
もうかなり前の話です。
去年のクリスマスごろだったかな、一匹のシルバーチップテトラが水カビ病にかかってしまいました。
背中のあたりにぽつぽつと白いカビが生え、鰭はぼろぼろ。
換水したら少しよくなったんですが、またすぐにカビが生え、目も白濁してきたので

とりあえず唐辛子を入れてみました。
カプサイシンの力で翌日にはカビがきれいになくなり、これで完治かなと思ったら、一週間ほどでまた再発。

今度はイソジン浴。
水1Lに1滴入れて、5分ほどやったと思います。
これが全然効かなくて。
後で知ったんですが、イソジン浴ってどんな病気にでも効くわけじゃないんですね。
悪いことしちゃいました…。
その後も水カビは消えることがなく、目は常に白濁、鰭もどんどん短くなってきているようだったので、ついに塩浴開始。
基本的に治療をするときは餌をあげないほうがいいんですが、うちではお魚さんを落ち着かせるために少しだけ餌をあげています。
ところがこの子、一人ぼっちになったとたん餌を食べなくなってしまったんです。
それでもそのまま三週間ほど塩浴を続けていたら、体がどんどん斜めになってきて。
このままだと死んでしまうと思い、治療をやめて水槽に戻しました。
それから4ヶ月。
その子はどうなったかというと…

じゃん!
全く変わっていません…。
去年と同じ。
鰭もそのまま。
ただ水カビは生えなくなりました。
塩浴の効果があったのかな…?

(コリドラスの餌狙ってます…)
隔離中は餌を全く口にしなかったのに、水槽に戻ったとたんお友達と争うように餌を食べ初めて。
どんどん太っていって、暫く前の産卵にも参加していました。

背びれはぱっかり割れていて、前鰭は半分ほど、腹鰭はほとんどありません。
でも尾鰭がしっかりしているので、泳ぐのは問題ないよう。
他の子たちよりも素早く泳ぎます。

鰭は体調がよくなれば再生すると思っていたんですが、この子は全然ダメですね。
それでも不自由していないようなので、このまま見守っていこうと思っています。
それにしてもシルバーチップテトラって丈夫だな。^^;
