これ、最近で一番気になったフレーズ。
先日、乳がんのマンモグラフィ検診に行ったんですけどね。
その際、技師の若い女の子が連発してたんです、鼻にかかった甘い声で。
いや、貸すわけじゃねーし。
貸せるわけもねーし。
なーんて、中坊みたいなこと思いつつなんか面白くなっちゃって、おかげさまで乳房を二枚のプラ板で挟まれるというか、押しつぶされる痛みも幾分かは和らいだってもんです。
さて、またタイミングとか一切無視のアニメ感想を少々。
まずは「伝説の勇者の伝説」。
ふーーー、これ実は昨年の12月で放送終了した作品なんですが…。
6話まで観て、完全放置してました。申し訳ないっ。
ブルーレイのHDD整理のために、いい加減観なきゃな~と思いまして。
7話から最終24話までを、一気呵成に鑑賞。
面白かったです。
なかなかね、メインの3人に感情移入できないのが難点ではありますがね。
それ以外の脇役たちが魅力的で、そっちでもっぱら楽しませて頂きました、はい。
特にクラウ!
最初、似非オスカーとしか思えず反発を覚えたもんですが、8話「エスタブールの反乱」で一気に転びました。
結局、ツボなんだなー。
裏表のない、気持ちの良いスカッとした男。武の要、青年将軍、常に“陽”の道を征くもの…。
それに加えての長身・赤髪とか…ぐふっ。吐血するほど好みだわ。
そして彼は運命の少女、ノア・エンとの出会う。
うおおお、この身長差に萌えっっ。
実に実に、絵面としてしっくりくる好ましいカップルではないですか?この二人。
その後もひたすら、クラウ、もしくはクラウ×ノアを観るのが楽しみで…ふふふ。
その出方がまー、脇役スキーの心を見事に突く頻度なんだよな~~。
初期の「ガッチャマン」における、ジョーの出番を心待ちにするあの感覚に似てる。
こういうモチベーションが大事だよね、オタにはさ。
そうなってくると、他のストーリーとかにも自ずと目がいくようになるし。
ええ?やっと~~?
ままま、終盤になってやっとダークサイドに堕ちたシオンの壊れっぷりや、ライナの孤独なんてのにも気持ちが向くようになったってことで。
しかし、原作未読の人間にとってはわかりにくい展開てんこ盛りですなーー。
「α」とか「扉」とか「黒い英雄と寂しがりの悪魔」とか…。
全ての謎を内包したまま、怒濤の最終回。
そして2期へ…!ってあるのかな?
なきゃ困るんだけど。
あ、ちなみに例の二人は21話にはこうなっとります…。
ヒューヒュー!
病室でなにやってんだ~~。
それにしても、17歳にしてはたわわ過ぎだぞ…ノア。
あと遅ればせながら鑑賞したのが、「新ゲッターロボ」。
これも全13話一気に。
いいよね~~~、この荒々しさ!
吹き出す鮮血、飛び散る脳髄!みたいな。
元々の永井豪というか石川賢の世界に、かなり近い仕上がりなのでは?と推察され。
“男”を飛び越え、もう“雄”と表現するしかない猛々しさを全面にあらわにするメインの野郎3人。
ゴロツキとテロリストと破戒僧だもんね…凄い取り合わせ。
かなりキてる主役たちなので、イイの?これ?と思ったら、なるほどOVAの一挙放送だったんだ…それでこの描写なのね。
流竜馬の石川英郎さんは、「BLEACH]の浮竹さんとはうってかわった野性味たっぷりの男です。
かつての竜馬・神谷明さんのような華のある声ではないけど、この竜馬にはこの声で正解なのかな。
神隼人の内田直哉さんは、かつての山田俊二さんを踏襲した感じで、違和感なし。
全体には面白く観たってかんじだけど、いくつか気になる点も。
まずなんといっても、流竜馬の能力が突出し過ぎ。
ゲッター線との適応力が高いというのか、ゲッターそのものに選ばれた男、とでもいうのか…。
あれじゃ他の二人の存在意義がまるでないじゃん。
全編通して、活躍してるのはほぼゲッター1だし。
数少ないゲッター2や3の登場は、ほとんどがゲッター1の前座でしかなく、マジ悲しいっす。
最後も一人で竜馬が持って行っちゃって、挙げ句「テッカマン」的特攻尻切れトンボじゃーねー。