いよいよ大相撲、九州場所が始まりましたね! が、昨日は応援している高景勝と栃ノ心が負けてしまい、ガックリでした…。
さて、TVを観ながら、9月、国技館で東京場所を観た際、そのロビーで面白い展示を観たことを思い出しました。相撲や力比べの起源とされる神話を示した、冒頭の絵がそれ。古事記に記されている「国譲り」というお話です。
解説によると、大昔(神話時代ですね)、天照大神が大国主命に、今でいう日本(当時の名は葦原中国)を譲ってほしいと言ったそうな。ですが大国主命が断ったので、天照大神はいろいろな使者を大国主命に送り、最後に建御雷神を派遣したところ、大国主命の息子である建御名方神と力比べすることになりました。
力比べは島根県出雲の浜辺で行われ、結局、建御雷神が勝利。その結果、平和裏に国譲りが行われた…ということです(解説は非常にザックリ、まとめられていました。本当はもっと込みいったお話です)。
さらにそこには、この話は「大和朝廷による国家統一の過程を神話にしたと思われます」との一文も…。
…その一文を読んで、妙に感じ入ってしまった私。そうなのですよね。私も常々思うのです。神話というのは全くのファンタジーではなく、ある程度の史実が反映されているもの。歴史を物語風に仕立てたものが、神話だったりするのですよね。「神話も歴史の一部」、これ、私の信条です。
そんなわけで、この説明書きを読み、それって日本神話もハワイ神話も同じことなのだな~と改めて実感。神話ってホント、奥が深いですネ。
だから神話のお勉強はやめられません。特に最近、「神話づいて」おります。