ひねもすのしのし。

オタクおばさんの太平楽な日々

先が観たい、でも終わって欲しくない

2008-09-19 23:42:10 | アニメ
あやや~~。何でこの作品のこと、もっと早く書かなかったのかしら~。
もうすぐ終わっちゃうんですけど、遅ればせながら…。
「ブラスレイター」
今どき珍しいくらい、徹頭徹尾シリアス!
一片のギャグも無し!
そして特筆すべきは、作画のクオリティの高さとその安定感。お見事です。
崩れた回なんか一度もないもんね~、凄いわ。
ただ、メカニックなシーンは全てCGなので、アクションシーンになると、あの奇妙な「上滑り感」みたいなのがどーもね。
でもその分差し引いても、あのカッコいいキャラクター達の繰り広げるドラマには、どっぷり魅了されました。

特に印象的だったのが、第12話「審判の日」。
XAT隊・壊滅という衝撃の展開で、前半の折り返しとなったわけですが…。
もう壮絶かつ濃密なシーンの連続で、画面に釘付け。
XATの面々が、次々と悲壮な最期を遂げて…アル、ブラッド、レーネ、ヘルマン…。
もう、胸痛かったです…哀しくて。

胸が痛いと言えば、続く第13話「遠い記憶」。これもヤバかった!
極度の無口で、ひたすら影の薄い主人公・ジョセフの哀し過ぎる過去が語られるんですが、これがまたヘビーで!
根底にあるのは、人間のおぞましい業。
謂れない差別から来る貧困、暴力、虐待…必死に耐える幼いジョセフの姿が痛々しいったら。
なんかもう、ずんってやられちゃうんですよね~。

そして、この間の第22話「届かぬ想い」
直情型で不器用だけど、まっすぐな性格の赤髪のワイルド系、泣きぼくろがチャーミングなヘルマン、お気に入りだったのに~~~。
せっかく融合体になってまで、アマンダの元へ戻ってきたのに~~~。
そしてアマンダだよっっ。
もうちょっと可愛げを見せてくれてもいいと思うぞーー。
男前過ぎなんだよ、あんたはっっ。
ま、ヘルマンもそういうとこが好きだったんだろうけどさー。
はっ、ひょっとしてヘルマンの片思い?
そういえばアマンダのヘルマンに対する態度って、常に友情と信頼に基づいたものだったような…。
そうすっとタイトル「届かぬ思い」って…ひ~~~、悲し過ぎる~~~!

ラスト2話、ヘルマン亡き今となっては、私の残された萌えポイントはシドウ!
ぐっと渋くなるけど、彼しかいないわ。
でも彼もこの間から死亡フラグ立ちまくりで、もう危ないったらありゃしない。
ドキドキしながら見守ります!

コメント
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