538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

無頼より大幹部

2012-10-03 21:17:59 | 邦画
怪我しているのでDVD屋さんとか、レンタル店には行けてません
9月末に販売されていて予約していたものとか
10月3日に発売されたものを、宅急便で送ってもらった
レンタルってのはネット宅配ってのがあるようですが
どうだろう?私自身はネット通販とか、テレフォンショッピングとか
個人的にはものすごく嫌いなんだよね
実際に手に取り品物確認して対面購入しかしたことないし

で、届いたDVDですが今日は渡哲也の「無頼」の
コンプリートBOXから視聴

日活ニューアクションの先駆けとなり、
渡さんの代表作となった「無頼」シリーズ
記念的第一作なのに監督は舛田利雄さんだったのね
確か全作品一応なんらかの形で鑑賞してて、

シリーズ通して監督さんはニューアクションの旗手小澤啓一さん
そして脚本は池上金男さん
第一作はモノクロ映画だとばっか思い込んでいたけど
カラーでしたね、ってオープニングの主人公の
生い立ちだけモノクロでしたけど
ここいらの印象が残っていただけのようで

実在の伝説のやくざ藤田五郎の自伝小説の映画化
昭和30年の新宿が舞台のようですが
五郎が出獄して最初に訪れるのが浅草寺で
その境内で松原智恵子を見るのですけど
地廻りにからまれてる彼女たちをそのまま助けるんだけど

そのやくざたちとは新宿で敵対してたり、
昔の女を未練で見に行く団地は上福岡ですか
ま土地勘のある人間にはチョイ不思議なのだけどそこは映画

スピーディーな演出で舛田監督手堅く纏めていますね
浜田光男が走るシーンのワンカットなが回しとか
おっていう演出だし、

ラスト青木義郎の親分倒して傷ついた体を起こした主人公のバックに
フランス映画のドロ看板が・・・でかでかと映り込む
その映画のタイトルが「汚れてしまった悲しみ」
気になって見終わって調べたけどヒットしなかった

脚本なのか現場の監督さんのアイデアなのか
主人公の人生をすべてこの看板に乗せてみせた演出
いやいいメッセージですよね

1968年公開、日活作品
池上金男・久保田圭司脚本
舛田利雄監督作品
渡哲也、松原智恵子、待田京介、松尾嘉代、浜田光夫出演