538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件

2012-10-17 22:44:57 | アジア映画
変な副題がついてはいますが、これは面白い映画だった
アンディ・ラウがディー判事として主役を
メガフォンはツイ・ハーク
面白くないはずがない

一応今年の5月に単館ロードショーされているのですね
配給会社が小さいと面白い映画でも
宣伝は少ないし、公開の規模も小さい
ま、今は二次使用の方が主体なのかも知れません
ってのはレンタルでもBlu-rayがリリースされてるし

中国唯一の女帝則天武后の即位の裏側で起きた事件
と言ってもフィクションですから
一応則天武后って人は中国では三大悪女の一人ですが
悪女の側面は描かれてはいないし
ラストの説明では判事ディーと約束したため
15年の在位で地位を降りたとのスーパーが入る

判事ディーの原作はシリーズものだそうで
副題の人体発火ってのは虫なのね
虫が体内に入り込んで日の光に当たると
体内から燃えてしまうと言う
日に当たって燃えちゃう様はまるでヴァンパイアですかねぇ

リー・ビンビンが凛々しくていい感じですが
中国の映画ってのはVFXがすごいのね
人的な展開もすごいよね、流石7億の民だわ
大仏もすごいよね、大仏の上から見る景色のCGもすごい

アクション監督はサモ・ハン・キンポーさん
ワイアーの使い方にも半端なかった
2時間強の映画の三分の二で、事件は判事が解決
しかし、やっぱ黒幕がこの事件の裏にいて
則天武后の命を狙う黒幕がいるのがこっちにもわかっちゃう

ってか、やっぱ小説だとわかりづらい黒幕も
映像になると役者の格ってのがあるから
レオン・カーフェイがある程度役不足感が否めなかった
こんだけの役じゃないよねェって見てるから、どうしても
ネェって・・・
あははネタばらしちゃたかも(焦

2010年製作、香港・中国合作映画
ツイ・ハーク監督作品
アンディ・ラウ、リー・ビンビン、ダン・チャ オ、
レオン・カーフェイ、カリーナ・ラウ出演