538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

ソニーお前もか 頑張れ零細レンタルDVD業者

2012-10-06 13:22:41 | プライベート
TSUTAYA限定に異議

だそうで、商売にならないからレンタル業界14社が
TSUTAYA限定レンタル許諾に異議申し立てに動いたようですが

遅すぎですよね



映画館やシネコンのない地方の地域文化を担う役割を
レンタル屋さんって持ってると思うのですよね

自分だけ儲かればよいというのは
確かに自由経済社会の定義ではありますが

文化を担う役割を経済優先でTSUTAYAは忘れちゃっていないかい?

私なぞ小さなほんと個人的な小さな抵抗ですが
TSUTAYAさんでレンタルはしますけども
どこでもレンタルできる作品しか借りずに
たとえ見たいなと思うDVDであってもTSUTAYA限定作品は
絶対にレンタルしないという儚い抵抗をしてますです

TSUTAYA限定レンタルってのは百害あって一理なし
一利はTSUTAYAにだけあるってのは
独占禁止法に抵触してるだろう
って、思ってるのは私だけ?

異議申し立てされた業者さんたちも、これを機会に
ソニー映画だけでなく他のDVD販売・発売会社にも
TSUTAYA限定解除への地道な働きかけを・・・

微力以下ですがTSUTAYA限定排除
応援させていただきます。

無頼 黒匕首

2012-10-06 00:01:37 | 邦画
コンプリートBOXの「無頼」シリーズも五作目
タイトルは 「黒匕首(ドス)」、劇中渡がシリーズ通して
使用してる道具だが、刑務所行ったり出たりしてても
この黒匕首が彼の持ち物というかトレードマーク
絶対に身から離さないのであるが、
今回は闘争時刺した相手の背中から抜けなくて

徒手空拳で戦う場面もあったりして
マンネリ化を避けようという節が・・・
その最たるプロットとして
シリーズ通してのヒロイン松原智恵子をオープニングの
擬闘で川地民夫に刺し殺させてる
って後半二役で登場してくる
相変わらずのお約束一途キャラで

ってか、この堅気の女性を成り行きとは言え
刺し殺したことは川地のトラウマとなり、
彼もまた松原の二役キャラに翻弄されるというか、
敵対する渡を助ける役になっていた。

このシリーズはホント滅びの美学を具現化したようなもので
相変わらず今作でも男女間わず
五郎に関わる全員が何らかの形で死んでいくンですねぇ

映画の設定は昭和37年で舞台は立川
まだまだ立川も平べったい町並みですねぇ
JR(当時は国鉄)立川駅は撮影当時の1968のものでしょうけど

松原智恵子さんの一途キャラとは違った
北林早苗さんが五郎の昔の女役で登場でしたが
この人も薄幸な女がよくも悪くも似合う人
ってか表情が泣き顔ですからねぇ

カタルシスは立川の町中でのこぜまい路地ですか
土汚い泥まみれな擬闘ではありませんけども
途中ドブに落ちたりのシーンはありましたが
明確なメッセージとしてのパターンは踏襲しなかったようですね

ここまで続けて見てくると、主題歌は前作から
歌詞は付いたンだけど、メロディーラインが
耳についてはなれない!!

1968年製作、日活作品
小澤啓一監督作品、池上金男脚本
渡哲也、松原智恵子、北林早苗、露口茂、中谷一郎 、
川地民夫、青木義朗、田中邦衛、葉山良二、菅井一郎、
郷鍈治、藤江リカ、森みどり出演
澤田幸弘助監督