地上の管制官が一人奮闘して
通信不能になった飛行機にどう通信するか
ハイテクならぬローテクでの交信に右往左往する
管制官に「ダイハード」の制服黒人警官を演じていた
レジナルド・ヴェルジョンソン
かなり太ってしまっていたので衝突までの時間が少ないはずなのに
モタモタローテク機械求めて歩くのでイラっとするんです

大統領が操縦したりと
民間機との危機一髪の映像もあるけど
時間潰しにもならないような映画でした
流石アルバトロスと言っておこう



ある夜のセックスのこと モントリオール、27時

2012-10-15 22:41:58 | 洋画
TSUTAYAさんではエロティック映画の棚に置かれていた
GEOさんには仕入れられてはいなかった
この10月3日にリリースされた未公開映画

邦題のタイトルの地名が表す通り2011年製作のカナダの映画なので
ダイアローグはフランス語だけど
やっぱりエロティックの映画じゃないのは思った通りでした。

激しく男女が躍り狂うクラブで知り合って
そのまま男の家に雪崩れ込んで
ものも言わずにお互い激しく貪り合う
欲望を満たした後に
何も言わずにさろうとする女を呼び止める男

二人とも名前も何も知らぬまま体を重ね合わせたわけで
このセックスシーンは熱っぽく描かれてはいますが
このオープニングの10分足らずの濡れ場だけで
残りの70数分は二人がただただ語り合ってるだけの映画ですから
決してエロ映画じゃないですよ
さらに発売元はアルバトロスではないですねぇ

男も女もお互いのことをなにも知らないから
名前から語り始めていくンだけど
お互いを知ろうとして語り始める男の台詞がいいよね、

君のハダカは知ってる、陰毛を剃っていて赤い斑点がある
背中の黒子も知ってるのに
君の笑う顔、泣く顔や食べる姿も知らない
ナイスな台詞ですねぇ
脚本・監督はアンヌ・エモンと言う女性ですか?
これが始めての映画とか

お互いを語り合ううちに、男も女も
心に闇を抱き孤独に苛まれている現代の若者の姿が現れる
女はその孤独感を毎日見ず知らずの男とのセックスで
自分を見つけようとしていてそんな男の一人だった訳、

男は画家
女は小学校教師
たった二人しか出て来ない映画ですか
ラスト女が小学校で授業してる時に子供たちが出ては来ますが

果たしてこの二人は己の孤独と心の闇が
語り合ったことで救われたのか
映画は何も説明せずに女の授業風景で終わる
ってことで、お客さんに答を出させる映画でした

女優さんはカトリーヌ・ドゥ・レアン,と言う
知らない人でしたが全裸で体当たりな演技をされてました
男優さんは「そして友よ、静かに死ね」で主役の
若者時代を演じていた ディミトリ・ストロージュ

ロボット

2012-10-14 19:46:08 | アジア映画
インドは映画大国だそうで、
昔の日本のようにある意味娯楽は映画だけみたいで、
みんな映画館に群がるようですね
って私自身インド映画は見たことありませんが
劇中突然役者さんが歌い踊りだすそうで
踊りは群舞が見応えあるンだとか・・・

突然歌い踊りだす映画は日本でも昭和のプログラムピクチャーでも
映画として沢山製作されていたような気もしますので
そんな違和感は私自身にはないので
三池版「愛と誠」もすんなり受け入れましたし

初めて見たインド映画ですが
これは愉しい映画だった
楽しいじゃなく愉しい映画ということ
もうハチャメチャがメインなんですね
ストーリーには関係なく歌や踊りが入るもストーリーは
また繋がっていくのですね
あんな景色のトコってインドにあるのでしょうか
グリーンバックでの合成かしら

役者さんは演技だけでなく歌えて踊れなくてはやっていけないンだ
主役はインド映画で「ムトウ踊るマハラジャ」の人ですか
大分お年のようですが流石体にはキレがあるし
ヒロインはかなりな美人
ロボットが惚れるのも何となく分かる

ルンルンでヒロインのために食事作るロボットですが
作る食事はカレーじゃないのね
インド人ってのは誰しも三食カレーだとばっかと思い込んでいた(汗

さすがIT先進国インドでしょうか
VFXが半端ないよねぇ、同じロボットが何体出てくるンだ
それが一斉にあんなに勢いよく首を回すって・・・
さらにそのロボットが様々な形に合体しちゃって
あんなに激しく撃ちまくるのでもう警察も軍隊も
みんな射殺されてしまう
ってのに、オープンカーで、ヒロイン乗せて逃げる
ロボットに警官隊が情け容赦なく撃ちまくッテも
クルマにも弾一発あたらないなんて

見てる分にはそれなりに愉しいけど
ちょっと2時間20分の尺は長いような気がした
って3時間の完全版ってのも上映されてたようですが
さすがに映画はエクステンデッド版を見るのを信条としてる
私でも見たいとは思わなかった(愉しかったけどね

こういう映画を見ると、海外の映画祭で
色んな賞を日本映画はとってるとは言っても
そういう賞をとっていることにめがそらされてるだけで
携帯電話と同様、映画もガラパゴス状態で進化してるだけだなぁ

と・・・


2010年製作、インド映画
シャンカール監督作品
ラジニカーント、アイシュワリヤー・ラーイ・バッチャン主演