一期一会

日々是好日な身辺雑記

太魯閣国家公園

2018年07月06日 | 旅行


台南2日目、高雄と3日連続での雨降りだったが、今日はスッキリと腫れ上がった。
ところが九州は大雨特別警報が出ているとの事、土砂災害などが起きなければ良いが。
今日は台湾を代表する景勝地で国家公園に指定されている太魯閣(たろこ)渓谷に行ってきた。
花蓮でのマンシーホテルは朝食が付いてないので、8時のバスに乗って出かけた。
この太魯閣国家公園には自然歩道があるらしいのだが、地球の歩き方やインターネット上のブログを見ても良く分からなかった。

東西横貫公路という道路が渓谷にそってあり、入り口の太魯閣から奥の天祥までの20kmが景勝地で、
その間に7ヶ所のバス停があるが、車道と自然歩道を組み合わせて20kmなら通して歩く事も可能だと思ったが、
それは間違いで7本ある自然歩道は、そのバス停毎に起点とした歩道でまたそこに戻るというものだ。
この事がホテルフロントで貰った日本語のパンフレットを見て分かった。
そこで1日何回でも乗車できる1日チケットを250$で買い、一番の見所だという燕子口歩道を歩く為に
燕小口のバス停で降りる。花蓮駅前から1時間かかった。
バス停から続く自然歩道の入り口にはツアー客がヘルメットを被っていて、それを推奨する看板もあったが、
落石があるとも思えなかったので特に着用しなかった。
燕子口歩道からの絶壁の景観は下の写真では分からないだろう。





燕子口歩道は30ほどで歩けてしまうので、次のバス停の長春祠までは歩こうと車道を歩き始める。
天祥から太魯閣まで20kmとすると、何となく長春祠までは1時間くらいかと思ったが、
それが大きな間違いで2時間半くらいかかってしまった。山道や歩道を2時間半は全く問題ないが、
狭い車道を歩くのは車とのすれ違いに気をつけ、進行車両に向かって歩くのだが大型バスが来ると
立ち止まって通過を待つという、この神経の使い方に疲れてしまった。
長春祠歩道を30分ほど歩き、バスを待つ間に朝セブンイレブンで買ったオニギリ2個を食べる。





花蓮駅に戻ってきたのは14時頃で、そこから30分程歩いて1943年に建てられ、
軍の高級将校用の招待所として使われていた石造りの洋館、松園別館に行く。
この松園別館は海が見える見晴らしの良い高台にあり、緑濃い庭と防空壕もあった。
ホテルに戻るぶらり歩きの途中に、昔の日本の長屋のような建物があり、一部は廃屋になっていた。
16時にホテルに戻ったが、よく歩いた一日だった。











夕食はホテル近くの食堂(レストランという感じではない)で取ったが、言葉が通ぜず、漢字メニューで
写真も無いので蝦と炒飯と水餃と分かる漢字から海老チャーハンと水餃子を注文し、飲み物は烏龍茶。
このブログを見ている娘からはLINEで(食を満喫してないようだね、たまには台湾ビールでも飲めば)
との勧めもあるが、何かビールでも飲んでゆっくり食事という感じでもないのだ。
明日は九份観光後、台北なのでそんな店を探しての夕食としよう。
明後日は土林観光夜市の予定なので屋台食事となるだろうから。
予約したホテルは立地条件を第一に台北駅のMRTで隣駅になる西門駅から歩いて5分くらいの位置で、
台北駅からも歩けるのでレストランは選択肢が多いだろう。