年末に日本の次期主力戦闘機がF-35ライトニングⅡに決まったとの報道がありました。
まるで戦闘妖精”雪風”のようなアビオニクス(航空電子機器)の権化であり、
ステルス性にもすぐれ(対抗馬の1機でもあったF-18の1/10程度の大きさにしかレーダーに写らないらしいです。)、
最大90度もの方向可変式のベクタード・ノズルで格闘性も良い。
詳細は下の本に ♪
書名 :次世代戦闘機F-35ライトニング2
著者名 :ジェラール・ケイスパー/著 , 石川潤一/編訳
要旨(BOOK):日本の次期戦闘機候補に急浮上!第5世代ステルス機の全てを初公開!3000機を超える需要―前代未聞のビッグプロジェクト。
なので まぁ 順当ではあります。
が...
NETなどでの意見を見ると、なんか賛否両論...
YAYA的にも、やっぱりラプターと比べてしまい、なんかイマイチ萌えない...
といいながら
1/72スケールのプラモなんてのも、もってますが...
MADE IN ITALY ♪
そもそもこの機体は空軍用のA型、短距離離着陸型のB型、海軍用のC型と、かなり性格の異なる用途をムリヤリこなす為に、なんか いろいろ詰め込み過ぎなような気がします。
外観も(実際は戦闘力すごいんでしょうけど)あまり強そうにみえない...
それに開発に後乗りしたり、ブラックボックスの問題もあるので、日本でどこまで技術的に使いこなせるのか...なんてのも少し気がかり。
まぁ
逆に技術的な情報の開示がなかったので、自衛隊のF2はF16と一見、似てるけど実は100%国産だったり...なんてことがF35でもありえるのかも。
わからないけど...
あと聞いた話だと、ステルス機の表面処理には某日本メーカーの技術が使われているとの噂。
また
F35の脱出シートはロシアの技術だし
実は
もう米国製、国産の境界は限りなく混沌としているような。
YAYA的には...
ロシア製スホーイ T-50 (次期ロシアの主力機でラプターみたいなやつ)に国産アビオニクスのテンコ盛りなんてのがステキっぽいですが ♪
ムリだろうけど...
しかし
今時の軍事状況をこの本なんかで読むと
書名 :図説 アメリカ空軍の次世代航空宇宙兵器
副書名 :Global force汎地球戦力ロードマップ2006-25
著者名 :河津幸英/著
目次(BOOK):米空軍改革&エア・スペリオリティ戦闘機;二〇二〇年の宇宙戦争に勝つ軍事衛星&宇宙兵器;空と陸の敵を暴くマルチセンサー有人・無人偵察機;ステルス空中艦隊&戦闘爆撃機;新旧混合のグローバル・アタック攻撃機
要旨(BOOK):世界最強の汎地球遠征能力!航空機5800機、兵力50万人の空軍力のトランスフォーメーションとは。
現代の航空戦はもう機体の戦闘能力がどうのこうの...というよりは
インテリジェンス・テクノロジーを駆使した膨大な情報が飛び交う中で、敵機が見えないうちにミサイル発射するような世界...
しかも 次の本にあるように
有人戦闘機の必要性自体がすでにどうなのよ? って気もします。
書名 :ロボット兵士の戦争
著者名 :P.W.シンガー/著 , 小林由香利/訳
目次(BOOK):序文 なぜロボットと戦争の本なのか;第1部 私たちが生み出している変化(はじめに―ロボット戦争の光景;ロボット略史―スマート爆弾とノーマ・ジーンと排泄するアヒル;ロボット入門;無限を超えて―指数関数的急増傾向の力 ほか);第2部 変化がもたらすもの(軍事における革命(RMA)―ネットワーク中心の戦争要旨(BOOK):クリックひとつで戦闘準備完了。ハイテクは、戦争のスタイルを根本から変えた。今後、技術開発はどこへ向かい、人類にどんな影響をもたらすのか。軍、産業、政治、それぞれの思惑が複雑にからみ合う現状と、新しい戦争がつくり出す難問の数々を、安全保障問題の専門家が初めて明らかにする。
なんか
イラクやアフガニスタンでの実戦の状況をみれば...
プレデターとかの無人機の方が、有人機よりも圧倒的に高い戦果あげてるし。
次の本でもそこらへんの情報たくさん ♪
書名 :戦うコンピュータ 2011 戦場のIT革命いま、そこにある未来戦
著者名 :井上孝司/著
目次(BOOK):第1章 軍用ITと軍事革命;第2章 コンピュータとウェポン・システム;第3章 兵器のIT化とウェポン・システム開発事情;第4章 軍用ITを支えるコンピュータと関連技術;第5章 軍用ITと無人ヴィークル;第6章 軍用ITを支える通信技術;第7章 データリンクと情報共有をめぐるあれこれ;第8章 コンピユータとC4ISRとネットワーク;第9章 ネットワーク中心戦と指揮統制システム 要旨(BOOK):陸海空の無人ヴィークルから、個人用携帯デバイスまで21世紀の戦争を変えた“軍事革命”のハードとソフトを徹底検証。
単機で戦うというよりも、もうワイヤードしまくりで、先の本紹介に出てきた”エイダ”によりインテリジェントにコントロールされる、まるで”スカイネット”。
パイロットもシステムに組み込まれたパーツみたいな...
実際に戦場で戦っている人たちからは、「なんか偉い人たちが高価なおもちゃでするシミュレーションプレイにはまっているんじゃないか?」 という声もでてるようです。
いずれにしても
先の大戦のころみたいな空戦はもう無いのかも...
そんな昔の航空戦についてなら次の本
書名 :ノモンハン航空戦全史
著者名 :ディミタール・ネディアルコフ/著 , 源田孝/監訳・解説
要旨(BOOK):ブルガリア空軍の現役のパイロットがソ連側の資料に基づいてまとめたノモンハン航空戦の記録。原著に掲載された写真・イラスト・地図96点をすべて掲載。
ノモンハンの頃なんて、空中戦で決着付かなかったから...
地上に降りて刀で切りかかったなんて”紅の豚”のような逸話も...
我が家は主力戦闘マシンがイロイロとたくさんあるので...たいへんです。
王滝用はカーボンなのが欲しいです...
買えないけど、いろいろなメーカーのサイトを彷徨ってます。