菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

クククの苦の位置日記 その16

2011年01月07日 08時59分54秒 | 創作捜索日記
年も明けて、ぼちぼち仕上げも進行中。

ディレクターズ・カットは8割。
来週のプロデューサー試写のために、磨き中。


撮影はやっぱ素材づくりだと思うのは、編集は音が重要だからよね。
映画がサイレントからトーキーになったのは、革命だったんだな、と。
今も多くの映画が、サイレントを目指したくなるのも、そのためだと思う。
なにしろ、音はイメージをふくらますけど、ちょっとイメージに寄り過ぎだものね。
イメージを固定しちゃうから。
イメージを膨らませるンら、音だけにした方がいいくらいだ、とすら思う。

でも、音は編集中には入らないのよね。
まぁ、パソコン編集なので、どんどん入れていけるのだけど。

現代の映画は、映像と編集と映像効果と音楽と効果音が分かちがたく融合してこそですものね。
コンピューターでいろいろ加えることもできるから、どこに映画としての芯があるのか、問われるわけです。

そこがまだ入ってない映画を見てもらうのは、怖いよね。

特殊なジャンル映画は、また効果音が現実音じゃないから、なかなか難しいしなぁ。

映像効果に合わせて、音楽効果をどこまで入れるか、アニメ的な方向性にしたいとはいえ、やりすぎると浮くしなぁ。
といいつつ、今回はそういう効果をかなり入れるイメージで撮ってるから、そこが過剰になりすぎるギリギリを調整しないとな。


そういえば、マーティン・スコセッシは、「編集を勉強したければ、消音して映画を見てみるといい」と言ってたもんなぁ。
まぁ、スコセッシは、編集にかなりの時間、9か月とかけるんだよなぁ。





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