女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

どうする、わたし!

2018-01-19 21:06:52 | 日記

両親の仲がよくなく、家にいるのが嫌だった若いころのわたしは、

家族よりも友だちと一緒にいることが多かったです。

趣味の仲間と楽しかった青春時代。

そのまま50歳ぐらいまで、いや最近までかな、

ずっと小娘のような気持ちのまま暮らしてきました。


結婚の経験がなく、妹は若くして亡くなり、両親も亡くなって、

わたしには家族と呼べる人間がいません。

もし、私に子供がいたら、もし、妹に子供がいたら、

自分の血筋の子供たちの成長を、見守っていたのだと思います。

そして、その子供たちの成長とともに、

自分の年齢が増えていくごとに、

心の年齢もゆるやかに増えていったのではないか。

たらればになってしまいますが…。

 

それが定年の少し前、親の介護で会社を辞めると、

突然シニアの波が押し寄せてきました。

心にも、体にも、お財布にも。

 

少し前のわたしは、第2の更年期。

浦島太郎のように、年齢の違和感を強く感じていました。

わたしを見る社会の目が変わったのではなく、

わたしが現実の自分に気づいたのです。

 

昔、よく言われた「若く見えるね」は、誉め言葉ではなく、

ノー天気で無責任なわたしの生き方を、映し出したものだったのだ、

今なら、そう思います。


どんな風に生きていくのか?

どんな風に老いていくのか?      

どんな風に死んでいくのか?

その場しのぎで生きてきたわたしに、

今、

わたし自身が問いかけ始めました。

さあ、どうする、わたし!