北風 ふきあれる岬を
ぐるっと 南に進路をとり
岬めぐりのドライブ
1987年と 2008年に訪れた
想い出多き 伊良湖ビューホテルを過ぎ
再び眼下に見えるは 太平洋を望む
遠州灘
砂浜は ここから 延々と52キロも
浜松まで続くのだそう
なんとも あっぱれな 景色に
見惚れながら 砂地を ざくざく歩き
伊良湖岬の名所
日出の石門(ひいのせきもん)に
見れば 先ほど 水道を通過していた貨物船が
南へ南へと遠ざかっていきます
ごろごろ転がる 大岩小岩を伝い歩き
一足 一歩 ずつ 海に近づきます
岩場の段差に 日ごろの運動不足を感じながらも
強欲に真際にまで迫り 堪能
その 希少な海岸風景を前に
去りがたき心から
朝食の残り、持ち合わせ食材での
テキトー ランチとなりました
大アサリや海鮮丼を期待していた
ツレアイはがっくり・・・
キラキラ光る 海原景色が御馳走になった
ワタクシは 大満足
真っ蒼な空に のぼった太陽の光が
そこそこ暖かく
太平洋に向かった南側のここは
港までの 北風とは違って
暴れる風も吹かず 心地よし
次の目的地 赤羽根 の 「道の駅」へ
サーファーのメッカも ひと影 まばら
田原の 3つ目の「道の駅」を経由し
渥美半島周遊を終えました
先々で 目に映る景色に驚かされたのは
海の色も さることながら
沿道に植えられた ヤシの木の多さと
平坦に広がる 畑の あおみどりの広さ
地面に横たわる 長くおおきな温室の数
田原は キャベツとメロン、
そして電照菊の 名産地
太平洋と三河湾のあいだを
グイッと腕のように長くのばした半島
季節を替えて
またいつの日か
のんびり訪れたい気がいたします