４月のアニメ・２

さー、まだまだいくぞ、新作アニメの感想！

「リストランテ・パラディーゾ」。★
ああ～～～ん、お素敵でよかった～～～。
全女性にお薦めできる、ある意味究極のヒーリング・アニメ。
たーだーし、お子ちゃまは、お・こ・と・わ・り。
控えめな色彩、イヤらしくない程度に洒落た会話。
そして、魅力とりどりの眼鏡紳士たち…！
は～あ、ほっこりするわ～～～。
原作のなんともいえない空気感、損なわれていませんでした…よかった！
もう、何度も見返しちゃった～。
でもって、ローマ行きたくなっちゃった…。
ただ一つ…クラウディオの山野井さんは、やっぱ若干、渋すぎというか硬すぎというか…。
私のイメージはもう少し柔らかい、包み込むような声だったんだけど…。
他の方々はパーフェクト！
ヴィートの黒田さん、最高～！
あと、私は存じ上げなかったけど、フリオの西松さんもいいね～～。
ナチュラルで明るく優しい声で。フリオの魅力再発見ですわ！
二時間ドラマやミュージカルの名脇役として時々お見かけする、立川さん。
ルチアーノのツンデレっぷりに、これまたピッタリで。
ほんと、この玄人好みのキャスティング、ニクイねーーー！

そういや、この「NOISE」枠の前作「ミツコとハッチン」は途中リタイアしちゃったんだよね、私…。
主要キャラ、特にミツコのあまりの言葉遣いの荒さ・下品さに我慢ならなくなっちゃって。
いや、ああいう口調のキャラ、いっぱい観てきましたよ、今までにも。
だからねー、ああいうラインギリギリの際どいキャラだからこそ、微妙な繊細なニュアンスが出せる「声のプロ」でなきゃダメなんですって！
イメージ先行の女優さんには、ハードル高すぎたんですわなー。

その点、ほんとこの作品は素晴らしい～！
いやー、これは毎週楽しみだー。

「蒼天航路」★
これはまた、毛色の変った…。
前作「ワンナウツ」といいいこれといい、独特のラインナップ貫くよね、日テレ火曜の深夜枠。
いいよいいよぉ、その心意気！
今まで、劉備の宿敵として描かれてきた曹操の側が主役の「三国志」アニメ。
濃ゆいです！
キャラも演出も、作画も、みんな濃くて熱いです！
ちょっと「北斗の拳」を彷彿とさせたりもして…。
いいよね、こういう、男がしっかり男の顔してる作品。
飛び散る血しぶきも、吹っ飛ぶ生首も、もうこうなったら迷うことなく躊躇なんかせずにやってもらいたい。
いやー、「リストランテ・パラディーゾ」とは全く別の意味で、釘付けにされましたわー。
ただ、主役の声が…！
曹操に、宮野真守はないでしょー！
まだ青年のうちはともかく、壮年になったら厳しすぎますって！
胆力足りないよ～。あれじゃカリスマにはなれないよぉ～～。
若手にだって、もっと力のある声の人はいっぱいいるのに～～。
そこだけは残念至極！

あと、この枠の悪癖ともいうべき、番組終わりのアイドル出演のミニコーナー。
今度ばかりはさすがに自重汁！
「蒼天少女」って、バカ過ぎっっっ。

「戦場のヴァルキュリア」★
期待してた作品…なんだけど～。
なんか、ぬるい“戦場”だな～、大丈夫？
作画はまあまあ。でも、動きはあまり良くなかったような…。
正直、微妙だ～～。
キャストは良かった。特に主役・ウェルキンの千葉さん。
いかにも学者肌の育ちの良い青年って感じで、好感触！
ま、この作品に関して私のお目当ては、中井和哉さん演じるザカ！なので、彼が登場するまでまったりと待ちます～。