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小林市長の演説会場に姿を現すアタリ少年と犬たち。
2018年・米20世紀フォックス。 監督:ウェス・アンダーソン。 セルBDにて視聴。
ウェス・アンダーソン監督のアニメ作品ということで期待して視聴。
『ファンタスティックMR.FOX』(2009)同様に面白かった....と言いたいところですが、
残念ながら、あれよりはちょっと落ちる感じですかね(^^;
でも彼の独特な個性が相変わらずに強く感じられて、観ていてとても面白かったのは確かです。
いまから20年後の日本。ここメガ崎市ではドッグ病が蔓延。
長年メガ崎市の市長をつとめてきた小林氏は、人間を感染から守るため犬を街から
排除する計画を進めていた。
現状でも片っぱしから野犬・飼犬を問わず捕まえてはゴミの島に移送していたが、
今回の市長選では対応を更にすすめて、捕まえた犬はすべて毒殺すると公約をぶち上げる。
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なぜそこまで”犬”を拒絶するのか、映画を観ていてちょっと理解に苦しむのだけど....
どうやら市長のそんな過激な姿勢は、影から入れ知恵する者がいるためのようなのだが。
犬の排除が、その者の利権に繋がるらしい様子なのだ。
しかし市長の養子・アタリ少年。彼は飼い犬のスポッツを探して単独でゴミの島へ向かう。
小林市長とは違い、犬だいすきな彼は立場は市長と真逆。
とうぜん市長に対して批判的だ。
それはともかく、アタリ君は苦労のすえに愛犬スポッツと再会。同時に大勢の犬たちと共に
市民集会場に押しかけて抗議行動を行う。そして....。
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<まあストーリーはさほど斬新ということでもないです。ただデイティールが独特で濃厚なので
それで魅せられてしまうパターンですね。
それだけに人によってこの作品には好き嫌いがありそうですね。
自分は面白いと感じましたが....。全編に妙な日本テイストが横溢しています。
アンダーソン監督(外人)から見たニッポンなのでしょうが、
なかなか奇妙な面白さを感じるのは確かですね(^^;
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