昔、父は口癖のように、
ここが痛いとかあそこが痛いと言っていました。
どうせ大したことはないのだろうと、
父の訴えをいつも聞き流していました。
でも、この歳になってみると、
ここが痛い、あそこが痛いと言っていた父は、
正しかったのだと分かりました。
去年は半年ぐらいの間、足底筋膜痛でした(自己診断)。
とにかく、かかとが痛くて痛くて、
夜寝ている間も、仕事をして歩き回っているときも、
菜箸でかかとを突かれているような痛みが続きました。
とくに、朝ベッドから起きて足を床に着くとき、
ひどく痛みました。
大袈裟だけれど、ちょっと拷問みたいに感じて辛かったです。
ネットの情報では自然に痛みがひく・・・とあったので、
病院へは行かずに、
インソールをいくつか試しましたが、よくなりませんでした。
でも、半年ぐらいするといつの間にか痛みが消えていました。
そして、次に来た痛みは外反母趾痛でした。
外から見るとそれほど重症ではないのですが、
仕事を終えて家に着いて靴下を脱ぐと、
ズキーン!ズキーン!!と痛み出すのです。
でも今度はインソールが効きました。
しばらくすると気にならなくなりました。
そして、次はモートン病痛(また自己診断)。
外反母趾のほうの足の人差し指と中指の付け根が痛いのです。
加齢のため足裏の横アーチが崩れて、
指の付け根が直接靴底にあたって痛くなり、
重症になるとモートン神経腫ができてしまいます。
わたしはまた神経種はできていませんが、
指の付け根が大きく膨らんでいます。
専用のインソールを使って、少し痛みが和らいでいます。
そして、今は膝のお皿の上がしくしくと痛み出しました。
足だけとっても次から次へと症状が移って行きます。
これは加齢のせいだから仕方がない・・・と、
そう自分に言い聞かせるようにしています。
いつも、ここが痛い、あそこが痛いと言っていた父。
今ならその気持ちが分かります、もう遅いけど・・・。