ソウルで金魚

韓国のソウルで金魚や熱帯魚などを飼育しています。

二酸化炭素

2008年05月01日 | 水草


はぁ~・・・。
また浮いちゃってます、水草。
何気に犯人も写っていますが。

金魚水槽の水草はどうもうまく育ちません。
原因はいろいろありますが、「二酸化炭素不足」もその一つのようです。

水草は、「光」と「肥料」と「二酸化炭素」のバランスがよくないときれいに育たないらしいです。
金魚水槽の照明は、グッピー水槽の半分。
でもそれで充分らしい。(主人談)
肥料は一応入れています。
あまりたくさんではないけど。
二酸化炭素は缶のものを使っていて、それでは水中に充分に二酸化炭素が溶け込まないらしいんですよね。




私が使っている二酸化炭素。
これを一日一回ぷしゅっとするわけです。




ぷしゅっとした二酸化炭素はホースを通って、水槽の真ん中辺にあるプラスチックのケースの中に入り、少しずつ水中に解けていきます。
でもこのやり方では足りないそうなんです。
しかも缶の二酸化炭素は非常~に高い。

なので。

私もついに二酸化炭素を手作りすることにしました~。^^

 作り方

まず、ペットボトルを2本用意します。(写真撮り忘れた)
1.6リットルのビールのペットボトルと
500mlのコーラのペットボトル。
(ビールのペットボトルは他のペットボトルより丈夫らしい)

それから、ペットボトルの蓋に穴を開けます。
ビールの蓋には一つの穴、コーラの蓋には二つの穴。
そして開けた穴にチューブを通して強力接着剤でとめます。




こんな感じ。
これはビールの蓋です。




つなげるチューブの長さのバランスはこんな感じです。
チューブも普通のチューブではなくて、高圧に耐えられる専用のチューブを使います。

その後、二酸化炭素がもれないようにシリコンで固めます。




こんな風に。
これはコーラの蓋。
これでペットボトルの準備はオッケー。

次はいよいよ二酸化炭素を作ります。




分量はかなり適当ですが、大体、
水 1350ml (ビールのペットボトルの7分目くらい)
砂糖 500ml
でんぷん 100ml

これを鍋に入れて中火でかきまぜます。
牛乳みたいな色から水糊みたいな色に変わればオッケー。




このくらいかな。
これを35℃くらいになるまで冷まします。




冷めたらろうとを使ってビールのペットボトルに入れます。




次に小さじ2杯くらいのイースト菌を50ccくらいの水に溶かします。
この水も35度くらいがいいらしい。
イースト菌が解けたら、同じくろうとを使ってビールのペットボトルに入れます。




次に500mlのコーラのペットボトルに水をこのくらい入れます。(100mlくらいかな)




最後にこんな感じでセッティングして完成~。(かなり適当です・・・)
写真では分かりにくいんですが、ビールのペットボトルからコーラのペットボトルにつないだチューブの先が、コーラのペットボトルの中に入っている水に達していないとダメなんだそうです。




ちょっと拡大。
ホースが見えにくいですね。^^;

これで、早ければ数十分、遅くても数時間で二酸化炭素が出ます。
この日は夜遅くに作業をしたので、セッティングだけして寝てしまいました。


翌朝。




うわっ、出てる出てる!!
泡も細か~い。
拡散器よりCO2ストーンの方が細かい泡がでるなぁ。
・・・でもちょっと出すぎのような。
金魚水槽には多すぎるんだけどなぁ。




ということで、グッピー水槽で使っていた拡散器と交換しました。
うん、こっちの方が金魚水槽には調度いい。




これで水草も元気になるかな?

早速ヤスが・・・。