女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

65歳になっても死ねない。

2019-03-07 22:34:05 | 

前回のブログで、65歳になったら、

いつ死んでも大丈夫なようにしておきたいと書きました。

でもよく考えたらそれは無理なことでした。

それは犬たちのことが気になるからです。

うちにはジーク♂とモナ♀の2匹の犬がいます。

モナは頭がよくて甘え上手、人にも犬にも懐っこくて、

散歩中でもいろいろな人から、かわいいね~と言われると、

「キス!キス!キス!」と迫って、お腹を出して甘えます。

すると後ろでじっと見ていたジークが、

「オレもー!!!」と突然飛び掛かります。

飛び掛かられた人はびっくり。


ジークはドンくさくて、

興奮しやすく、食べ物への執着がすごく、

あまり可愛げがありません。

小さいときから、その場の雰囲気を読み取れませんでした。

しつけが悪かったのか・・・、

でも、ジークの前の子もジークと同じ犬種の♂でしたが、

まったく別の性格でした。

頭がよくて甘え上手、人にも犬にもフレンドリー、

そして遊びが大好きで、ジークの性格とは真逆。

ジークもその子も同じように接していたのに・・・。


わたしが犬たちより先に死んだとしても、

モナは誰かに引き取られ、その家族に溶け込み、

きっと幸せに暮らしていくでしょう。

でも、ジークはどうでしょうか?

ちょっと難しいような気がします。


家の中でボール遊びをしていると、

いつもモナにボールを取られてしまうジーク。

ときどきタイミングよく自分がボールを取れたとき、

「ウォウォウォウォウォウォ」と吠えながら、

わたしにボールを持ってきます。

その吠え声はホントにうれしそうです。

「よくやったね!」と抱きしめると、ボールを放します。

ジークがうれしいとき、わたしもうれしい。

そのときは、そばにいてあげたい。

だから、

ジークが旅立つまで、わたしは死ねないと思うのです。


散歩から帰って足拭きを待つ2匹。

ジークはオスワリができてません・・・。