ひねもすのしのし。

オタクおばさんの太平楽な日々

続・7月アニメの感想

2011-08-26 23:23:59 | アニメ

前回、しょっぱいことしか書けなかったので。
さて、ようやく今期のよかろーもんっ。


「異国迷路のクロワーゼ」
思った通りの可愛さ。
まあ、なんで主人公・湯音がパリなんぞへ一人でやってきたのかっていう、そもそもの設定に疑問が無くも無いんだけども…。

あの時代にフランス語ができるなんて、良家の子女?
その割に留学ってわけでもなく、しょぼい店で下働きみたいなまねを…。
なんか矛盾した話だよね。
当然懸念されるべき人種偏見も受けてないし…んんん~~~?

でも、そんな諸々の疑問も「ま、いいか」と横に置いておきたくなるほど、そっと愛でたくなる魅力的な作品です。
心優しい童話、そうです。これは童話なんだな。
余計なあら探しはやめて、湯音の健気さとちょっと鄙びたパリの片隅の風情を楽しむべし!

「セイクリッド・セブン」
今期、イチオシかもしれん…。
やっぱ好き!いろんな葛藤抱えながらも頑張って戦う男の子。
善石(よし)と悪石(あし)のせめぎ合いとか共闘とか、とても日本的な世界観で面白いと思う。

絵もキレイ。どこか昭和の香りが漂ういのまたむつみのキャラクターも、私なんかには感覚的にしっくり来るし。
唯一気になるとしたら、ヒロイン・ルリのあまりに不自然なロリ体型か…。
私ゃてっきり、飛び級してきた小学生かと思ったわっ。

ルリ命な執事とアルマの三角関係…みたいな、平和な学園生活とアクションとのバランスもいいよね、なんか懐かしい。
しっかし…変身する度に、億単位の貴重な石を消費するとは…瑠璃ちゃんのおうちが心配です…くだらん老婆心ですが。

「輪るピングドラム」
これはまさに、ダークホース!
いやいや~~、完全にノーマークだった~~~。
とても不思議な物語。どう説明して良いかわかんないし、全く読めないっっ!

最初は、ともかくビジュアルに単純に惹かれた。
星野リリィのリリカルなキャラクターデザインと、主人公の3人が暮らす慎ましい家の中を彩る、数々の小物達のただ事ではないセンスの良い可愛さ!
インテリアとか一切興味ないタイプなんだけど、これにはやられた~~~。

そして、いったいどこへ転がるんだか全く予測不能な物語。
「あれ?この感覚…知ってるぞ…ああ、ウテナだ!
後で知った。監督さんが同じ人でした~~。なるほどね!

荒唐無稽なお話なんだけども、第一話で見せられた双子の兄弟が寄せる、妹・陽毬への真摯な愛情
この一点だけは紛うことないものと確信できているので、どんなに突飛な事象が起こったとしても、彼らが妹の命をつなぎ止めるために奮闘する姿には絶対の真実を感じることが出来る。
そして…反則だろ!的存在感の3匹のペンギン~~。
やばいよ、アイツら。

「No.6」
すごくシリアス、というか、ハードなSF世界が展開されるのかな?と意気込んでたら。
いやまあ、それももちろん間違ってはいなかったんだけど。
これは…その…どっちかってーと…「腐」
その目線でおKかしらかしら、そうかしら~~~?
つか、もう私にはそうとしか見えないんですけど…すみません。
タイプの全く違う、でも繊細で優しい美少年二人のいちゃいちゃが、毎回楽しみでしょうがないです。
…多分これ、全く正しくない作品感想です。

他にも「うさぎドロップ」「神様ドォルズ」なんかもいいですねー。

「ダンタリアンの書架」は、うーん。“もうちょっとがんばりましょう”かなー。
「GOSICK」と似た世界観ながら、完成度は遠い感じだなー。
キャラクターもなんか雑だし、キャスティングもねー。
あの手の小野Dの声、食傷気味だわ…いい声バブルだわ…。

コメント (5)
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興行成績?何それ?

2011-08-20 23:03:59 | 映画

先日、やっぱり行って来ちゃいましたよー。
「こち亀ザ・ムービー」

はっきり言って、期待してなかった。
ま、「ファンの誼」みたいなもんかなー。

ネットの映画評とかって、とりあえずジャニーズ映画には厳しいよね。
ましてや「両さん」みたいな有名漫画キャラともなれば尚のこと。
見るべきじゃなかったんだけど、つい見ちゃったらまーもー、ちょっと読んだだけで心をダークサイドに持ってかれるような辛辣な言葉の羅列が…!

でもですよ。
そういうのって、たいてい乱暴な短文なんだよね。バッサリ斬って終わり!って感じの。
おそらく、観てない。
で、けっこう丁寧に書いてる人に限って割と評価が高い。
もちろん、例外もありますが。

ますます、「これはやっぱり、自分の目で確かめなければ!」という気がメラメラ燃えてきちゃってねーーー。

夏休みのレディース・デーということもあってか、意外にも(失礼っ)劇場は満席。
えっと~、これは今までの慎吾ちゃん映画で初めてかも…。

さて、観た感想は…良かった!
これ、意外にも(だから失礼っ)ちゃんとした映画でした。
星4~4.5は確実にあげられます。

慎吾ファンの私でさえさすがに「誰得?」と首をかしげざるを得なかったドラマ版とは大違い!な良作でありました。
陳腐な表現で申し訳ないけれど、笑いあり涙ありアクションあり人情あり…。

慎吾ちゃんの両さん、いろいろ言われちゃうよね、そりゃね。
「座頭市」といい「両さん」といい、まー近藤勇もそうかな。
なんでこの人は、こうもハードルの高いキャスティングにトライしていくのかなー。
周りの目とか気にしないのか、何も考えてないのか…。
なんともその辺が不思議で、そういうとこも私は好きだったりするんだけれども。

そう、その慎吾ちゃんですが。
ちょっとね、声の出し方というか、しゃべり方?
はじめ両さんを意識しすぎてか無理にしゃがれた発声をするのが、若干聞いててキツイ感じはした。
でも。ストーリーが進むにつれてそういうことも気にならなくなり、後半にはちゃんと彼なりの両さんがそこに確かにいた、と思えたよー。

ラストには、ボロボロ号泣。
全く眠くならなかったよ、私。

劇場に灯りが点き、帰り支度の観客席。
後ろの方から「面白かった!」「楽しかった!」と子供の声がいくつも聞こえてきて、あー、それが全てを物語ってるな、と幸せな気持ちになれました。

子供からお年寄りまで楽しめる、気持ちの良いファミリー映画でありました。

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どうしてくれんの、「タイバニ」!

2011-08-14 00:44:40 | アニメ

いやー、今期のお気に入りアニメについて書こうと思ってたんだけど…。

やっぱ、ここはスルーできんのよ!
「タイバニ」19話!(英語のタイトルはめんどくて書くのヤダ。)

そーそー。
8月4日発売の「ヤングジャンプ」もねー。
キャラクターデザインの桂正和の、書き下ろし読み切り漫画が掲載されるっていうんで前々から楽しみにしてたのに、肝心の当日にはコロッと忘れちゃってて!
思い出したのは数日後。
行きつけの本屋にはもう無いし、ネット上じゃ「売り切れ、売り切れ」って騒いでるし…焦った~~~。
結果的に、近所のコンビニでラスト1冊になってたのをミラクルゲットできたんだけども…危なかったよぉぉ。
もうちょっとのとこで、倍額になってる中古品を「ぽちっとな」とやっちゃう愚を犯すとこだったわ~~。

漫画は、面白かったです。
各キャラがちゃんと、キャラ立ってて。
バニーもちゃんとツンツンしてるし…そこが何より新鮮だったかも。

で、19話ですよ!
バニー、どんだけ虎徹に甘えてんのよっっ。
1,手作りチャーハンや買ってくれたピンバッチは、とりあえず拒否る。
  そのくせ、「思い出なんかこれからいくらでも作れる」発言。

2.公衆の面前で、虎徹に対して感情爆発。四つん這いで号泣。
  挙げ句、「これからもついててやる」と言われ、気絶。

3.目覚めたベッドで、第一声が「虎徹さん…」
4,虎徹が仕事を辞める気でいると知り、逆上。
  拗ねまくって、心にもない悪態をつきたおす。

5.結果、虎徹から(愛の)平手打ちを喰らい、ハンドレッドパワーで逃走。

も~~~、どこのワガママお姫様なんだかっ。
かつてのクールキャラは、いったいどこに行ったんだよぉぉ。
ヤバイでしょ。可愛すぎるって。
こりゃー虎徹ならずとも、ほっとけないわな。

しかも、またまた記憶を奪われそうで、バニー大ピーーンチ!!
きっと、再びよそよそしい態度になっちゃうんだろうな。
で、虎徹がバニーの記憶の奪還に奔走するんだわ~~~、愛ゆえに、ねっっ!

全く…腐ごころを刺激しすぎだぞ、「タイバニ」!

コメント (2)
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今期の残念組

2011-08-09 22:31:37 | アニメ

いかんいかん。
もう8月も半ばにさしかかろうってのに、まだ7月開始のアニメについて何も感想をアップしてなかった…いつもながら遅すぎだ、自分。

えっと、その前に。
あまりの救いのない展開に軽く鬱になり、2話だけ観てずっと放置していた「デッドマン・ワンダーランド」全12話を、一気観。
最終回に、愕然とした。
面白くなってきたとこで思いっきりの中断!
あの終わり方は無いわ~~~~!
思わず、TSUTAYAでコミックをレンタル。
おおお、やっぱ面白いやん!

2期やって欲しいけど、後半ポイントとなるキャラをアニメでは省いちゃってたことがわかり、こりゃ無理かな?と。
クロウこと千地清正の活躍をもっと観たかったけどねー!
へへ、わかりやすくてすみません。ズッパシ!

さて、今期もまた残念組から。

1話で挫折したのが「ゆるゆり」「R-15」「ロウきゅーぶ!」「アイドルマスター」
ま、おばちゃんはさ、基本「萌え」のハードルが高いのよっ。
「百合」はね、やっぱ風情がなければ!
キャピキャピるんるんしながら、女の子同士じゃれあわれてもね~~。
「R-15」の、覚悟の無い下品さも耐えられない。
「ロウきゅーぶ!」と「アイマス」は、キャラの魅力のなさに撃沈。

2話で切ったのが「魔乳秘剣帖」
「豊乳は富であり、絶対。貧乳は人に非ず」って、あんた、そのうち訴えられるよ。まー想像はついてたけど、どこまでもひたすら「乳、乳、乳」
当然ながら、白モザイクやカットのオンパレード。
2話でおなか…もとい、胸がいっぱいになり、リタイア。

今期の作品ではないけど、13話で断念したのが「へうげもの」
これはちょっと、自分でも意外だったかも。
いや、途中までは本当に楽しく観てたんです。あの信長暗殺までは
あれは、いかんわ。
100歩譲って、秀吉が暗殺を故意に看過した、というならまあ我慢も出来たかもしれない。
でも、秀吉が直接物理的に信長を弑するなんて、そんなの!
そこまでぶっ飛ばれると、なんか萎える…。
トドメをさしてくれちゃったのが、秀吉が立てた、織部考案の旗指物。
ピンクのハートの中に浮かぶ「信」の字…。
なんかもう…不快。
いや、設定からギャグとして観られてたんならまだ良かった。「戦国BASARA」くらい最初っから飛ばしてくれてれば、ね。
なまじ絵も綺麗だしキャストも堅実で、真面目な歴史物、みたいな気でいたら思いっきり足下をすくわれたって感じ。
そのバランスの悪さに、ついていけなくなっちった…。

おいら、好きなものには意外なほど保守的なんだよ~。

それと、思ったほどじゃなかったのが「BLOOD-C」
いやもう、何かの呪いにかかってんじゃないのか?ってくらいに展開が遅い!
もう5話まで放送されたんだけど、ほぼ毎回同じ内容。
どーなってんの?
時真クンはいつになったら、ハジ化するんだ?
1クールだって噂だけど、今後どうするつもりなんだか…色んな意味で不安一杯アニメ。

「うたのプリンスさまっマジラブ1000%」
タイトル、恥ずかし過ぎ~~。
男性声優カタログとして観てれば、全く問題なし!

ただ、真面目にストーリーに取り組むと…ヒロインのキャラがたまらなく悪いっ。
ジメジメなよなよ…同性として全く感情移入できん!

あと、全体的に色設定に難があるような…。
この赤髪率の高さは、どーにかならんか。目がチカチカするってばよっ。
そして何より、ヒロインの目がコワい。
黄色の瞳に緑の瞳孔って…!
黄色のプチトマトの断面図みたいなその目は、どこを見てるのか全く分からず感情も読めず、マジ怖い。
沢城みゆきの声も、全く合ってない。

長くなってきたので、お気入りについては次回に。

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スーパーマン、翔ぶ!

2011-08-02 22:47:07 | 声優

こんなお素敵コンサートが開催されることを知り、急遽、参戦決定いたしました!!
『今度はブラスだ!田中公平真の?30周年記念コンサート』

ちょっとちょっと、何なんですか~~。
この素晴らしすぎる出演者と、楽曲!
やばい。やばいですってっ。

ささきさんと、ワンピースメンバーですよ!
絡みはあるかな?
あって欲しいなー。
田中さんがうまく座長的存在で、まとめてくれそうな気がするんだけど…。

ま、ゾロの中井さんが参加ならより完璧だったんだけどさー。
それにしても、楽しみすぎるでしょ~。
好きな曲ばっかだし。
生で「ファミリー」が聞けるのかと思うと…ワクワクが止まりませんって!



ささきさんと言えば、前回書いた「スーパーマンモーション・ピクチャー・アンソロジー」を購入しちゃいました~。
日本版の発売は8月24日さんですけどね、UK版をヤフオクで¥5000ちょいで買えちゃった~~。
今日届いたので、早速チェック。
パッケージはもちろん英語だらけでさっぱりだけど、いざプレイしてみると、あら不思議。


「このディスクは…云々」という表示、あれがしっかり日本語表記でされるのね。
メニューもちゃんと日本語だし。
これは嬉しい誤算でした。

そして…ささきさんのスーパーマンとの再会…!
荒れたVHS ビデオ画質じゃないんだからねっ。
ああ、やっぱクリストファー・リーブの端正でエレガントなスーパーマンはええのぉ~~~~。
そんなリーブに、ささきさんの声が合うったら…!

ロイスとの空中デートは、何年経っても色あせない嬉し恥ずかしいうっとりシーンだし~。
あの飛翔の際の、腕で舵を取る感じね。あれがたまらなく好き。

いやー、良い買い物したわー。
また新しい楽しみができました…時間はなくなるけど。

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