ひねもすのしのし。

オタクおばさんの太平楽な日々

毅然の「き」は、詭弁の「き」なのか?

2010-09-27 23:15:27 | 日々雑感
なんだかね~~、TV つけると不愉快なニュースばっかで気が滅入ります…。

だーかーらー!
喧嘩したとき、こっちが一歩引けばその気持ちを汲んで、あっちも一歩下がる、そして話し合い、みたいなそんな常識が通じない相手なんだから!
一歩引けばその分踏み込んでくるんだから、引いたら引きっぱなしじゃん~~。
もぉぉぉ。
日本人の「惻隠の情」なんて、そんなのあることさえ理解できんのだよ!

いったい…どうなるんだろう…この顛末は。

あの屈辱の釈放前、中国人旅行客の大量キャンセルが出たホテルの支配人が、
「苦しいけれど、国益に関することだから、ここは我慢しなければ」と語っていたのを見て「偉いっっっっ!!」と胸が熱くなったのに…。
今、あの支配人はどんな苦々しい思いでいるのだろう…。

大阪地検の証拠データ書き換えといい、何か日本のエリートが崩れていってる気がする…。
これは、とても怖いことだ。

日頃から中国のことを「行儀の悪い国」と言って憚らないうちの父なんぞは、怒りを通り越してシニカルになっちゃってるし。
「ま、尖閣も竹島も盗られて、石垣島くらいまで盗られてやっと慌てるんじゃないか?戦後教育の害毒がここまできた…はは~」とか言い出す始末。

「こっちが手を出さなければ、あっちも出さない」
それは理想だけどさ…、我が日本は、我が儘で強欲で一般常識の通じない隣人をいっぱい抱えてるってこと…認識すべきだと思うんだけどね~。

どうやら、中国に対して同じような領土問題を抱えているフィリピンあたりに、今回の件は反面教師的な教訓を与えてるらしいです…ひええ、お人好しもいい加減にしなされや~~!


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雪豹バタバタ記

2010-09-23 23:47:45 | 日々雑感
ここ数日、PCの設定にかかりっきりでした。

えー、以降Mac使ってない人には何のことやらわかりません。あしからず。

ついにOSを、現在の10.4Tigerから10.6Snow leopardへ!
いやー別に、Tigerのままでも支障があったわけじゃあないんだけど、そう使いこなせてもいない馬鹿高ソフトPhotoshopのアップグレードが、もう限界まできちゃって…。

それに引きずられる形で、やっとこ重い腰を上げた次第です。

というわけで、外付けにバックアップをとり、いよいよ雪豹ちゃんをインストール…うん、始まった…と見るや、いきなり「インストールは失敗しました」
うおお!
再起動させてもう一回トライ。
ところが今度は起動途中で電源が落ちる…!何度やってもだめ。
ひーえーーー!
ついにカスタマーサポートのお世話になることに…。

サポートのヒガちゃんというお兄さんは、感じよかった。
いろいろやったけど、結局いったんHDDを初期化してあらためて雪豹を読み込む、ということに…!!
ひやー、当たり前だけどバックアップとっといてよかった~~。

とはいうものの、最悪の事態は回避されたとはいえ、メールの設定から周辺機器の設定まで、何から何までやり直し。
「おいおい、あのドライバソフトはどこだっけ?」
「げげっ。firefoxのブックマークが消えたっっ」
と、てんやわんやですわ。

こうなってみると、ソフトってやっぱりちゃんとディスクの形であった方がいいんだなー、と実感。

Mac上でWindowsを動かす、Fusionというソフトを再起動させたら、どうも仮想マシンのバックアップがうまくいってなかったみたいで、そこに保存してあったゲームデータが全て消えちゃってて…。
ダウンロードで購入したものは、ソフトごとパー!
あちゃちゃ~~~。
こんな落とし穴があったとは。

まあ、そんなこんなで時間と労力とお金を費やし、なんとか雪豹生活スタート!であります…。

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多田野さんと賢雄さんとカカシとイルカと

2010-09-17 23:46:56 | アニメ
もーーー、タイトルまとまらないにもほどがあるぞっ。
まー内容がまとまってないから、仕方ないか。

昨日、また観てきちゃいました。
「特攻野郎Aチーム」!全く、どんだけお気に入りなんだかっ。
2回目でも全く飽きない楽しさ!
ストーリーはもうわかっちゃってるので、役者さん(主に声)に集中して楽しめたのが良かった~。
もうほんっとーに、賢雄さんが楽しそうで楽しそうで…!
聞いてるこっちは、始終ニヤニヤしちゃうし…。
続編が観たいわーーー。

ところで、今回はマードックを演じた多田野曜平さんの声が、とても気になりました。
もちろん、良い意味で!
あれ~。誰かに似てる~。このふんわりと心地良い響き…と思ったら、山田康雄さんに似てるんだ!
それも「ふぅぅじっこちゃぁぁ~~ん」とかいうあの感じじゃなくて、もっとナチュラルに語る大人なルパン。
ファーストシリーズの、それも前半、フィアットではなくベンツSSKを駆っていたゴージャスなルパン(私は断然この頃のが好き)の雰囲気がある。
その声で、イカれた変人マードックを演じるんだから尚すてきだ!
うーん、アニメの「コブラ」もこの人の声で聞きたかった~~!

さて、賢雄さんといえば年末に出る「コール オブ デューティ ブラックオプス(Call of Duty:Black Ops)」というゲームで、どうやら主役!
字幕版と吹き替え版、二つのバージョンで発売なんて凄い剛毅な話だね~~。
そのトレーラームービーが先日から公開になってて、これが…!
賢雄さんのモノローグ…かっこいい…!!
フェイスとは全く違う、やさぐれワイルドボイスです~~。
いよいよPS3購入か!?私っっ。
でも…絶対、無理。私にはハードル高過ぎだ~、このゲーム。

もひとつ賢雄さんつながり。
「NARUTO疾風伝」をまた、一気観。
イヤだったんですよ~、ペインの退場を見届けるのがっっ。
いい悪役ボイスだった~~~。
最初、なんで長門も賢雄さんじゃないんだ、って思ってたんです。
ペインは長門が操っていたわけだから、同じ声でいいんじゃないかと。
ま、単に賢雄さんの出番を多くして欲しかったという、私の我が儘なんですけど。

でも、じっくり過去の長門と弥彦(ペイン)のつながりを観て、弥彦の最期を観たら得心しましたわ。
というか、あの弥彦のいまわの際の一言、あの一言のためのキャスティングじゃないか!というくらい、あのシーンは良かった!
もの凄く優しくて、暖かい声音…。
あの暖かい弥彦をペインとして蘇生させ、その上であの酷薄な悪の声…そういうことか!と。
そうせざるを得なかった長門の哀しみも、またそこで浮き彫りになるのかな、と。

と、余韻に浸っていたら…あらあらのカカナル組大喜びシーンが。
疲れ果てたナルトが倒れ込み…はい、カカシ先生まさかの瞬歩でナルトを背面キャッチ&おんぶ~!
いや~~~ん、カカシ先生優しすぎ~~~~。
でもって、ナルトも幸せそう~~~。
どっちかってーとカカイル派の私でも、ちょっと嬉しくなるシーンでした~。

と思ってたら!まーったく、侮れんよ、NARUTOスタッフ。
突然始まった回想シリーズ。
いきなりの原作改変、キターーーーー。
カカシって、イルカとはほとんどしゃべってないはずだよねー。
呼ぶときも「イルカ先生」って、他人行儀な呼び方してた気が…。
なのに!
何?カカシが大隊長として指揮を執った作戦に、イルカが配属されてた~?
そして、よ、夜のベンチでまさかまさかのツーショットーーー。
カカシったらイルカを「お前」呼ばわりしてるしっっ。
もう、今にも肩抱き寄せんじゃないかと、ハラハラしたわっっ。
つきあってるよね、この二人、つきあってるよね!

いやー、この怒濤の展開には、全国のカカイル姐さんたちも喜びと戸惑いで、とっちらかりまくりじゃないんですかね~~。

いやーーー、出たね。
アニメで同人やっちゃうあのパターンが、きちゃったね。
来週はお休みらしいけど、次のカカシ回も期待しちゃうぞーーーー!


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よしながふみ が好きっ。

2010-09-12 01:12:44 | 日々雑感
コミックのお話を。

よしながふみ「大奥」6巻を読みました。
いつもながら、凄い。また今回は、特別凄みがある展開で。
いったいどうしたら、こういうお話が作れるのだろう…と、唸るばかりです。

映画化に関しては…ま、あまり語りますまい。
ただ!ニノは水野ではない!!これは言っとく。
ニノには4巻から登場の、秋本を推奨!これも言っとく。
あの、耳にかけるとこがヒモみたいになってる丸めがねが死ぬほど似合いそうなのに…無念じゃー!

さて、4巻から始まった綱吉と右衞門佐の物語。
登場したときは、どっちもいけ好かないキャラクターだとしか思えなかったのに…。
まさかまさかここに来て、これほど胸突かれる真の恋を見せつけられることになろうとは…!
右衞門佐が、あんなに懐の深い男だったとはね~~。
「…生きるという事は 女と男という事は! ただ女の腹に種を付け子孫を残し、家の血を繋いでいくという事ではありますまい!」
…いやー、これにはやられた。
次いで「生きなさい!」だもんなー。
これは…この年になって読むと、かなり「きます」よ。
若いもんにゃー、わからんっっ。
頭でわかっても、この腹にずしっとくる感覚はね。

この作家さんの、ほかの作品も好きです。
「愛すべき娘たち」なんか、良かったな~~~。
母と娘の複雑な感情、共産主義の祖父に溺愛された女性の恋、美醜コンプレックス…。
どれをとっても、他じゃ味わえない感覚がたまらんっ。

そして、忘れちゃならないBL作品群。
ダントツお気に入りが「執事の分際」!!
今は無き「ビブロス」からかつて出た「愛とは夜に気付くもの」に、オイしく加筆されて白泉社文庫から再出版された、フランス革命時代を舞台にした「執事と坊ちゃん」ものでございます。
商業誌掲載分の他に同人発表分も含まれてるので、エロ度は高め。
でも、絵柄と溢れる愛のおかげで下品さは無し。

もう、なんてったって執事のクロード!
この人の超優秀で慇懃無礼で、しかもエスプリに満ちた言葉の数々が、たーまーらーなーく、魅力的!
そしてそれは飽くまで昼の顔。
「腰が抜けるほど あなたを愛してさし上げる」 「あんまり我が儘を言うと 天蓋の中で しりませんよ」
…夜の彼の下克上っぷりったら…!

で・・・クロードは賢雄さんでしか、私にはもう聞こえない~~~!!
皮肉屋なのに、どこか優しい言葉の数々は、賢雄さんボイスにぴったりすぎで!
他の人が演じるくらいなら、CD化なんてして欲しくないと思ってます。

と、脱線しちゃったけど、この人のBL 作品が不思議にすとんっと納得できるのは、先に書いた右衞門佐の言葉、あの心に裏打ちされてるからかもしれない。
「何も生み出さない」からこそ、そこには愛しかないんだと。
考えてみれば、「子をなす」ことだけのためにある大奥というのは、全くその逆の存在なわけで。
男女逆転することによってその歪さはより強調され、悲しみが胸に迫るんだな~。

…ううーん、やっぱ凄いや、この人!!
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縁は異な物

2010-09-04 23:56:35 | 日々雑感
えー。全くオタク話ではなく、しかも埼玉ローカル。
そんでもよければ、ちょっくら聞いておくんなまし。

先日、さいたま市が「さいたま市プレミアム商品券」なるものを売り出しまして。
1万円で11200円分の商品券の綴りが買える、地域振興券です。

一番近所の発売所が区役所だったもんで、10時からの発売で10時30分に着いたらあら大変。
読みが甘かった、甘すぎた。
すっごい人で、建物の外まで溢れちゃってなんだかワンワンしちゃってる…。
「買えるのかね、これ?」と思いつつ、とにかく並んでみる。
こんなこともあろうかと、ちゃんと「グイン」は持参してるしね。
しかし…列は一向に進まない。
区役所の人は入れ替わり立ち替わり「数に限りがあります」「買えるかどうかわかりません」と繰り返すばかりで、要領得ないったらありゃしないし。
なにしろ暑いし。
あっちでもこっちでも、「どうなってるのかしらね」的な会話が聞こえ始める。
こうなってくると、私もそう「グイン」に集中できなくなってきちゃった。

と、すぐ後ろに並んだ小柄な女性が、やはりその後ろの見知らぬ年配の女性と「どうしましょ」的な話を始め、聞くとはなしに何となく耳を傾けていると…んんんっっ
その彼女の声、しゃべり方が妙~~~に私の記憶のどこかをつんつんしてくる…。
あれれれ~と、顔を見ると確かに見知ってる気がする。

自慢じゃないが、人の顔と名前を覚えるのは大の苦手だ。
その、元々乏しい記憶力をフル稼働させる!
あああっっ。
その昔、日比谷のOLやってた頃隣の課に配属になった後輩の子じゃないか!?
名前は確か…Mさん!
しかし…何しろ20年以上も前の話。寿退社した彼女の新居は横浜だった。埼玉に縁があるイメージは皆無。
ほんとに彼女なのか????

そうこうしてるうちに、区役所の人が「やはりここまでは行き渡りそうにない」とメガホンで叫びだした。この辺で並び始めて1時間経過。
それを聞いて、ぼちぼち離脱者発生。
例の彼女も、件の年配女性共々帰るそぶりを見せ始めた…。

どうしよう?声をかけてみるべきか?
いやでも、まさかなー。違ってたら、かっこ悪すぎだぞ。
しかし、似ている…むむむむ~~。
ええい!トライだ!

「あの…昔、Aという会社に勤めてませんでした?」

と、彼女の表情がみるみる変わる…ビンゴーーーーーー!!

いやああ、こんな偶然ってあるもんですかね!
20年以上、一度も会ったことも年賀状のやりとりもしてなかった知己が、あの状況ですぐ後ろに並ぶなんて…!

結局その後、彼女の車で別の発売所(大宮そごう)まで行き(なんと、一緒にその年配女性まで)、難なく商品券もゲットできちゃった。
もちろん旧交を温めましたましたとも~~~。
積もる話も尽きないって感じで。

いやー我ながら、よくあそこで声をかけたな、と。私、GJ!!
彼女は全く気がついてなかったとか。
まあ、いい意味でちょっと天然ちゃんだったし…。それも彼女らしいっちゃらしい。

ほんと、偶然の面白さをまざまざと感じた一日でありました。


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