2017年・プロダクションI.G制作。 監督:神山健治。 WOWOWからの録画。
東京オリンピックが開催されようとしている2020年にこの物語は始まる。
岡山・倉敷市に住む森川父娘。
父モモタローは零細な自動車修理工場を細々と営み、高校生の娘ココネとともに
実直に暮らしている。
自動車に関しては非常に才能があるらしく、修理に持ち込まれた軽トラックに
自動運転システムを無償で積んでやったりする(^^;
それでいて修理代は2,000円プラス野菜一袋。それで生活できるのか?(^^;
機械製造業一辺倒の異世界(夢)。 姫は街の渋滞の様子をじっと見下ろしている。
ココネはもともと大の眠たがり屋、授業中でも構わず昼寝をかまして
教師に怒られたりしている。
しかし最近、夢の内容が妙に意味ありげになっていることに気づく。
眠るたびに異世界での自分は”姫”となって冒険する夢を見るようになる。
異世界ハートランド(夢)ではすべての人間が機械製造業に従事。
生産した自動車の多くは従業員が義務として購入しなければならない。
そのため街にはクルマが溢れかえっているが、更に一定期間ごとに買換えさえを
義務付けられている。
慢性的な交通渋滞の様子を高い場所からじっと見下ろしている姫。
姫は幽閉状態にある。彼女の魔法を封じるために。 大臣㊥。王㊨の前では従順だが腹の中は真黒だ。
姫は軟禁状態にある。彼女の魔法を封じるために。
常人と違ってなぜか魔法の能力をもって生まれてきた彼女。
彼女に魔法を使われては非常に都合の悪い者たちは、有ること無いことを
父王に告げ口して、釣り檻に幽閉させる。
朝。またあの夢を見てしまった。 モモタローに一声かけて高校へ。
例によって今朝もあの夢を見てしまう。なにか意味でも有るんだろうか。
ともかく急いで朝食の用意をして、父モモタローとともに摂る。
簡単に連絡事項を確認後、ココネは地元の高校へ登校。
街中が顔見知り。今日も元気に挨拶。 刑事に任意同行を求められるモモタロー。
いつものように元気に高校に向かうココネ。街中が顔見知り。
たまたまモモタローはその日、亡き妻の墓参りに。
そこを警察から任意同行を求められ、応じるがその理由がさっぱり分らない。
これは志島自動車社の渡辺専務が裏から画策したことだった。
本アニメでは、”志島自動車”は日本における自動車製造業の頂点に君臨する企業とされる。
志島自動車内では志島社長派と渡辺専務派に分かれて主導権を争っていた。
社は本年のオリンピックパレード時に社の重大事業として自動運転システムを
組み込んだクルマを華々しく披露する予定でいた。
が肝心のシステムはまだ完成していない。焦る社内。
そこで専務はモモタローの開発したプログラムに目をつけ、入手して
自分の手柄にしようと思いつく。
併せて地元の警察にうまく取り入って私設組織のごとく使ってやろうと画策。
その動きに気づいて社長派は対応を急ぐ。結末はさて?
このアニメを観て、二つの大きな疑問をもちました。
①自動運転システム=自分的にはこれは絶対に不可能だと感じます。
どんなに安全を考慮したとしても、現実には
カバーしきれない要素がありすぎます。
最近も米国でのこの種の実験中に事故死が出て
しまったと聞きます。
あくまで人間の補助、つまり道具以上のものは
不可能と思います。
②こうした自動運転システムをモモタローという”個人”が完成させた
という話はまったく受け入れられません。
もちろん基本的な部分は彼の妻(ココネの母親)が
つくったということなのですが、膨大な開発費用を
考えただけでも、言っちゃ悪いがヨタ話に近いです。
プログラムさえ書ければできるなどという安易な話
じゃないです。
ですから、①②に関しては。まったくのファンタジーとしてスルー。
他にもちょっと気になる部分はあるものの、それなりに楽しめる作品に
仕上がっていると思います。
キャラはなかなか魅力的だと感じました。重要ですソレ(^^;
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東京オリンピックが開催されようとしている2020年にこの物語は始まる。
岡山・倉敷市に住む森川父娘。
父モモタローは零細な自動車修理工場を細々と営み、高校生の娘ココネとともに
実直に暮らしている。
自動車に関しては非常に才能があるらしく、修理に持ち込まれた軽トラックに
自動運転システムを無償で積んでやったりする(^^;
それでいて修理代は2,000円プラス野菜一袋。それで生活できるのか?(^^;
機械製造業一辺倒の異世界(夢)。 姫は街の渋滞の様子をじっと見下ろしている。
ココネはもともと大の眠たがり屋、授業中でも構わず昼寝をかまして
教師に怒られたりしている。
しかし最近、夢の内容が妙に意味ありげになっていることに気づく。
眠るたびに異世界での自分は”姫”となって冒険する夢を見るようになる。
異世界ハートランド(夢)ではすべての人間が機械製造業に従事。
生産した自動車の多くは従業員が義務として購入しなければならない。
そのため街にはクルマが溢れかえっているが、更に一定期間ごとに買換えさえを
義務付けられている。
慢性的な交通渋滞の様子を高い場所からじっと見下ろしている姫。
姫は幽閉状態にある。彼女の魔法を封じるために。 大臣㊥。王㊨の前では従順だが腹の中は真黒だ。
姫は軟禁状態にある。彼女の魔法を封じるために。
常人と違ってなぜか魔法の能力をもって生まれてきた彼女。
彼女に魔法を使われては非常に都合の悪い者たちは、有ること無いことを
父王に告げ口して、釣り檻に幽閉させる。
朝。またあの夢を見てしまった。 モモタローに一声かけて高校へ。
例によって今朝もあの夢を見てしまう。なにか意味でも有るんだろうか。
ともかく急いで朝食の用意をして、父モモタローとともに摂る。
簡単に連絡事項を確認後、ココネは地元の高校へ登校。
街中が顔見知り。今日も元気に挨拶。 刑事に任意同行を求められるモモタロー。
いつものように元気に高校に向かうココネ。街中が顔見知り。
たまたまモモタローはその日、亡き妻の墓参りに。
そこを警察から任意同行を求められ、応じるがその理由がさっぱり分らない。
これは志島自動車社の渡辺専務が裏から画策したことだった。
本アニメでは、”志島自動車”は日本における自動車製造業の頂点に君臨する企業とされる。
志島自動車内では志島社長派と渡辺専務派に分かれて主導権を争っていた。
社は本年のオリンピックパレード時に社の重大事業として自動運転システムを
組み込んだクルマを華々しく披露する予定でいた。
が肝心のシステムはまだ完成していない。焦る社内。
そこで専務はモモタローの開発したプログラムに目をつけ、入手して
自分の手柄にしようと思いつく。
併せて地元の警察にうまく取り入って私設組織のごとく使ってやろうと画策。
その動きに気づいて社長派は対応を急ぐ。結末はさて?
このアニメを観て、二つの大きな疑問をもちました。
①自動運転システム=自分的にはこれは絶対に不可能だと感じます。
どんなに安全を考慮したとしても、現実には
カバーしきれない要素がありすぎます。
最近も米国でのこの種の実験中に事故死が出て
しまったと聞きます。
あくまで人間の補助、つまり道具以上のものは
不可能と思います。
②こうした自動運転システムをモモタローという”個人”が完成させた
という話はまったく受け入れられません。
もちろん基本的な部分は彼の妻(ココネの母親)が
つくったということなのですが、膨大な開発費用を
考えただけでも、言っちゃ悪いがヨタ話に近いです。
プログラムさえ書ければできるなどという安易な話
じゃないです。
ですから、①②に関しては。まったくのファンタジーとしてスルー。
他にもちょっと気になる部分はあるものの、それなりに楽しめる作品に
仕上がっていると思います。
キャラはなかなか魅力的だと感じました。重要ですソレ(^^;
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