今回の日本では、いつもゆっくりと訪れる鎌倉に、20分ぐらいしかいられなかったのが残念でした。行くことは行ったのですが、鶴岡八幡宮にお札を返し、新しいものを買っただけ…。おまけに雨がひどかったので、お御籤を引く余裕もありませんでした。
2年前の帰国では、高校時代の友人Yちゃんと2人で八幡宮の界隈を散策して、とても楽しかったのですが。その際、思いがけず鳥肌の立つ経験をした私達。ハワイの不思議話ではないですが、今日は、2年前の鎌倉での出来事を皆さんにシェアしたいと思います。
2年前のその朝、八幡宮を後にした私達は、近くに源頼朝の墓があることを知って、行ってみることにしました。徒歩で15分くらいだったかしら? 頼朝の墓があるという、小さな白旗神社のある小高い丘の前に到着しました。ですが。石段の上にはためく白旗と丘を見たとたん、なぜか私はゾ~ッとしたのです。
「なんかコワイ」。つい呟いた私を、Yちゃんが戸惑いの様子で見つめました。それでも、「なんだか今、一瞬ゾッとしちゃった。でも行こう!」と私。
…その時、別に深い理由があってコワイと言ったわけではないのですが、そういう私を、Yちゃんが引きとめます。「ジュン、ジュンがそういう風に感じるなら、行くのやめよう」。「大丈夫よ、Yちゃん。私、霊感なんてゼロなんだから。ただそういう話が好きなだけで…」「ううん、やっぱりやめよう。私も行きたくない」。そういうYちゃんの顔が、心なしか青ざめています。
そんなやりとりをしているうちに、何だか私もさらに怖くなってきました。気がつくと鳥肌まで立っています。そこで結局、再び鶴岡八幡宮に戻ることに。そう決めて白旗神社のある丘を見上げると、丘全体がコワイ雰囲気で。…丘の下には小さな公園があり、幼稚園帰りの児童がたくさん遊んでいました。「こんなとこに公園なんてあっちゃイケナイ」。なぜかそんなことを感じた私です。
その後私は、頼朝って変な死に方をしたのかしら? と思い調べてみましたが、別にそういうこともなく。馬から落ちて死んだとのことで、ひどく恨みを残すような死でもなかったようです。なのでこの一件についてはわけがわからなかったのですが、その後、ある鎌倉の歴史&史跡の本を読んでいて愕然!
くだんの(なぜか怖かった)白旗神社は、頼朝法華堂の跡地に立っているのですが…(そのため、そこに頼朝の墓があります)。頼朝法華堂というのは、北条氏と対立し、追い詰められていた鎌倉の豪族、三浦氏一族が立て篭もり、1247年に一族郎党、自決した場所なのでした。
なんでも三浦一族、生き残った全兵力がその法華堂に集結し、その数は御家人だけでも260人余り。郎党を含めれば1000人近くがそこにいた、と言われており(新人物文庫「もっと行きたい鎌倉・歴史散歩」より)。その全員が法華堂で、自刃して果てたのだそうです。しかも当主の弟、三浦光村は、自分の首を上げられないよう身元を隠すため、自ら鼻をそいで死んだという…。世にいう宝治合戦の顛末です。
三浦といえば、神奈川県では三浦市、三浦海岸、三浦半島と、あちこちにその名が残っています。もちろん、私も三浦という地名は知っていましたが、豪族の名の名残だったんですね(無知な私)。頼朝法華堂は、その三浦一族の滅亡の地だったわけです。法華堂はもう、残ってはいませんが…。
そんなこととは露知らず、でもなぜかその地を見てゾ~ッとした私達。案外、霊感ゼロというわけでもないのかも? …と言いつつ、もしもYちゃんに止められていなかったら、私はきっとあの石段を、登って行ったことでしょう。
古都、鎌倉には、こういった話がいっぱいありますよね。京都・奈良もしかり。ああ、もしも私がハワイに引っ越していなかったら。そしてどこかの出版社に勤めていたら。古都の不思議話シリーズとして、「鎌倉の不思議なお話」「京都の不思議なお話」なんて作っていたカモしれません。どなたか日本で、拙著「ハワイの不思議なお話」の日本版を作ってみませんか? 歴史・文化もしっかり含めて…。
日本での休暇直後なので、ついこんなことばかり考えちゃいました。
(写真は2年前に訪れた長谷寺です)
じゅんさんこんにちわ♪
実はワタシも鎌倉でコワイ事聞いたんです!
家の先祖は平家側だったそうなのです★
なので敵視されているのかも知れませんが(笑)、ちょっと疲れやすいのはあるようです。でも鎌倉好きなので、じゅんさんのように長谷寺とかよく行きますよ!リスペクトする気持ちを持って行くようには気をつけてます。
今は紫陽花がキレイです。
のりよさんも鎌倉が好きですか?
そうですよね、今はアジサイが綺麗でしょうねえ!
ああ、ゆっくり行きたかったなあ。
そして鎌倉といえば源氏ゆかりの地ですね。
平家の子孫が訪れると、もやもやがある…。考えてもみなかったです。
いずれにしろ、古都=昔の戦場が点在って感じですから、いろいろな話があるでしょうね。
そういう所って絶対何かしらありますよね。
私はさほどではないのですが私よりも強く感じるかみさんは
お城とかがダメなようです。松本城に行った時もずっと話し掛けられてる感じが取れず、
会津の鶴ケ城では白虎隊の絵が掛けられてるんですがその絵にずっと見られて、話し掛けられてる感じが抜けず、
もう2度とお城には行かないと言っております。
あと、関東のパワースポットとして有名な鹿島神宮は奥の宮に入る入り口を入った途端に空気感が変わるのが
感じられます。
温度がスッと数度下がったという感じが一番ピッタリした感じですかね。
出てくるとやはり数度上る感じがします。不思議な門です。
奥様は、霊的に敏感な方なのですね~。幸か不幸か…。
お城、というのは考えても見なかったですが、それはいろいろな歴史のある場所ですから、怖い話もたんまりでしょうね…。
絵の中の女性に憑いてこられて…みたいな怖い体験談、私もまた、聞いたことがありますよ。
やはり、念のこもるものってあるのでしょうね。絵とか…。
あと鹿島神宮! どこにあるのでしょうか。空気がひんやりするのですね?
その門は、何と何を分けているのでしょうね…。
怖いけれど、体験してみたいカモしれません。
いただきます たしかに鎌倉は
場所によってはかなり時間が
止まってる場所があるような
気がします そこが良いとも
怖いともいえます。
私が聞いた話は
江ノ電鎌倉駅に女子中学生の
幽霊が出ると言われてます
その娘は鉄道マニアや
江ノ電の運転士にも目撃証言が
あります この土地には
何かあるのでしょうか?
江ノ電鎌倉駅ですが…。
構内? それとも線路内(コワッ!)にお出ましになるのかしら。
運転士さんまで見ているなら、きっと本物でしょうね...。
鎌倉は戦場がたくさんあるますから、霊が霊を呼ぶというか、いろいろ現代版の怖いことも起こる地なのでしょう。
私の知り合いの住職さんは、鎌倉では僕は歩かずタクシーに乗る、とおっしゃっていました…。
駅構内ですホームのトイレがある場所当たりに
立っているの見たと聞いて
います。
表情は悲しそうでも 恐ろしい
でもなく気づくと
居なくなっているとの事
です
すみません住んでいる所
藤沢です
では
駅構内のトイレ、ですね!
情報有難うございます!
近寄らないようにします…。
怖くも悲しい感じではないけれど、いつの間にか消えている...。
そこ、ポイントかもしれませんね。
うちの近所のハワイシアターにも、ひっそりそこにいるけれど、いつの間にか消えている...という男性の霊の目撃談が多いんですよ。
したものです
こう言う話があっても
江ノ電自体とっても素敵な
古い鉄道会社ですよね
とくに私が好きなところ
は和田塚駅のホームから
カーブをやってくる電車
あれが一番好きな光景です
とくに四両で走ってくる
姿がとっても可愛らしくて
何だか「十両以上で走る電車にはまけないぞ」と
言ってるみたいで
あ、すみません
鉄道や飛行機とか船(軍艦)
好きなもので 鉄道は小さな頃からです
こんな話したあとでなんですけど
では
ちなみにその女子中学生の
娘 セーラー服姿だったそうです