みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

『アイアン・ジャイアント』 観ました。

2016-10-03 16:00:00 | 劇場用アニメ
1999年:米ワーナー。 監督:ブラッド・バード。 米BD盤にて視聴。
最初の劇場公開から、もう16~7年も経っているんですね。
当時買ったDVDはあまり画質が良くなくて、それほど観ることは無かったんですが。
劇場の再公開(日本では10/29)に合わせて、最近ようやく画質の良いBDが発売されました。
米盤ですし日本語収録の表記もなかったのですが、実際に再生してみると嬉しいことに
日本語が収録されていました。

 
地球を目指して”何か”がやってきた。       いつも元気なホーガース少年。

宇宙から何かが地球にやってきた。初めから地球を目指してやってきたのか、
それとも宇宙航行中にトラブルがあってたまたま地球に不時着したのか、それは分らない。
とにかく地球に到着したのは一体の巨大なロボットだった。

 
ペットを飼いたいがママは絶対反対。        森の中の変電所。確かこの辺りで気配がしたが?

ホーガース少年はママと二人で暮らしている。パパは朝鮮戦争で戦死。
生活のためママは一日の大半を町の食堂で忙しく働いている。
寂しいホーガース少年はペットをねだるが、ママは賛成してくれない。
息子の淋しさを解ってはいるものの、生きものを飼う責任を理解させるにはまだ早いと思っている。

 
送電線が絡みついて苦しむジャイアント。      ママは心配してホーガースを探しにきた。

家でテレビを観ていると急に映りが悪くなる。
屋根の上のアンテナを調べてみると、何かに「かじられた」ような怪しい形跡を発見。
ライフル銃に懐中電灯を括りつけ、犯人を見つけようと少年は家を出発。
森を抜け、しばらく歩くと変電所に行きあたる。”見当としてはこの辺なんだけどなあ。”
その時巨大な鉄のロボットが姿を現して、変電所の鉄塔を喰いはじめる。
だが送電線が絡みついて高圧電気に苦しむ巨大ロボット。
ホーガースは送電線のスイッチを切ってロボットを助ける。
それをきっかけにホーガースとロボットの間には友情がめばえ始める。

 
ホーガースとジャイアントは友だちになる。     破壊された変電所に政府の役人が調査にくる。

大きな”影”に漁船が沈められたり、あるいは変電所の鉄塔が何者かに
散々に喰い荒されるといったような怪事件がこのところ相次いでいる。
町でも何かと噂になっているが、真相はまだ解明されていない。
このために政府の役人マンズリー氏が、事件の調査のために町にやってくる。
調べた結果、どうもホーガース少年が何かを知っていそうだと、彼は見当をつけて....。
ラストは自己犠牲的で感動的とも言えますが、見かたによっては別の意見の方も
いるかもしれません。人の感じ方はさまざまですから。

 
BD盤の画質。                   DVD盤の画質。この小さな写真だと良く解らないかな?(^^;

以前のDVDから今回BDになって、画質は大きく改善されています。
画面全体の見通しが利いて、画面内でいま何が進行しているのかが良く解りますね。
DVDだと画質イマイチなので、その点が少々曖昧になっていた感じでした。
音質もかなり違いますね。少し低音が膨らんでいるかな、という感じもしますが
全体的には聴きやすい音調に生まれ変わっていると思います。
それと劇場公開版(1999)と今回のシグネチュア版(2016)がメニューで選べます。
まあ2分程度のシーンが追加されるだけで、そんなに大きな差はないんですけどね(^^;
あと米盤だと日本盤より可なり安く買えるので、個人的には米盤の方がお薦めです。
ただし国内盤は値段相応に豪華な?内容になってるので、そういうことを重視される人なら
国内盤もアリですね。
自分は本編さえ観れればそれで良いと考えるほうなので。