物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

日本予選敗退

2014年06月25日 | Weblog
午前5時前に起きて、W杯グループリーグ・日本対コロンビア戦をTVで観戦。前半17分に、ペナルティエリア内で今野が相手を倒してPKを献上。これを決められ、先制点を許す。前半の終了間際、本田のクロスに岡崎選手が飛び込み、ヘディングで同点ゴールを決めた。しかし、後半に入り、コロンビアのエース・ロドリゲスが投入されると、後半10分に勝ち越しを許す。そこからは日本も相手ゴールに攻め込み、何度か決定機を演出するも、最後まで得点することはできず。逆にコロンビアのカウンターに失点を重ねて、最終的に1対4の完敗となった。日本は0勝2敗1分の勝ち点1でC組最下位、予選敗退が決まった。
試合自体は面白かった。前に2戦に比べ、明らかに攻めの姿勢が感じられた。前半で同点に追いつき、同時刻に行われていたギリシャ対コートジボワールは1対0でギリシャがリードしており、心の中で2割くらいの確率で「奇跡」を信じた。でも終わってみれば惨敗。これが日本の実力なのか。
ザッケローニが代表監督に就任してから、日本代表はほぼ順風満帆に見えた。初めて指揮をとった試合で、前回のW杯で敗れたパラグアイに勝利。その後、アルゼンチンにも勝った。アジア杯は優勝。W杯予選は、ほぼ危なげなく、世界最速で本戦出場を決めた。
長友や香川、本田は、欧州のビッグチームに移籍し、その他多くの代表の中心選手はヨーロッパの主要リーグでプレーするようになった。
個人的にも、長居スタジアムや金長スタジアムで生で観ていた香川や清武、柿谷や山口など、セレッソ出身の選手が代表に選ばれ、余計に代表に対する思い入れが強くなっていった。
世界の成長スピードが日本のそれより速かったのか、あるいは「代表戦」などといっても、所詮は国際親善試合やアジアの大会が中心で、そこで勝利を重ねても、大したことない虚構の強さだったのか分からない。選手のインタビューやマスコミの論調を聞いても、腹落ちするような分析コメントがない。要するに、世界の壁が厚かったのだ。
本田の試合後のインタビュー。「無念の一言」「負けたのは自分の責任」「すべてを受け入れる必要がある 」「夢や希望を与えられなかった」「デカイ口たたいてすみませんでした」。長谷部や長友も同じようなことを言ってた。高潔すぎる。20代の若者たちがそこまで背負い込む必要はない。
そしてファンもマスコミも、しょーもない「戦犯」探ししてる暇があったら、これからまだ続くワールドカップ決勝トーナメントをできるだけ観戦して目を肥やそうよ。キリン何とかカップよりもはるかに勉強になるはずだ。
コメント (3)
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