【俺は好きなんだよ】第1269回は、『紅海リゾート -奇跡の救出計画- 』(2019)
原題は、『THE RED SEA DIVING RESORT』。
『紅海ダイビング・リゾート』。
製作国:アメリカ
上映時間:130分
スタッフ。
監督:ギデオン・ラフ
製作:アレクサンドラ・ミルチャン、ギデオン・ラフ、アーロン・L・ギルバート
製作総指揮:フィリップ・ウェイリー、スティーヴン・ティボー、ブレンダ・ギルバート、ジェイソン・クロース、アンディ・ポラック、アレックス・ルボヴィッチ、スティーヴ・ポンス、ユダ・ドロン、ティム・ダテルス、デヴィッド・ジェンドロン、アリ・ジャザイェリ、デヴィッド・コス、ジョン・フリードバーグ、リュウェリン・ラドリー
脚本:ギデオン・ラフ
撮影:ロベルト・シェイファー
プロダクションデザイン:ジェフ・マン
衣装デザイン:ルース・マイヤーズ
編集:ティム・スクワイアズ
キャスティング:メアリー・ヴァーニュー
音楽:マイケル・ダナ
音楽監修:ランドール・ポスター
出演。
クリス・エヴァンス (アリ・レヴィンソン)
ヘイリー・ベネット (レイチェル・ライター)
アレッサンドロ・ニヴォラ (サミー・ナヴォン)
マイケル・ケネス・ウィリアムズ (カベデ・ビムロ)
ミキール・ハースマン (ジェイク)
アレックス・ハッセル (マックス・ローズ )
マイク・イヴァニール (バラック・アイザックス)
クリス・チョーク (アブデル・アフマド大佐 )
グレッグ・キニア (ウォルトン・ボーウェン)
ベン・キングズレー (イーサン・レヴィン)
アローナ・タル (サラ・レヴィンソン)
ダニー・キーオ(ウェイス)
ザボ・ボパペ(マディッボ)
アヴィヴァ・ネグセ(ゲネット)
物語。
1980年代、内戦が激化の一途をたどるエチオピア。
モサドに所属するアリは、スーダンの難民キャンプに逃れたエチオピア系ユダヤ人を国外脱出させるため、ある計画を思いつく。
それは、廃業したリゾートホテルを借りて偽ホテルを経営し、観光営業を隠れ蓑に難民たちを海路でイスラエルへ送るというものだった。
イスラエルの諜報部がリゾートホテルを経営し、難民救出ミッションに挑むスリラー。
イスラエルの諜報特務庁モサドがスーダンの難民キャンプから数千人のエチオピア系ユダヤ人を救出した実際に行われたモーセ作戦を題材に描く。
ドラマ『HOMELAND』のオリジナル版のドラマ『Prisoners of War』で知られるイスラエル出身のギデオン・ラフが監督・脚本を手がけた。
『キャプテン・アメリカ』シリーズのクリス・エバンスが主演を務め、『それでも夜は明ける』のマイケル・ケネス・ウィリアムズ、『マグニフィセント・セブン』のヘイリー・ベネット、『リトル・ミス・サンシャイン』のグレッグ・キニア、『ガンジー』のベン・キングズレーが共演。
Netflixで配信
リアルスパイのスキルの凄さを楽しむ。
フックの面白さはそんなにはなく、救出ミッションのサスペンスがメイン。
キャラクターの描写は甘く、4人がなんとか描かれる程度ではありますが。
1980年代にユダヤ人をスーダン難民キャンプからイスラエルに秘密裏に逃したモーセ作戦の実話をベースにしている。
モーセ作戦はスーダンの1984年から1985年までにホテル経営を隠れ蓑にするなどして行った難民キャンプから難民救出作戦で、約8000人を救出したという。
映画作り偽装での救出作戦の『アルゴ』や映画作り偽装での組織壊滅作戦の『ラスト・ショット』なんかもありましたね。
実話の重みはさささっとすっ飛ばされるから連続ドラマだったら、全然違ったかもね。
それでも、豪華キャストで画面に花があるのが流石。
気軽にみられるミッションものでござんす。
ネタバレ。
もう一つの作戦もヨシュア作戦もベースになっている。
ヨシュア作戦はモーセ作戦で救出出来なかった難民キャンプのユダヤ人たちを救出するための作戦だが、100人のアメリカ合衆国上院議員全員が署名してレーガン大統領へ請願した事で実現したもの。
もちろん、かなりの脚色が加えられている。
黒人のユダヤ人は世界に一定数がいて、ブラック・ジューという。
ユダヤ教徒の黒人も含む。
有名人では、リトル・リチャード、スラッシュ、レニー・クラヴィッツ、ラシダ・ジョーンズなどがいるそうです。
モーセ作戦の名前通り、アリ・レヴィンソンはモーセってことです。