昨日からハワイは、ディズニーからの嬉しい話題で持ちきり。来年11月公開予定のアニメ映画「モアナ」の主人公役(モアナ)の声優に、若干14歳のハワイの女のコが抜擢されたからです。今朝の新聞でも一面に大きく紹介されていました。
ハワイアンの子弟だけが通える名門校、カメハメハスクールに通うアウリイちゃん14歳がその人(上の写真の女の子です)。素晴らしいソプラノシンガーでもあるそうです。
なぜハワイの人がこんなに喜んでいるかというと…。「モアナ」はポリネシア人の女の子の物語とされていて、ハワイとは限定はされていませんが、ま、私たちはハワイの物語とみなしています。その主役に声に、しっかりハワイ(ほかのポリネシアンでもOKですが)の子がキャスティングされたのが嬉しかったわけです。
というのは2009年にリリースされた映画「カイウラニ王女」では、ハワイで敬愛されるカイウラニ王女役が、なんとペルー人の女優でした! さらに今年公開された映画「ALOHA」では、主要な役にハワイアンが一人も配役されませんでした! 「それで何が『ALOHA』だ!」と、この映画はハワイでかなり批判されたものです。「カイウラニ王女」の評判もさんざんでした。
そんなわけで、今回はモアナ役にハワイからアウリイちゃんが抜擢されたことが、本当に嬉しかったんですね。ハワイ的には。
ちなみに、上のイラストでモアナの横に立っているのは、半神半人マウイです。マウイはハワイを含めポリネシアの英雄的な神様。人間のために成しとげた数々の偉業で知られていますが、なんかこのマウイ、私のイメージとずいぶん違う…。マウイってもっと凛々しく筋肉質なハンサムさんを想像していましたが、これだとただのデブみたいな(失礼!)。夫も、「なんかこのマウイ、モンスターみたいだな」。
ちなみにマウイの声は、これまたハワイ出身の俳優、ロックことドゥウェイン・ジョンソンが担当します。これも嬉しいことですネ!
前回のレポートにコメントがまた反映されてなかったので再送しておきます。この分は大丈夫か?
またコメントが消えてしまったよう。申し訳ありません!
この件、ブログの主宰会社に連絡しました。もし解決策が提示されたら、ご連絡しますね。
さて小さな女の子の物語は、「リロ&スティッチ」ですね。ハワイでも好評でした。
でもこのマウイは、ハワイでは反感を呼びそう…。どうも英雄のイメージとは違います。
カカアコの記事ですが、ハイ、カカアコでは昨今、犯罪が続発していて、ホームレス村撤廃作戦が進行中です。
この話題はまた今度、触れたいと思います~。