女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

いいこともある。

2018-04-19 21:27:09 | 老化現象・老後準備

仕事を始めたので、

きちんとお化粧をするようになりました。

お化粧したてはいいのですが、

仕事中はすごい汗をかいてしまい、見る影もありません。


一番長い作業が終わり、

次の作業の準備で作業室に戻りちょっと化粧直し。

鏡を見ると眉間のしわとほうれい線が、

まるで彫刻刀で彫り込んだようになっています


少し前から眉間のしわとほうれい線のことは、

気になっていましたが、

薄化粧ではそれほど目立たないだろう・・・と、

見て見ぬふりをしていました。


作業室で化粧直しても、汗まみれの顔は浮き気味。

おまけにブルドックのように垂れ下がった頬。

なんで歳をとるとこうなってしまうのか!!!

がっくりでございます。


中年を過ぎたころから、

街路樹の下に咲く小さな草花に

目が行くようになりました。

若いときはまったく目に入らなかったのに・・・。

今はその草花をとても愛おしく感じます。


サクラの花が終わり、街路樹のハナミズキも散り、

空き地のショカッサイノの盛りが過ぎました。

そして、土手の斜面にはムラサキツメクサが

絨毯のように咲いています。


季節がまたひとつ移って行きます。

この季節を体中に感じられることを、

とてもうれしく思います。

歳とるのも悪くないかも・・・。





信じられない。

2018-04-17 22:18:53 | 日記

犬たちは夜寝るとき、リビングから

わたしの寝室に置いてあるケージに移動します。

「さぁ、寝るよ!」

の掛け声でモナは小走りにケージに向かいます。

でも、ジークはいつまでもリビングのマットにいます。

「ジーク、早くして!」

と言ってもリビングをウロウロするばかり。

リビングから出ようとするのにへっぴり腰、

脚が前に出ません。


フローリングで足が滑るのが怖いのか、

毎日こんな調子です。

でも、それは夜、ケージへ移動するときだけで、

散歩へ行くときは全く普通なんです。

ホント、信じられません。


きのうの夜の犬散歩は、近くの公園へ行きました。

公園の入り口はレンガ敷、犬たちのにおい嗅ぎポイント。

そこの電灯の下に高校生らしき男女が、

抱き合っていました。

男女ともまだ幼っぽさが残っています。

なにも、あんな明るい所で抱き合わなくても・・・・、

そう思っていると、あらら、キス始めました。

アチャー、信じられない!


すぐそばの交差点の赤信号で、

止まっていたバイクの人も見入ってました。

きっと、みんなに見せたかったのかしら・・・?

どうせ見せるのなら、

もっとかっこよく、キスしてほしかったなぁ。


きのうスポクラから帰ると、

マンションのエレベーター前に、女性がひとり立っていました。

「こんばんは!」と声をかけると、

わたしを上から下へと見ながら、正面へ顔を戻しました。

えっ、なにそれ!

そして、わたしは自分の階で降りると

エレベーターの中から声がしました。

「〇☆△×◎※!!!」

わたしに何か言っている・・・。


エレベーターの所に戻ると、もう扉が閉まっていて、

最上階で止まりました。 

えっえっえっ??? どーしたの???

なんだかわけがわかりません。

挨拶をしない人はいるけれど、

こんなことは初めて、信じられません。


今朝、犬の散歩から戻って、

エレベーターが来るのを待ちました。

降りてきたのはきのうの女性とその息子さん。

「おはようございます」

と言ったものの返事は無し。

その息子さんとはよく会いますが、

いつも挨拶しても全く返事なしでした。

でも、これで合点がいきました。


わたしの常識は、他の人の非常識。

世の中、信じられないことは、まだまだありそうです。


河原のジークは全力で走ります=3=3=3




見習うべきこと。

2018-04-16 22:59:33 | 日記

先週の金曜日はお給料日でした。

出勤してロッカーに向かう途中で、Iさんに会いました。

「銀行行った?」

「銀行って?」

「何言ってんの。きょう、お給料日でしょ!」

「あっ、そうか。お給料日は朝から引き出せるんですね」

「そうよ、なにお姫様みたいなこと言ってんのよ!」

「・・・」

 

最後はIさんに返事ができなかったわたしですが、

こういう会話は好きです。

「いつも執事がやってますよ」とか、

気の利いた返事ができないものか・・・わたし。

 

わたしはどちらかと言えば、頭が固く、融通が利かないタイプ。

Iさんはだれにでも冗談を言っています。

ただ、必ずそのあとにだれかの悪口がくっつきますが・・・。

だから、Iさんはみんなから嫌われていると思っていましたが、

そうでもない人たちも何人かいました。

 

週2回クリーニングされた25,6人のユニフォームを、

各自のロッカーの前に配ってくれるのはIさんです。

ただし、必ずお礼を言わなければなりません。

そうしないとIさんに悪口を言いふらされます。

 

「いいとこもあんのよ。だから悪口やめればいいのよ」

とYさん。

また、Oさんは、

誰かがIさんの悪口を言っていると、

「まぁ、大目に見てやってくださいよ」

彼はいつもIさんにやり込められているのにです。

 

他人のいい所を認めて尊重する、

今までわたしが嫌いな人にしてこなかったことです。

でもそれは、小さな職場の人間関係の中にありました。

見習うべきことがたくさんある。

人付き合い、まだまだ修行中のわたしです。


 

 


気持ちの良い生活。

2018-04-14 21:25:46 | 日記

きょう、予約した美容院へ行ってきました。

パーマ屋さんといった感じのお店は、近くに何軒かありますが、

今よりさらにヘンになりそうなで、

ネットでカットのうまい口コミのお店を探しました。


新しい美容院選びはすごく憂鬱です。

くせのある、太くて硬いわたしの髪の毛を、

上手に仕上げてくれる人はいるのだろうか・・・。

以前通っていたお店は30年も通っていたので、

わたしの髪質をよく知ってくれていました。

でも、今更戻れないし・・・。


ネット予約よりもスタッフの方の感じがわかるから、

思い切って予約の電話を入れました。

なかなか良さそうな女性の方です。

そして、きょう出かけました。

お店は黒の内装でおしゃれな感じ、

汗たらり~ん、緊張・・・。


シャンプーをしてくれたのは20歳のアシスタントの男性。

カットの担当は35歳くらいの男性。

男性にカットされたことがないのでちょっと不安でした。

でも、1,200円カットよりずっといいです。

それに若い男性と話ができるなんて、

ここ数年なかったことです。


おしゃれな内装と初めての男性スタッフに、

ちょっとビビッていましたが、

そこは下町の美容院、

スタッフの方々は気さくな感じで安心しました。

家に着いて鏡でチェック。

「うん、うん、OK!」

とても気持ちがとても良くなりました。


少しのお金のことでこんなに気分が変わるなんて、

今までの節約はちょっと間違っていました。

楽しく暮らすためのお金なのに、

節約ばかりに意識が行き過ぎていて、

本末転倒でした。


今、気持ちが良くなければ、次はない・・・、

次を待っていたら、残りの時間が減っていくだけです。

ちょっと大げさだけれど、

大事なことを再確認しました。





『Salon de paku』

2018-04-12 21:44:12 | 

職場の近くに老舗のデパートが2店舗あります。

デパ地下は夢の世界、

宝石のようなチョコレート、

高級魚の美しいお刺身、

春のお花畑のようなサラダ、

見ているだけで心が躍ります。

 

お給料をもらえるようになったから、

たまにはデパ地下でお惣菜を買ってもいいと、

散財し過ぎで食費の予算オーバーが続きました。

 

1,200円カットの出来具合に、

「これでいいんだ」と自分に言い聞かせてきましたが、

もうそれも限界。

次の土曜日に美容院の予約を入れました。

無駄遣いとは言いませんが、

できるだけ節約して暮らそうとしているのに、

逆走気味です。

 

ジークの前のオズはいつもわたしがカットしていましたが、

気が小さいジークはわたしのカットを嫌がり、

ペットサロンにお願いするようになりました。

でも、わたしの美容院を予約したので、

その分を犬たちのカット代をカットして、

自分でしてみました。


あまりにも見苦しくなったら、

またペットサロンにお願いしますが、

犬たちはしばらく『Salon de paku』で済ませ、

飼い主の美容院代に充てたいと思います。


お客様、このスタイルでよろしいですね ♪」