538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

モスキートマン

2013-04-04 01:05:38 | 洋画
4月3日にDVD発売された"未体験ゾーンの映画たち2013"の企画興行の1本
東京では1週間の公開期間しかなくて時間が合わなくて見に行けなかった
いやDVDの発売会社がアルバトロスなのでね
あんま期待してなかったってのもあったけどこれはそれなりに面白かった
クレジットで ロイド・カウフマンの名前を見つけたり

プロデューサーが出演してたり
第一ブルース・リーが製作に絡んでたりって明らかに別人ですけども
オープニングの映像がぼうふらなのね
原題は蚊男じゃなくて「SUCKER 」
Suck は吸うと言う意味がメインだけども明らかに下の4文字と言うことで
Sucking ,Licking は性的な言語になってるって

核開発会社の研究員の主人公が
同僚に奥さんは寝とられてる、会社は首になるはで
クルマの前に飛び出したけどその人がいい人で
バーでお酒をおごってくれるけど
酔いつぶれたあげくに彼から蚊のワクチンの実験台にされて
蚊男になってしまうという
実に悲しいお話し

なんだけども、自分を陥れた妻、同僚に社長
蚊にした研究者と復讐をしていく
被害者は全て血を吸われて死ぬわけだけども
敢えて言わせて貰うと蚊で血を吸うのってメスだけなんだよね
オスは血は吸わない訳で蚊男ってのはあり得ないんだけどもね
そんな細かいことに目くじらたてていたら映画は存在しなくなるわけで

主人公が思いを寄せるお姉ちゃんがあんま美しくはないけども
蚊男が町中を飛び回るシーンはCGで作られてるから
アメコミ風な作画になってたりして
更に「いい人だったと伝えてくれ」ってオチに向けての台詞とか
細かいやり取りやプロットにちょっと琴線に触れるのがあったりと

脚本・監督・主演の マイケル・マナッセリの才覚の片鱗がみえかくれして
81分十分に堪能できました
蚊ってのは複眼だったのか
蠅男の映画の持ってる主人公の悲しさをしっかりパクって蚊に置き換えてました
って蠅は武器がないけども蚊ってのはあんな小さくても吸血虫ですからねぇ
蠅よりは面白くできる訳ですよね

2012年製作、アメリカ映画
マイケル・マナッセリ脚本・監督・主演作品
キンバリー・ケイツ製作・出演
モンティ・ベイン、ジョーダン・トロヴィリォン、
リッキー・ウェイン、ダニー・ムーニー、ロイド・カウフマン出演


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2 コメント

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こんばんは! (ヒロ之)
2013-04-08 01:04:53
割と観れるダークヒーロー映画でした。
アルバトロスなのでかなり不安はあったのですが、一応劇場公開しているだけの作りではありました。
蚊人間は吸血針という武器があるのが強みですよね。
あれが有る無いでは復讐方法も大分変わった事でしょうから。
それにしても主人公は容姿からして全て冴えない男でした。だから蚊人間の顔の気持ち悪さも仕方がないかとは思いますね。
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>ヒロ之さん (morkohsonimap )
2013-04-08 01:30:20
TB&コメントありがとうございます。

蚊男の造形がねぇ絶対蚊じゃないですよね
単なる化け物でしかなかった
そうですよね羽で飛ばしても良かったですね
蠅はとばなかったってそれを踏襲することはなかった

ってかお子様誕生で「モスキートマン2」製作ってとこまで蠅を踏襲してくれるとありがたいけど
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