538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

ブレイクアウト

2012-10-13 17:32:44 | 洋画
この6月だか、7月に「ハングリー・ラビット」なる映画と
同時期に日本公開されてた映画ですが
どちらも主演がニコラス・ケイジ
ニコケイ映画ってのはかなり外れが多いので
劇場でなくて、DVDでの鑑賞が一番と決めつけて、
それを実行してるのは、多分私だけだろう

と言うことで、10月頭にDVDリリースされたのを
ようやっとレンタルしてきたが、ちょっと意外にも
面白かったって、思ったのもこれまた私だけだろう?

大富豪でダイヤモンドのディーラーを営む主人公が
車で自宅に 戻るところから映画が始まる。
すごいほどの豪邸であり、出来立てホヤホヤみたい
家の中では愛する妻が料理しながら、
反抗期の一人娘のパーティ出席を止めている、

そして強盗に押し入られるこの家族って
あれれ何かどっかで見たことあるような
そうこれはあの「スペイン一家監禁事件」のプロットですよね

で押し入った強盗たちにも、物語の展開の中で
彼らの裏事情が見えてくるンだけどね
麻薬失った損失をボスに返すための強盗で、
監視役に大男がついてきてる
なんてこれも最近見た「プッシャー」のプロットだし

ラストガレージから出てくる隠し金のプロットも
全然思い出せないけど既視感ありまくりなので
何の映画からだったかお分かりの方は
お教え願えれば幸いですが・・・

と既存の映画の何本かの美味しいトコ取りして
脚本書いたカール・ガイダシュクのパクり勝ちですか
ニコケイとニコール・キッドマンをキャスティングして
ジョエル・シューマッカーがメガフォンをとって作った映画

二転三転のサスペンスに多少緊張感がないのは
ニコケイも強盗も終盤は怒鳴りあってるだけでしたし
強盗側のストーカー弟の思い込みが半端ないよねぇ

娘が家を抜け出してパーティに向かうときの
事故りそうなシーンが伏線だったとは

ま、世間様のこの映画への評判は今一ですけども
ニコケイ映画としては予想外に面白かったってのも
やっぱ私だけだよねぇ
これで「ハングリーラビット」のDVD発売が楽しみになった

2011製作、アメリカ映画
カール・ガイダシュク脚本、ジョエル・シューマッカー監督作品
ニコラス・ケイジ、ニコール・キッドマン、
ベン・メンデルソーン、リアナ・リベラト、
キャム・ギガンデット、ジョーダナ・スパイロ出演


一枚のめぐり逢い

2012-10-13 11:12:31 | 洋画
やっぱ王道中の王道ラブストーリーでしたねぇ
アマンダ・セイフライドと言う女優さんを追い続けて
「親愛なるきみへ」と言う映画で
原作者のニコラス・スパークスと言う人を知り
って彼の小説は一編も読んだことはありませんが、
冒頭に書いたようにまさに女性の琴線に触れる小説家だと

で、だいたいこういうラブロマンス映画ってのは見ないンだけど
特に映画館では見なくても、DVDでちょっと自宅で見てるには
いいかな、たまにラブストーリーの世界観に浸って
みたくなる時だってありますよ、特にケガして無聊をかこってるので

いやもうこてこてのラブストーリーでしたね
原題は「the Lucky One 」で邦題が「一枚のめぐり逢い」
どっちも内容を端的に表現してるけど邦題の付け方は
かなり上手、ワーナー宣伝部には邦題付けの名人がいるのかしら?

イラクの戦場で偶然見付けた一枚の写真によって
命を救われたと思ってる主人公が、帰国して
その感謝を伝えようと写真の女性を探し当てて
会いに行って運命的な恋に落ちるお話し

写真を持って戦場に行ったのは彼女の夫ではなく兄
彼女は地元の有力者の息子で保安官をしている男と
離婚していて、長男の親権の不安があって

と恋の敵役を元夫ッテ嫌な存在を登場させて
もう絵に書いたようなこてこてラブロマンスなんだけど
淡々と静かに物語りは安定調和で進みますけど
ラストなんだけど元夫を危機的状況のなか一瞬にして
いい奴にさせてしまう荒業はすごいですよね

嫌味と言うか、いやらしくなくそして
さりげなくきれいな濡れ場もちゃんと用意されてて
また、オープニングの戦闘場面がクライマックスの
伏線にさせていたりして
101分退屈せずに見られた映画でした

2012年製作、アメリカ映画
ニコラス・スパークス原作
ウィル・ペッターズ脚本、スコット・ヒックス監督作品
ザック・エフロン、テイラー・シリング、
ブライス・ダナー、ライリー・トーマス・スチュワート、
ジェイ・R・ファーガソン出演