ぼやぼやしていると、なんだかあっという間に時間が経ってしまいますね。ぼやぼや…はしていたのですが、最近は同時にくさくさもしていて。今手がけている仕事の段取りがなかなか進まず、足止め状態で焦ってしまった1週間でした。
そんななか、久々にアラモアナビーチで(足まで)海に浸ったら、ものすご~く気持ちよくて。肉体的にもなのですが、魂レベルでも気持ちがよくて、気分が晴ればれとしました。穏やかで海の底まで100%透明な海をじゃぶじゃぶ歩きながら、なんだか瞑想でもしているかのように心が落ち着くのを感じたのです。
「うまくいかないことはあっても、こんな澄みきった海にほんの10分でこれる環境にいるなんて、なんて素晴らしい人生! ハワイ暮らしの幸せを忘れないようにね!」と、心のなかで自分に檄を飛ばした私でした。
…そうなんです。ハワイ暮らしが30年にもなると美しい楽園の光景が当たり前のものになってしまい、海にも山にも滝にもでかけなくなって。なんとももったいないですよね~。もっとハワイらしさを満喫しなければ、罰が当たるというものです。
が、日本生まれの私でさえこうなのですから、ハワイ生まれの人たちは本当に島の美に無頓着。…ある時、娘に聞いてみたのです。「ねえ、海を見てきれいだなって思う?」。娘が答えて言いました。「う~ん、別に?」。生まれた時からこの海に囲まれて生きているので、とりたてて美しいとは思わないのですって。ガーン!
娘はこんなことも言っていました。大学時代、1年間ほど日本に留学していた娘。その時も、周りのみんなが「見て~! すっごい綺麗な夕焼け!」「わあ~!」など感激してバシャバシャ写真を撮っていても、「ハワイではこんな夕焼け、いつもだヨ」などと思っていたのだそうです。憎い!
ですが留学から帰って1年ぶりにハワイの海を見た時には、さすがにそのエメラルドグリーンの海の美しさに見とれたとか。そして娘がリクエストしたのが、どこかの海辺のレストランで朝食が食べたい…ということでした。これぞザ・ハワイともいうべき体験ですからね。
…まあ人生いろいろですが、あまり深く考えず、この週末もまたアラモアナビーチでリフレッシュしてこようと思います。暑い日々ですが、貝殻拾いも再開したいですー。