女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

パートの休暇。

2019-05-23 23:03:22 | 日記

 21歳からダイビングを始めたわたしは、

沖縄や海外へダイビングで出かけるために、

毎年1週間ぐらいのお休みを取っていました。

今から40数年前、わたしが勤めていた会社では、

結婚や家族の死亡などの特別休暇以外は、

同僚のだれも長いお休みを取っていませんでした。

 

ある年、年末年始休暇に沖縄に出かけようと、

飛行機のチケットを準備しましたが、希望の日程が取れず、

年始休暇に1日たしてチケットを手配しました。

当時の上司にお休みの申請をすると、

会社員として年始に休むのは非常識だ。

今回は仕方がないが、次回からはよく考えてから計画しなさい」

確かこんな言葉できつく言われたと思います。

 

次の会社ではお盆のお休みの前に、

1週間のお休みを申請したらすぐに却下。

そのときはもうツアーを申し込んだ後でしたから、

次の日に退職届を提出しました。

「そんなことでここを辞めていいのか?

仕方がない、休んでいい。その代わり絶対に日に焼いてくるなよ。

田舎で葬式に出るっていうことにしておけ」

えっ、ホントって思いました。

とてもうれしかったことを、今もはっきり覚えています。

そんな時代は遥か遠い過去のものになったはずでした。


先週金曜日に7月末の旅行のお休みを申請しました。

月曜日から金曜日の5日間休むので、

他の人が申請しないうちに早めの申請です。

上司がいなかったので、社員さんに伝言を頼みました。

月曜日に上司に確認しました。

「金曜日に〇〇さんに、お休みの伝言お願いしておいたんですけど」

「あっ、聞いてる、聞いてる」

「いかかでしょうか」

「まだ先だからね、一応ということで」

「じゃ、届はいつ頃出したらいいですか」

「う~ん・・・、じゃ、今出しておいて」

 もーぉ、最初からそう言ってよ。

そして、きょう、わたしの担当の女性社員さんに、

7月の休みのことを言いました。

「えっ、1週間?」


上司や担当のいぶかしい態度は、露骨ではないけれど、

40数年前のころとあまり変わっていないように思います。

今の職場でも長期で休む人はいません。

大企業の正社員ならそういうこともないのでしょうが、

わたしはしがない清掃のパート、

わたしが休んだら社員さんがカバーします。

それなのに、そんなに休むんですか??? って感じるのは、

考えすぎかもしれません。

でも、ありがたい有給休暇、

大切に、楽しく、使わせていただきます。


クレマチスのフロリダ。

咲き始めは薄い緑色がかっています。