修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

みちのく珍道中

2013-10-25 | おでかけ
       

父方の伯父の葬儀に列席するため 栗駒山の麓まで出かけていました。
公休日と合わせて3,4日魔女山から離れていただけなのに 秋がグンッと深まった感があります。
台風27号が近づいているせいで 次第に雨脚が強まってきているし 続いて28号もやってくるようですね。

余談ですが 『 28号 』 で すぐに頭に浮かんだのは・・・・・・

     ♪ ビルのまちに ガオ~ 夜のハイウェーに ガオ~
       ダダダダダーンと たまがくる バババババーンと はれつする
       ビューンと 飛んでく 鉄人28号 ♪

白黒アニメをテレビでみていたのは幼稚園の頃だったような・・・・・『 鉄人28号 』 なんてテレビアニメ知ってます???

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さて 『 みちのく珍道中 』 は 実家の母(くそばばあ)からの電話・・・・・

       B子さん(亡き父の妹)から おじさんが亡くなったって電話があったけど どうする?
      どうするって じっさまのきょうだいだもの じっさまのかわりに行くにきまってるでしょ!

こんな会話から始まったのです。

このあと 同行する弟への連絡に始まり 新幹線やホテルの予約等 バタバタと手はずを整えて
母と電話で細かい打ち合わせをするのですが どうにも話がかみ合わないのです。
B夫おじの最近の様子を訊いても???? ご家族の様子を訊いても????

暫くしてようやくわかったのですが 亡くなったのがB夫叔父ではなく 父の実家A家のA夫伯父だったと云うことです。
母は 最初からA夫伯父(父の兄)のつもりで話していたのですが 当方がB夫叔父と思い込んでいたのです。
おっちょこちょいで早とちりの当方が悪いのはわかっていますが 「 B子さんからおじさんが亡くなったって・・・・」
と訊けば B子叔母のところのB夫叔父が亡くなったものと思いませんかぁ???
A家とB家は近く B夫叔父も癌で入退院を繰り返しているんですもの。(B夫叔父は 生きてましたぁ ごめんなさぁい!)

     

上の会話でわかるように お互いの意思疎通がなされていない母娘ですので 東京駅の新幹線乗り場で待ち合わせは
非常に不安だったので 実家に寄って母を連れて出かけて行きました。
ところが 初っ端から・・・・・

       荷物は少なくして動きやすくしなくっちゃね。

そういいながらせっせと バッグに詰めたり出したりを繰り返し 荷造りが出来たと云うので見ると
下着の替えと 化粧品の類が入っただけの小さなバッグひとつで 肝心の喪服は・・・・・
母の頭から すっぽり抜け落ちているんです。
新幹線だ ホテルだと云っているうちに 栗原(栗駒山麓)に行く目的が お弔いから家族旅行になってしまったようです。

荷物を手に実家を出て バス停に向かう母の足下を見れば・・・・・白いスニーカー。

      黒い靴は持ったの???
       荷物になるもの持ってないわよぉ
      白いスニーカーはダメ! 黒い靴を履いてきなさい! (←ローヒールのソフトな黒靴)

新幹線に乗れば乗ったで・・・・・・ はぁ~~~

ホテルにチェックインして身支度を整え セレモニーホールへ向かい 叔父や叔母たちの姿を見るや否や

       あらぁ みーんな歳とったわねぇ

等と 本人はコソッと小声で云ったつもりらしいが その呟きはしっかりと叔母たちの耳に届いているのです
慌てて弟と一緒に 挨拶をして話題を替えて・・・・・・もう くそばばあは黙っとれ

白木の御殿づくりで 遺影を菊の花で囲んだ祭壇を前に 母はココでも???な発言。

       A夫さんは クリスチャンだったのね

はぁ??? この祭壇のどこがクリスチャンなのか 母の呟きに首をかしげつつ理由を問えば

       だって ほらぁ オルガンがあって ホールの人が弾く準備をしてるじゃないの

いえいえ オルガンなんてありません! 通夜・告別式を進行するスッタフの台だったのです。
見当識障害が出始めたのか??? はたまた生来のボケなのか???

この調子で 東京に戻ってくるまで トンチンカン+失言・暴言の数々を連発してくれたおかげで
コチラは 頭を下げ 訂正し フォローしてまわることでクッタクタになりました。

帰りの新幹線車内で 「 また一緒に どこか旅行に行こうね 」 と云う ハイテンションのくそばばあを
完全無視した弟と当方だったのは云うまでもありません!

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