ジークとモナはたったひとりのために役立っています。
いつもぐらつきがちな飼い主の心を支え、
運動不足になりがちな飼い主の散歩に付き合い、
退屈な毎日をボール遊びで盛り上げます。
わたしは中々そのことに気が付かず、
静かに!とか、速く歩いて!とか、
文句が多くなります。
他人の役に立つってこういうことかもしれません。
わたしは何の役に立っているのかしら・・・。
モヤモヤした気分続きの仕事ですが、
ジークとモナに美味しいおやつを買うために、
そして、自分自身のあとちょっとの豊かな生活のために、
もう少し頑張って家計の役に立ちたいです。
職場の社員さんが今月いっぱいでふたり退職します。
ふたりとも20代後半、勤続は10ヶ月ぐらい。
「本社で講習受けてもさ、
実際にやってみるのとは違うからさ。
ここは若けりゃ雇ってくれるからお手軽だよね。
あたしたちはもう潰しが利かないからさ、
ここにいるしかないよね」
と、Oさん。
でも、そうなのかな・・・。
退職するふたりは優秀そうに見えます。
若い社員さんの仕事はほぼ私たちと同じです。
単調で面白みがない、
一生懸命やっても認めてもらいにくい、
個人の能力を発揮できない、
休みや勤務時間がローテーション、
希望いっぱいの20代の若い人には、
なかなか厳しい職場です。
いつも笑顔で接してくれるふたりに、
よくやった!!って拍手を送りたい。
ふたりの能力を生かせる場所がたくさんあるはずです。
ここはわたしたちに任せてください。
だから頑張って!!
最近は滅多に役に立たなくなった私です。
潰しが利かなくったって役に立たせてください。
きょうもボール遊びで盛り上げてくれました。