ひねもすのしのし。

オタクおばさんの太平楽な日々

目がっ、耳がっ、尻がぁぁっ!

2013-08-26 00:50:41 | 映画

久々に外出するチャンスに恵まれたので、思い切って映画のハシゴしてきちゃいました。

そしたら両方とも3D上映に当たってしまい、タイトルのようなことに…。
2本続けて観たらやっぱ疲れるよ、3Dは。

まずは「パシフィック・リム」
面白かったーーー!!
全てのアニメ・特撮好きは、観て損なし!!
てかむしろ、大画面で観とかなきゃ損するよっっっ。

断言しよう、全ての「滾る」要素をぶっ込んだ、血湧き肉躍る「日本のサブカルチャー賛歌」であると。
世界各国の突如現れた「謎の怪獣」
それに対し作られた、人類の英知の全てを結集した「人型巨大ロボット」
結集したのはテクノロジーだけじゃない。国籍や人種を越えた勇敢な戦士達。
しかも、パイロットは常に「コンビ」。
二人の心と精神をシンクロさせなければ、人型ロボ・イエーガーはその真価を発揮できないとか!
それぞれトラウマを抱えたパイロット達と、その確執。
イケメンで優秀だけど、嫌みなライバル。そして父親的に全員を包括するタフな上官…。
も~~~、安定の設定の数々にめちゃめちゃ馴染むわ~~~~。
映像は、もちろん大迫力!
イエーガーの造形とか、たまらんよねっっ。

俳優陣で凄いな、と思ったのは菊地凛子と、その少女時代を演じた芦田愛菜。
いやー、見事な女優魂を見せてくれました!

吹き替え陣も豪華!
主人公は、杉田智和さん。銀さんとはひと味も二味も違う、正統派のヒーロー…新鮮~。そしていい声~~。
上官に玄田さん。はい、間違いなし。
脇を固めるコミカルな研究者二人が古谷徹と三ツ矢雄二。
これがまた名コンビなんだわ。
嫌みなライバルに、浪川大輔。浪川先生、ああいう骨太キャラもいけるようになったのね~~。
菊地凛子の吹き替えが林原めぐみで、これも違和感なしで良かったわ~。

家に帰って、TVでCM観たけど全然迫力が違った。
やっぱ、大画面で観て正解!な映画なので、ぜひぜひ多くの人に観て貰いたい!
あ。ちなみに、CMでは「エルボーロケット!」と叫んでる技名、映画では思いっきり「ロケットパーンチ!」って言っちゃってます…。
笑ったわ。

そして20分のインターバルの後二本目「ワールドウォーZ」
これはさ!思いっきり賢雄さん目当てなんで内容は…って思ってたけど、意外や意外なかなかこっちも楽しめました。

謎の病原菌により、次々とゾンビ化していく人類…。
ブラピ演じる元国連捜査官が、家族の身を案じつつ謎の解明に世界各国を奔走する、というストーリー。
異様に動きの素早いゾンビ達が、こえーこえー。
全速力で走る、跳ぶ、飛びかかる!
今までのゾンビの概念を打ち破る、超アグレッシブゾンビな皆さんが凄いです。
そしてブラピの、幸運値ヒーロー補正の半端なさ!
周りがどんなに死んでも、まー生き残る生き残る。

そして…ぐふふふ…賢雄さんがマジ神ボイス!
私にとっては、もう全編一番いい声のトーンの賢雄さんが堪能できちゃって、まあありがたいことこの上ないごっちゃん映画でしたわ。
特に、家族に対する「気遣いボイス」とか、ひ~~や~~~ってくらい優しくて、柔らかい声音で…オラ、ゾクゾクしちゃったぞ!

賢雄さん以外も、その豪華さは異常。
ブラピに任務を依頼する元上官に、出た、今日二回目の玄田さん。
一言二言だけの人物に、井上和彦、大塚周夫、大塚芳忠、中井和哉、若本規夫、三木眞一郎…。
何があった…!と愕然とする、まさに全員が主役級の布陣。
ちょっとちょっと、贅沢すぎだぞっっ。
そしてこちらにも浪川先生が!
期待を背負って登場した、細菌学の学者なんだけど…自分のミスで数分後にあっさり死亡。
自身のツイッターで、「皆からお前みたいな役っていわれた」みたいなことをつぶやいてたのを思い出し、はは~なるほど!って笑えました。

吹き替え万歳!
これは、Blu-ray出たら購入決定かなっ。

コメント (4)
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華ヤカ哉、我ガ一族…感想

2013-08-19 04:35:13 | ゲーム

お暑うございます~~~。
なんだかいろいろ、テンション下がり気味な今日この頃。
なかなか、PCの前に座ってもいられずご無沙汰しております…。

でもね、ずっと書きたかったんです!
宮ノ杜家のご兄弟のことをねっっ。

と、その前に、先日見た速水奨さんのつぶやきに感激!
  【速水 奨】今日はジュリアスの誕生日だそうですね。
       誕生日おめでとうジュリアス!
       同じ8月生まれの君に、 いつか再び、命を吹き込みたいなあ!!

は、速水さ~~~ん。
そのキャラ愛と、最近ネオロマからもはじかれ出した「アンジェリーク」の不遇に思いを馳せて、目頭が熱くなってしまった。
聞いてるかっっ、コーエー!
来年はなんと、「アンジェ」20周年とか?規模小さくても良いから、なんかあることを祈るよ。
そしたら絶対、はせ参じますことよ!ジュリアス様!
もちろんオスカー様も、ご一緒よねっっ。

さて、話を戻してちょっと間が空いちゃいましたけど、つらつら感想を述べさせて頂きたく。
「華ヤカ哉、我が一族」
またネタバレ満載です。これからプレイしようって方は、お気を付け下さい…。



えーと、間が空いちゃった一番の理由は「隠しキャラ」の彼に時間がかかったこと。
難しかったわけでもなんでもなく、要するに萌えなかったから。
最後にとって置いたキャラにグダグダにされちゃったという、後味の悪い始末。
好きな方には申し訳ないけど、私にとっては余計な人だったな~。
だったら、情報屋の喜助を落としたかったよ、心底!

「ゴミ」「虫けら」扱いされて、無視されて否定されて、思いっきり“M”要素を刺激されるこのゲーム。
それでもめげないヒロインのキャラに、救われます。
クリアしてから時間が経っちゃって、正直なところ、好きな人のことしかあまり残ってない。
それが長兄二人。

長男・正。
純粋培養なわかりやすい権力志向の持ち主。
ある意味、そのまんまな単純なお方で、一番大人なくせに「やだ何、可愛い」ってなっちゃう。
育ちの良さからくる傲慢さとその裏の、優しさや不器用さがたまりません。
そしてオールバックの彼には、あの最終兵器が!
いつもは白のスーツと眼鏡でビシッと決めてるのに、自室では眼鏡なしの黒のガウンに前髪ハラリ!
はい、キタコレーーー!
そりゃー、ハルちゃんも固まりますって。
キャストは、宮内敦士さん。
アニメアニメしてない、平田さんと明夫さんをたして二で割ったようなそのお声も新鮮でとてもナチュラル~~~。

次男・勇。
長男・正と一番わかりやすく次期当主の座を奪い合う。帝国陸軍大佐で、ひたすら俺様。
ふふふ、大佐って響きはちょっと何かと萌えるわ。
あ、ちなみにうちの父も退官時、一等陸佐だったので昔で言う大佐です…余談。
正が彼のことを名前でなく「大佐」呼びするのも、何気にポイント高し!
最初に攻略したのが彼だったので、やっぱり一番印象深い。
しかも一番、ドラマティックなのが彼とのエピソードなので、その怒濤の少女漫画展開にはキュンキュンせずにはおられません!
「貴様、貴様」うるさいけど、それがいつか「お前」に変わって、ヒロインの前に跪く…いや~~、やっぱ萌えるよぉぉぉ。

申し訳ないけど、あとの4人は少々印象が薄い~~。
軟派でフラフラしてる三男・茂。
だいたい、長髪でジョロジョロした着流し姿で家の中をうろつく27歳の男なんぞ容認ならんっっ
結局、自分に自信が持てずにいろんなものから逃げてる人でした。

四男・進。
警察官で絵に描いたような好青年。ご兄弟の中では珍しいほどのソフトな当たり。
ところがところが…。
彼、重度のコミュ障だよね?
誰にでも優しいのは、結局誰にも興味のないことの裏返し。
ハイライトのないいわゆる「レイプ目」って奴を見せられて、若干引きました…。

五男・博にいたっては、逆に裏表がなさ過ぎて、拍子抜け。
素直なワンコキャラは基本好きな方だけど、このゲームにそれは求めてないんだよね~。

六男・雅は、典型的なツンデレ。
長兄二人の次に気に入ってたのが、実は彼だったりします。
だって~~、反応が楽しすぎるんだもーーーん。
実際にいたら始末に負えないであろう、その悪態の数々!
「隕石に当たって死んじゃえ!」はもう名言の域!

それぞれのキャラとの恋愛はもちろん楽しいけど、実はもう一つこのゲームの大事なポイント。
一見、仲が悪く互いに無関心に見えるこの六兄弟。
ところが、誰かの本気のピンチの時の、その団結と連携たるや!
いやー、何が楽しいってココですよ、ココ!
何度「仲良しかっっっ」と突っ込んだことか…。
だからつい、「宮ノ杜のご兄弟」なんて表現をしたくなっちゃうんだよね~。
もっともっと、このご兄弟の「兄弟いちゃいちゃ」を見ていたい…そんな気にさせる面白いゲームでした。

続編…もう2本くらい出てるんだよね…どうしよっかな~。

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