それは まだスズカ・ロードレースが正回りで開催されていたころ...
300人以上でスタートした集団も、最終回になると先頭集団は10数人に...
130Rの立ち上がりで2人がアタックかけたので追いかけて...
シケインで抜いて、立ち上がると...
ゴールまで続くメインストレートにはだれもいない...
ギヤをトップにたたき込むと...
ネオ東京のアキラのように封印された...
もう一人の自分が開放される
な
あの頃を思い出すと、今でも心拍数が30くらい上がります。
エンデュランスやヒルクライムやシクロクロスもいいですが
理性がふっとぶマスドロードのゴール勝負が
エクスタシー感的には一番のように思います。
(でも 理性飛ばしてたら勝てないけど...)
そんなエクスタシー感が思いっきり堪能できる 弱虫ペダル27巻 が発売されました!
19巻に渡って戦われたインターハイ編がやっと決着!
最終ステージの最後は頂上ゴール!
舞台は ふじあざみライン
距離11.4km、標高差1200m、平均勾配10%、最大勾配22%!
関東の自転車海苔なら知らぬ者のいない最強の激坂!
そこで繰り広げられるクライマー達の激闘!
YAYA的に思うに、この作品のすばらしいところは
主人公達のひたすら前進するという圧倒的なモーティブ!
それぞれが持っている様々な深いカルマをライバルを媒体にしながら...
前に進むという行為をフォアーナイン的な純粋さに変換させていく...
ローディ的には突っ込みどころはたくさんありますが、そんな硬質な熱情が大好きです!
特に24巻以降の総力戦的な1ページも気のぬけない、すさまじいバトルには
スズカのころの あの熱情がちょっと思い出させられて...
魂が震えました。
ちなみに
作者の渡辺航さんは王滝にも出場されてます ♪
王滝編も書いてくれないかな ♪
さらに
こんどTVアニメ化されます!