釣りの成果ならぬ海のチョウカいろいろ。
待ち人来たりての仕事を終え、夜分サロンに着けば
賑々しい集い仲間から『東京ばな奈』の頂き物。
翌朝、今期の見納めに佐久島に向かえば
高潮時岸壁に打ち上げられたスナメリの無残な姿。
目を移せば暗礁に乗り上げた小型ボートが
必死で脱出を試みている。
小春日和の小道、
空腹で飛び込んだ“海”食堂で大アサリ丼。
海岸端には嵐で流れ着いた流木がわんさか。
マリーナに帰着すれば今度は“浦村ツァー”yacht友からの
お土産シェル牡蠣。
潮の香りのしみ込んだ、
慈愛あふれる葛篭(つづら)を抱えて
帰路の途につく。(R)