ソウルで金魚

韓国のソウルで金魚や熱帯魚などを飼育しています。

キムチチゲ

2009年05月18日 | 韓国料理
今日は久しぶりに韓国料理のレシピ紹介です。
って、いつ振りなんでしょうか・・・。
韓国料理のカテゴリー消すほうがいいかもしれませんね。^^;


今日は、一番質問が多いキムチチゲ!!
日本でもよく作られるようなんですが、「どうしてもあの濃い味が出ない」「何となく物足りない」と言う話をよく聞きます。
でも、韓国では一番簡単な料理なんですよ。^^

では、作り方紹介~。

① キムチを鍋に入れる。
② 水をキムチのひたひたよりちょっと上まで入れる。
③ 10分ほど煮込んで出来上がり

・・・なめとんのかーーーーっ!!という声が聞こえてきそうですが、本当にこうやって作るんですよ。^^;
キムチチゲを作るときのポイントはただ一つ!
「キムチチゲに向いているキムチを使うこと」
これだけです。
じゃあ、どんなキムチがチゲに向いているのかというと、
「しょっぱくて」
「辛くて」
「時間がたって酸っぱくなった」
キムチがキムチチゲに向いています。
でも、実際そういうキムチを日本で手に入れるのは難しいです。
実は、お義母さんが作ってくれるキムチは日本人向けの薄味なので、キムチチゲには向いていないんです。
でも、そんな薄味キムチでも美味いキムチチゲを作ることができる方法があります。
前置きが長くなりましたが、日本でも美味しく作れる(と思う)キムチチゲの作り方で~す!!^^



【 材料 】
時間がたって酸っぱくなったキムチ・・・300g
だし汁・・・キムチの1.5倍くらい
A:コチュジャン・・・小さじ2
  醤油・・・小さじ2
  みじん切りにしたニンニク・・・小さじ1
  唐辛子粉(韓国のもの)・・・小さじ1
  ごま油・・・小さじ1
  ごま・・・適量
  コショウ・・・適量

*お好みで 
豚肉・・・50g、またはツナ・・・50g
ネギ・・・適量
豆腐・・・適量


【 作り方 】
① 鍋に油を適量ひき、キムチを入れて炒める。
 (豚肉を入れる場合は、豚肉を炒めてから、キムチを入れて炒める)
② キムチに火が通ったら、だし汁を入れ、Aを全部入れる。
③ 10分ほど強火で煮る。
④ ツナを入れる時は、ここで入れてください。
⑤ お好みで斜めに切ったネギと豆腐を入れて3分ほど煮込めば完成。








簡単でしょう~。^^(写真はツナキムチチゲです)
ポイントは「コチュジャン」です。
普通はキムチチゲに入れないんですが、味が薄いキムチに入れると濃い味のキムチチゲを作ることができます。

以前の記事にも書きましたが、調味料はできるだけ韓国産のものを使うほうがいいです。
特に、
 醤油
 ごま油
 唐辛子粉
は、日本のものと味が違う気がします。
Aの調味料とだし汁の量はあくまでも目安なので、お好みでどんどん変えちゃって下さいね。^^








キムチパワーで新型インフルエンザをふっとばせ~~~!!^^



追記
「すっぱいキムチ」を作るには、キムチを冷蔵庫の中に入れっぱなしにしておけばいいんですが、キムチが乾くと、白いカビが生えてしまいます。
何日かに一度、キムチが乾かないようにキムチの汁をかけてあげてくださいね。
(韓国では、食卓に出して余ったキムチを違うタッパーに入れておいて、たまったらキムチチゲなどに使います。^^)






応援ありがとうございます。


トッポッキ

2008年12月25日 | 韓国料理
うう~~~っ、寒いっ!!!
毎日寒いですね~。
こんなに寒いと出不精になるのも当たり前で・・・(私だけ?)
食料品の買出しも一週間に一回か二回。
でも、寒くても外に出ると、気持ちがいいんですけどね。^^


さて、今日は久々のソウルネタ、韓国料理第2弾です。
今日の料理は、韓国に旅行に来た人が一度は食べる(であろう)屋台料理の定番、「トッポッキ」です。
甘辛い味がなんとも言えないんですよね~。^^
韓国の子供はみんなトッポッキが大好き!!
韓国ではこのトッポッキを家でもよく作るんですよ。
しかも簡単!
では、材料と作り方を~。


◆ 材料 ◆
トック(韓国のおもち)・・・250g
おでんの具(薄いさつまあげのようなもの)・・・適量
ネギ・・・1/2本
キャベツ・・・1枚
シメジ・・・半パック
にんにくのみじん切り・・・大さじ1
ごま油・・・適量

◆ たれ ◆
コチュジャン・・・大さじ2
砂糖・・・大さじ2
醤油・・・大さじ2
コショウ・・・少々


【 作り方 】
1.トックを水に10分ほどつけておく。
2.野菜とおでんを一口大に切る。
3.ボールにたれの材料を全部まぜておく。
4.鍋、またはフライパンに油をひいて強火で野菜をさっと炒める。
  火が通ったら、皿に取り分ける。
5.同じ鍋に油をひき、にんにくのみじん切りを炒める。
  香りが出てきたら、水につけておいたトック、水1カップ、
  たれを加えて、トックが柔らかくなるまで、10~20分
  弱火で煮る。
6.トックが柔らかくなったら、おでんを加える。





7.最後に炒めておいた野菜を加え、香りにごま油を数滴たらした後、
  ひと混ぜして出来上がり。






トックは写真のような長細い韓国のおもちを使って下さいね。
おでんは、写真の右側にあるような平べったいものが韓国にはあるんですが、日本にあったっけかな・・・?
さつまあげみたいので大丈夫だと思います。

私は野菜が好きなので、トッポッキにも野菜をたくさん入れます。
ニンジンを入れるときもあるし、しいたけを入れるときもあります。
そのときの冷蔵庫内の状況によっていろんな材料を入れてもいいと思いますよ~。(けっこう大雑把です・・・^^:)

あと、おでんの具の代わりに、鶏肉を炒めて入れても美味しいです。
韓国ではこのトッポッキと、てんぷらや焼き餃子をよく一緒に食べます。
甘辛いたれによく合うんですよ!
ぜひ試してみて下さいね~。






では、よいクリスマスを・・・。

さばキムチ煮つけ

2008年11月25日 | 韓国料理
日本へ帰るとよく「韓国料理のレシピ教えて!」と言われるので、今回、思い切ってブログに書いてみました。
「何も思い切らなくても」って思われそうですが、料理嫌いの私には一大決心なんです。^^;
それに、レシピを紹介したくても、日本と韓国では野菜や魚、肉などの味や種類がちょっと違うので、あまり上手く作れないことが多いんですよね・・・。
なので、ここでは、「料理下手のモカパンでもうまく作れた、日本で作っても失敗しなさそうな韓国料理」を紹介していきたいと思います。^^


第一弾は「さばキムチ煮つけ」。
韓国に住んでいる日本人なら誰でも、「あぁ~、あれね」って思うポピュラーな料理です。

では、材料と作り方!


◆ 材料 ◆
さば・・・1匹(切り身でもいいです)
キムチ(酸っぱくなったもの)・・・200g
玉ねぎ・・・中1個 
大根・・・3cmくらい
ネギ・・・1本
青唐辛子・・・2個 (お好みで)
赤唐辛子・・・1個 (  〃  )
水、またはだし汁・・・1カップ

◆ たれ ◆
醤油・・・大さじ1
コチュジャン・・・大さじ1
砂糖・・・小さじ2
にんにくのみじん切り・・・大さじ1
しょうが汁・・・小さじ1
酒・・・大さじ1
コショウ・・・少々



【 作り方 】

1.さばは頭と内臓を取り除いた後、よく洗い、3~4cmの長さに
  ぶつ切りにする。
2.キムチは3cmくらいの長さに切り、玉ねぎは千切りにする。大根は5mm
  くらいのいちょう切りにする。青唐辛子、赤唐辛子、ネギはそれぞれ斜めに
  切る。
3.ボールにたれの材料を全部入れて混ぜておく。




4.鍋に玉ねぎと大根をしき、その上にキムチとさばをのせる。
  さばの上に、斜めに切ったネギ、青唐辛子、赤唐辛子をのせる。
  その上に混ぜておいたたれをかけ、水、またはだし汁入れた後、
  蓋をし、火にかける。(今回は唐辛子を入れませんでした)





5.沸騰したら蓋をとって弱火にする。ときどき汁をさばにかけながら
  煮ると、味が均等に染み込む。(アクはとらなくてもいいです)





6.汁が少なくなって、さばに味がついたら完成。


簡単でしょう~。^^
これは絶対失敗しませんよ。
さばの代わりにサンマを使っても美味しいです。
今の時期にぴったり!
魚好きにはたまらない料理です。(飼うのも食べるのも好きです ^^;)


で、ポイントですが・・・

キムチは必ず、韓国産のキムチを使って下さい。
できれば手作りキムチを買ってきて使う方がいいです。
きれいに包装されている既製品のキムチは、普段食べるのには良くても、キムチを使った料理を作るのには向いていません。
キムチは時間がたつとすっぱくなるので、そのすっぱくなったキムチを使うと美味しい煮つけが作れます。

それから、調味料も必ず韓国産の調味料を使って下さい。
日本の調味料を使うと美味しくできません。
「でも全部の調味料をそろえることなんかできないよ」という方は、
 醤油
 味噌
この二つだけ、韓国産のもの使ってください。(今回味噌はありませんが)
もうちょっと買える方は、
 ごま油
 酢
 コショウ
 唐辛子粉
この4つもそろえれば完璧です。^^
塩と砂糖は日本のものでも大丈夫だと思います。

あと、コチュジャンは辛いコチュジャンと普通のコチュジャンがあるので注意して下さいね~。
間違って辛いコチュジャンで作ると、ものすご~く辛い料理ができあがります。(経験有・・・)





ちなみに、韓国では生の魚ではなく、缶詰にされたものをよく使います。
これはサンマの缶詰ですが、3匹分くらい入っていて、1,500ウォン位です。
さばの缶詰はもっと安いです。
これなら魚の内臓をとる手間がはぶけるので、調理がもっと簡単になります。
韓国に来たときにたくさん買っていくと便利かもしれませんね。^^


どうでしょう、さばのキムチ煮つけ、美味しくできたでしょうか。
では、また次の機会に・・・