538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

幸福の罪

2012-10-18 22:50:42 | 洋画
10月5日にDVDスルーで発売されたチェコの映画
不思議な面白さを持った映画だった
アルバトロスならばエロ映画で売ったかもしれない
と思うのはこんな感じの映画をエロ風味でコーティングする
ってのが上手だしねと思うのは私だけだけども

リハビリ専門医が14歳の患者少女との淫行で警察に捕まる
捜査する刑事はこの医者の親友であり
かつて妻を寝とられ子供までもうけられて今はこの男の妻に
そして刑事と元妻との間に精神障害の子供がいて
また、リハビリ専門医の妻には妹が同居してて
元医者の父親の面倒を看てる

とかなり複雑な人間関係の様子を示していますが
見てるうちにちゃんと整理が出来る
そして自分の子供と同じ年の子供と淫行したのか

刑事は元妻を寝とられた復讐で捕まえたと
元妻になじられながらも、リハビリ専門医の無実を晴らす
ま、14歳の患者の妄想であった訳ですが
この娘が処女という医学的見解が処女幕
そしてリハビリ医の局部の長さを通常時、勃起時の長さ測って
なんてもうコメディですが

只、無実が晴れた後に衝撃の展開が待ってます
この衝撃の展開が半端なく面白いンですよ
ネタ晴らしは避けますが
この医者はもうとんでもない人で

一旦戻ったシャバから12年の服役に逆戻り
その出所を待ってますって狂言淫行を告白した少女が言う

お国柄ですかねぇ
チェコだと15歳だと淫行にはならないような台詞がありましたが
さらに警察捜査も情報公開に耐えられるように
取調べには録音録画
現場検証とか調査にもしっかりビデオデ撮影していましたけど
これは公平でいいよね

生憎チェコ語は全然わかりませんが
邦題の「幸福の罪」って言うのがあんま的を射てるとは思えないけど
練り込まれた脚本の後半の追い込みの意外性には脱帽


年製作、チェコ映画
ヤン・フジェベイク監督作品
オンドジェイ・ヴェトヒー、アナ・ガイスレロヴァ、
ヒネク・チェルマーク、アナ・リンハルトヴァ主演






若松孝二監督とエマニュエル夫人の突然の訃報に接しました

お二方とも色んな意味でお世話になりました

ご冥福をお祈りいたします
合掌