538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

ずべ公番長 ざんげの値打ちもない

2008-09-15 00:45:54 | 邦画
大信田礼子主演の「ずべ公番長」シリーズの4作目というか最終作品。
4作品すべてタイトルに歌謡曲の曲名が付託されていて

ある意味歌謡曲映画の体裁をなしている。

大信田礼子さんはTVの松山容子時代劇でホットパンツスタイルでアクションをコナされていましたが
そんなに美人顔とは言えないし
台詞は棒だし
でもなんだかんだと言っても本編で主役をいくつか張れるスターさんでしたね

東映さんでは「不良番長」の向こうを張って制作したのでしょうけど(笑
シスタームービーとしてはある意味王道でしたよね。
しかし「不良番長」ほど息が続かず4作目で終焉でした(汗

カタルシスでの殴り込みへの女5人(人数も「不良番長」のパクリ?)での道行きシーンでは「さそり」を彷彿させる
いや5人もいるからそれ以上のスタイリッシュな衣装が好きでした。
啖呵を切ってコートを取ると晒しグルグル巻きだったり
このギャップがなんとも言えず
新宿昭和館あたりによく見にいったものでした。

大信田さん演じるリカのノー天気さが映画のカラーに合っていたような気がするし
左とん平さんの助演も光っていたような

ただお色気が不足でしたかねぇ
4作目にして片山由美子さんがB地区だされていただけ?

矯正施設での入浴シーンとかあるにはありますが
ほとんどフラストレーションがおきるだけでした。

北原ミレイさんの「ざんげの値打ちもない」
って日活のニューアクション「関東幹部会」で
主人公側の子分達がコトあるごとに合唱していたのが
ものすごく印象的に残ってるんですが・・・

この「ずべ公番長」ではタイトルロールでの歌詞は映画用に変更されてたようですね。

女剣劇に通じる女性版不良感性ドラマは
やっぱ時代の流れでしょうか
オッパイバンバン出しまくりの池玲子・杉本美樹さんの「女番長(スケバン)」シリーズに呑みこまれていっちゃいましたね・・・



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