女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

Tちゃんの復職。

2019-11-12 21:54:17 | 日記

来月からTちゃんが復職するそうです。

Tちゃんの退職については、『さよなら、Tちゃん。』で書きました。

きょうの帰りのタイムカード前では、その話題で持ちきりでした。

「だけどさ、普通は辞めた職場なんか戻らないよ」

「そうだよね。近寄りもしないもんだよね」

「なんでそんなこと分からないんだろ」

「だいたいさ、時給のいい所は仕事が厳しいってことでしょ」

「あそこは一流ホテルだもの。そりゃあ、厳しいよ」

「有休消化してから、ちょうど1ヶ月で戻った感じだね」

「小学校から支援学級だったんだよ」

「そんなの初日から分かってたさ」

 

そして、ロッカーがTちゃんの隣だったNさんが、

社員さんに言いに行きました。

「今度来たらわたしの横のロッカーはやめて、

別のロッカーにしてください」

「えっ?」

「前から思っていたんです。

ロッカーの扉をいっぱいに開けなくてすごく不便だった」

「はい、じゃ、空いている所を探します」

 

・・・、あぁ、なにもそこまで、

いろいろと言わなくてもいいんじゃないかと思いました。

Tちゃんはもう一度この職場で働いていけるのか・・・。

 

わたしが初めて勤めた会社は経営がうまくいかなくなり、

会社は希望退職者を募りました。

退職金がずいぶん増額されて、

予定した人数の3倍ほどの人が辞めて、社員が不足してしまい、

結局社員を募集するとことになりました。

増額した退職金につられて退職したわたしは、

その後勤めた会社でうまくいかず、

辞めた会社の元上司に復職したいと電話しました。

退職金は全額返却することも伝えましたが、返事はNO。

今から思えば非常識でした。

だから世間知らずのTちゃんの行動も、

わたしには全面否定ができないのです。

 

わたしは人付き合いが苦手で、うまく自分を表現できません。

ドギマギしたり、顔が引きつったり、そんな経験ばかり。

もしかしたら、Tちゃんに、

そんな自分を重ねているのかもしれません。

再び戻ってくるTちゃんが、

あの職場でオバタリアンたちの間を、

賢く、堂々と、たくましく、渡り歩いてほしいと願っています。

 

 

 


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