女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

余計なお世話。

2019-05-15 22:31:06 | 日記

ロッカールームでIさんがMさんに言っていました。

Mさん、まだ若いんだから、

〇〇屋の仕事覚えてさ、頑張ってやんなさいよ」

また、言ってる・・・、と思っていると、

「ねぇ、pakuさん」

あらら、こっちに振ってきたIさん。

「そうは言ったって、わたし達はパートだから、

勝手に違う担当の仕事はできないでし、それは会社が決めることでしょ」

そう言うとIさんは黙ってしまいました。


Mさんは40代前半ですが、先日20年勤続の表彰を受けました。

ということは、20代初めから清掃の仕事をしている。

それも午後だけのパートで・・・。

わたしから見てももったいないと思います。

どこでも正社員で働けば、

収入も、キャリアも、自信も、今より格段に上がると思います。

でも、日ごろのMさんの勤務ぶりを見ていると、

致し方なかったことだと感じています。

話しかければきちんと返事があり、その内容もずれてはいません。

でも、仕事に対しては???というところが多いのです。


出勤が安定していない。

とくに月曜日は休みが多く、続けて火曜日も休むことも。

風邪を引いたとか、お父さんの具合が悪いとか、

そんな理由で1週間ぐらいの休みが続くこともあります。

数年前まで別のビルにいたのですが、

休みが多いので、人員の多い今の現場に異動になったようです。


Mさんの作業は4人のシフトを組んでいます。

Mさんのあとのシフトに入った人たちから、

その作業の雑さの愚痴を聞いたことがあります。

ひとりの人はあまりにひどいので上司に報告したらしい・・・。

作業はわたしとほとんど同じだと思いますが、

難しいことは何もなく、頭脳を使う作業はありません。

ひとつひとつ丁寧に進めることが大事です。

でも、Mさんはそれができないようなのです。


そんなMさんのことをIさんだってわかっているはずです。

Mさんはダメだとか、できないとか、時々言っていますから。

わたしはMさんの気持ちは聞いたことはありませんが、

今の自分でいいと思っているのではないかしら。

一般企業の中で責任のある職務は、

自分向きではないと思っているのではないかしら。

IさんのMさんに対するアドバイスは、余計なお世話だと思うのです。


結局人間は自分の望むように生きてしまいます。

でも、強い希望は別の道を示してくれて、

それに向かって進んでいくこともできます。

それは選択、

たった一度の人生どう生きるのかは、

自分で決めて歩いていくしかないのです。


クレマチスのデュランディーも咲き始めました。