週末は、娘とともにアラモアナビーチをウォーキング(あ、その間、主人はワイキキまで走っておりました)。
その途中、オレンジ色のハウの花を見かけたので、例によって娘にレクチャー。「これは女神ハウメアの化身の花で~」と、クムフラ、フランク・ヒューエットさんから聞いた話をしたのですね(詳しくはこちら)。
「ハウメアは生まれ変わりや若返りの力を持っていて。この花も、最初は黄色、ついでオレンジ、最後に赤になるのよ」と話していたのですが…。娘が唐突に言いました。「…黄色の花は、オレンジや赤の花のことをどう思うのかな?」。なかなか突飛なコメントではありませんか?
つい「え? あなただったらどう思うの? おばさんやおばあさんを見て年は取りたくないな~とか思っているんじゃないの?」と、人間の話に切り替えて問うた私に、娘はまた話をハウの花に戻して言ったのでした。「ううん、そんなこと思わないと思う。オレンジの花にも赤い花にも、黄色の花とはまた違った美しさがあるもの」。
う~ん、若い娘にしては、なかなかディープな考察ですね。つまりこれは、年を取ってもその年代ごとの美しさがある、ということ。嬉しいことを言ってくれるではありませんか(←深読みのしすぎ?)。
…神話をはさんで思いがけなく娘と深い話を交わし、嬉しくなった週末の海散歩。その後の朝食もふだんよりいっそう楽しいものになりました。
今年の1月のブログに載せられていた、オレンジ色のハウの花、スクショして大切に保存してあります。ハウメアの神話は、大好きなお話の一つです。
それにしても、素敵な朝のウォーキング・タイムになりましたね。きっと、感受性が強くて視野の広い娘さんなのだろうな〜と感じました。もし自分の子供からそんな言葉を聞いたら、私だったら「私の子育ては大成功だった!!」と大喜びして、吹聴してまわりたくなるかもです(笑)
なんとも嬉しいお言葉を有難うございます!
実際、私も娘のディープで優しい考察が嬉しくなって、こうしてブログにまで書いてしまった次第。子育て成功、かどうかはわかりませんが…。
何より、いつもは興味を示さない私の神話のウンチクに、耳を傾けてくれたのも嬉しかったです。