Monkey-ATAX

北米に生息する伝説の獣人 ビッグフット を追い求め、いろいろ活動しています。

アンダー・ザ・ドーム

2012-02-28 22:20:04 | 

書名   :アンダー・ザ・ドーム                                               
著者名  :スティーブン・キング/著 , 白石朗/訳                                
原書名  :Under the dome./の翻訳                               
要旨   :メイン州の小さな町チェスターズミル。人口およそ二〇〇〇人。その町は突如、透明の障壁に囲まれた。上方は高空に達し、下方は地下深くまで及ぶ。“ドーム”と呼ばれるようになった障壁は、わずかな空気と水と電波を通すのみ。パニックのなかで、命を落とす者が連続する。そこで動き出すのは町を牛耳る男ビッグ・ジム・レニー。警察力を掌握したビッグ・ジムは混乱に乗じて恐怖政治を開始した。“ドーム”のなかで一触即発の内圧が高まりはじめる―。アクセル踏みっぱなしの小説を書く―そう決意して、“恐怖の帝王”キングが、その才能と筆力のすべテを恐怖と緊迫のために叩き込み、全一四〇〇ページを一気に駆け抜ける。巨匠の新たなる代表作、誕生。

 

スティーブン・キング様の最新作 ♪

 

YAYA的にはキング様の作品は大好きなのですが...

あの長さには、いつもちょっと困ってます...

 

本作はキング様の著作の中では3番目に長い作品ですが...

上下巻合計で1400ページ近く...しかも1ページ上下2段...

洋物によくある 「主な登場人物」 のリストが60人(犬3匹含む)...

長かった...

 

本作は1976年に書き始めたそうですが...

密閉された”ドーム”内の生態系や気象に及ぼす影響が、よくわからなかったので一時休止...

2007年から執筆を再開したそうです。

 

なので

ドーム内の状況はかなり、緻密に描かれてて...

後半の大○○の後の迫力は実にリアルです !

 

各キャラクターの造型はさすがにキング様で実にみごとですが...

特に

井の中の蛙的な小さな王であることを病的に愛する”ビッグ・ジム”の見事なまでの姑息さ や

ドラッグマニアのフィルとアンディ(町政委員長)の壊れっぷりと友情 は

特筆ものです ♪

 

あと

アメリカの東北端にあるメイン州(青森県と友好関係)の田舎町が舞台ですが...(キング様の故郷)

日本の田舎など大都会に思えるアメリカの田舎のすさまじき ”田舎っぷり” を堪能できます。

 

”謎の猿人”が生息しているのも、なんの不思議もないことを実感していただけるのではないかと思います ♪

 

ちなみに...

ビッグフットはハワイを除く全アメリカで目撃されてます ♪