プレゼントをもらうと、うれしくなって、心が温かくなります。
思いがけなかったり、期待以上だったり、もらった物以上に、
贈ってくれた人と自分の気持ちが、シンクロした瞬間を感じます。
きのう丸の内の花屋さんをのぞいていたとき、
カウンターの上にオレンジ色の大きなバラが、
1本ずつオレンジ色の紙でラッピングして置いてありました。
全部で6つ。
あまりにもステキだったので、注文した方に声をかけました。
「すごくステキですね」
「発表会に来てくれた人に渡そうと思って」
「喜んでいただけますね、きっと」
「そうだとうれしいですね」
ラッピングの仕上げは、
シルキーで上品なベージュ色の太いリボンを結びます。
そして、ひとつずつ長い袋に入れました。
それを両手にいっぱい持ちながら花屋さんを出た姿を、
ずっと目で追いかけました。
傍観者のわたしにまで幸せを分けてくれました。
この近くを通るとき、この花屋さんが気になっていました。
とてもステキなのですが、高級感たっぷりで敷居が高い・・・。
でも、今回、Kちゃんが誕生日にお花をプレゼントしてくれるというので、
店内へ入りました。
地元の花屋さんにはないエレガントな雰囲気、
季節柄、たくさんのシクラメンが並んでいました。
でも、目に焼き付いたのは、鉢植えの紅色のカラー。
金色の紙でラッピングされ、紅白の水引で飾られていました。
お正月に飾る花にぴったりです。
Kちゃんはそのカラーをプレゼントしてくれました。
う、う、うれし~い!!!
こんなにうれしいプレゼントは久しぶりです。
年末年始にKちゃんが泊まりに来るので、
このカラーで迎えたいと思います。