前回のブログで、65歳になったら、
いつ死んでも大丈夫なようにしておきたいと書きました。
でもよく考えたらそれは無理なことでした。
それは犬たちのことが気になるからです。
うちにはジーク♂とモナ♀の2匹の犬がいます。
モナは頭がよくて甘え上手、人にも犬にも懐っこくて、
散歩中でもいろいろな人から、かわいいね~と言われると、
「キス!キス!キス!」と迫って、お腹を出して甘えます。
すると後ろでじっと見ていたジークが、
「オレもー!!!」と突然飛び掛かります。
飛び掛かられた人はびっくり。
ジークはドンくさくて、
興奮しやすく、食べ物への執着がすごく、
あまり可愛げがありません。
小さいときから、その場の雰囲気を読み取れませんでした。
しつけが悪かったのか・・・、
でも、ジークの前の子もジークと同じ犬種の♂でしたが、
まったく別の性格でした。
頭がよくて甘え上手、人にも犬にもフレンドリー、
そして遊びが大好きで、ジークの性格とは真逆。
ジークもその子も同じように接していたのに・・・。
わたしが犬たちより先に死んだとしても、
モナは誰かに引き取られ、その家族に溶け込み、
きっと幸せに暮らしていくでしょう。
でも、ジークはどうでしょうか?
ちょっと難しいような気がします。
家の中でボール遊びをしていると、
いつもモナにボールを取られてしまうジーク。
ときどきタイミングよく自分がボールを取れたとき、
「ウォウォウォウォウォウォ」と吠えながら、
わたしにボールを持ってきます。
その吠え声はホントにうれしそうです。
「よくやったね!」と抱きしめると、ボールを放します。
ジークがうれしいとき、わたしもうれしい。
そのときは、そばにいてあげたい。
だから、
ジークが旅立つまで、わたしは死ねないと思うのです。
散歩から帰って足拭きを待つ2匹。
ジークはオスワリができてません・・・。