女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

花の心。

2019-12-23 22:15:09 | 

プレゼントをもらうと、うれしくなって、心が温かくなります。

思いがけなかったり、期待以上だったり、もらった物以上に、

贈ってくれた人と自分の気持ちが、シンクロした瞬間を感じます。

 

きのう丸の内の花屋さんをのぞいていたとき、

カウンターの上にオレンジ色の大きなバラが、

1本ずつオレンジ色の紙でラッピングして置いてありました。

全部で6つ。

あまりにもステキだったので、注文した方に声をかけました。

「すごくステキですね」

「発表会に来てくれた人に渡そうと思って」

「喜んでいただけますね、きっと」

「そうだとうれしいですね」

ラッピングの仕上げは、

シルキーで上品なベージュ色の太いリボンを結びます。

そして、ひとつずつ長い袋に入れました。

それを両手にいっぱい持ちながら花屋さんを出た姿を、

ずっと目で追いかけました。

傍観者のわたしにまで幸せを分けてくれました。

 

この近くを通るとき、この花屋さんが気になっていました。

とてもステキなのですが、高級感たっぷりで敷居が高い・・・。

でも、今回、Kちゃんが誕生日にお花をプレゼントしてくれるというので、

店内へ入りました。

地元の花屋さんにはないエレガントな雰囲気、

季節柄、たくさんのシクラメンが並んでいました。

でも、目に焼き付いたのは、鉢植えの紅色のカラー。

金色の紙でラッピングされ、紅白の水引で飾られていました。

お正月に飾る花にぴったりです。

Kちゃんはそのカラーをプレゼントしてくれました。

う、う、うれし~い!!!

こんなにうれしいプレゼントは久しぶりです。

年末年始にKちゃんが泊まりに来るので、

このカラーで迎えたいと思います。