飼育ケースで育てていたグッピーの稚魚、悪戦苦闘の末、やっと水槽デビューすることができました。^^
何が悪戦苦闘だったか。
まず、3月半ばに大きめの子を2匹入れてみたんです。
びくびくしながらも何とか泳いでいたから大丈夫かなと思ったら、やっぱりシルバーチップテトラが攻撃してきて。
突っついたりはしないんですが、矢のような速さで稚魚まで迫ってきて、急ターン。
何匹も何匹も。
永久的に攻撃してくるから稚魚がすっかり参ってしまって。
あんなに外に出たがっていたのにケース内に戻りたいようなそぶりをしたり、一匹は水草の陰に隠れて出てこなくなったので
仕方なくまたケースに戻しました。
これは完全に大人になるまで水槽デビューさせちゃいけないね、と話していたんですが、4月の始め頃。
いるはずのない子が水槽内を泳いでいて。
あなた…稚魚ですよね?
どうやらケースからジャンプして水槽に入ってしまったようです。
落ち着いてすいすい泳いでいたし、シルバーチップテトラも攻撃していなかったので、大き目の子を6匹デビューさせてみました。
激増したグッピーが目障りだったのか、シルバーチップテトラのオスがちょっと攻撃していたけど、暫くしたら攻撃しなくなって。
やっと水槽デビューを果たすことができました。
4月10日には浮くことができない稚魚も水槽デビュー。
本当はもっと大きくなるまでケースで育てるつもりだったんですが、お友達がいなくなったら急に餌を食べなくなって
ケースから出たいようなそぶりをしていたので、仕方なくデビューさせました。
一生懸命泳ぐ浮けない子。
名前はマンドゥンイ(日本語でハゼ)になりました。(笑)
お友達と一緒になれたマンドゥンイ、嬉しそうに水槽内を泳いでいたけど、どう見ても泳ぎすぎ。
ケース内にいるときはこんなに泳がなかったのに。
大丈夫かな…と心配していたら
翌日は底にいました。
餌をあげても出てこないマンドゥンイ。
このまま餓死しちゃうのかな…そのまえにヤマトの餌食になっちゃうかしら…
でもまたケースに入れて育てることもできないし…
ここまできたら、マンドゥンイの生命力を信じるしかないと思っていたら
翌日、少しずつ泳ぎ始めて。
残っていた餌でも食べていたのか、だんだん力強く泳げるようになってきて
今はかなり自由に泳げるようになりました。
でも他の子たちの3倍ぐらは力を使っていそう。
餌も一気に食べることができないし。
他の子達はもう追いかけっこを始めたけど、マンドゥンイはまだ一人の生活を続けています。
先週、また稚魚が生まれたけど、隔離しなかったので全滅。
多分、シルバーチップが殺戮→コリドラスが美味しくいただく、といった感じだったと思います。
水草が増えたら、自力で生き残る子も出てくるかも?