女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

原始人の憂い。

2018-05-06 21:00:03 | 老化現象・老後準備

小さいころから髪の毛が太くて硬く、

寝癖が付いた髪を父のポマードで整えていた小学校時代、

ついたあだ名は原始人。

ポマードをつけてもピンと立ったくせは収まらず、

まるで原始人のようにボサボサ頭でした。


去年の秋ぐらいから抜け毛が多くなりました。

シャンプーした後はもちろん、

朝起きると枕にも何本も髪の毛が抜けています。

今まではそれほど気にならなかったのですが、

ある日鏡を見ると髪の分け目から、地肌がうっすら見えました。

あんなに太かった髪も、最近ではずいぶん細くなり、

ボルュームがなくなってきて、髪の毛が立ち上がらず、

分け目から地肌が見え始めたのだと思います。


フリマを一緒にやったYちゃんは、

わたしと同じように髪の毛が太くて多いのですが、

わたしよりも白髪が多くて、分け目がかなり目立ちます。

そのことをふたりで話していると、

わたしたちのブースに来た60代後半の女性が言いました。

「あたしもずいぶん薄くなったのよ。

ここなんか禿みたいになっちゃってね。

それで育毛剤使ったら少し良くなったのよ。ほらね

「えっー、育毛剤って効くんですか?」

「やらないよりはいいんじゃないの」


母は72歳で亡くなるまで毛量が多かったので、

わたしも大丈夫かと思っていましたが、

少し心配になってきました。

わたしも育毛剤を使ってみようかな・・・。


髪の量が多く、60年以上そのことが悩みだったのに、

今は地肌が見えるようになったわたし。

かつてボサボサ頭だった原始人は、

薄くなり始めた髪の毛を憂いています。


薄毛の悩みはないふたりです。