女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

65歳だから、今。

2020-04-24 09:59:10 | 老化現象・老後準備

 

岡江久美子さんが亡くなりました。

明るくて、気さくで、とても美しい、好感度の高い女優さんでした。

まだ63歳、ご自身もご家族も、どんなに無念であったろうかと思います。

 

わたしは昔から嫌なことや辛いことがあると、

今は仮の姿で、次のステージが来たら本物のわたしになれる・・・、

と考えていました。

若いころは、いつか白い馬に乗った王子様が現れる、

仕事が辛いときは、会社を辞めたらきっと楽になる、

父の介護で苦しかったときは、父が施設に入所したら自由になれる、

そう思って辛さや苦しさを耐えていました。

今も程度に違いはあれ同じように感じています。

この時を我慢すれば・・・と。

 

ただ、この自粛がどれだけ続くのか、

そして、コロナウイルス感染が終息したとしても、

そのとき、自分がどれだけの気力を維持できているのか、

社会がどれだけ活気を取り戻していくのかはわかりません。

だから、今の自分の姿を、我慢の時間として消耗するのではなく、

楽しんだり、積み重ねていく時間としていくことが、

大切だと思うようになりました。

 

では、具体的にどうしたらよいのでしょうか。

わたしには、わたしに合ったやり方があるはずです。

それはまだよくわかりませんが、遅まきながら今を生きようと、

改めて気づいた今から始めたいと思います。

65歳の今、有り余るほどの時間は残っていません。

大袈裟に言えば、あした死んでも悔いないように、

毎日を暮らしていきたいと思っています。

 

岡江久美子さんのご冥福をお祈りいたします。