物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

期待役割は「アメリカのリーダー」?それとも「世界のリーダー」?

2009年01月22日 | Weblog
 バラク・オバマの大統領就任式をYou Tubeで見た。抜群に上手いな、プレゼンテーション。
 日本のメディアはどういう論調で書いているのか読売、朝日、毎日、産経、日経五紙すべてに目を通す。一面トップの見出しはすべて就任演説からの抜粋。
  ・読売:新しい責任の時代
  ・朝日:対イスラム「新たな道を」
  ・毎日:責任果たす時代
  ・産経:試練は克服できる
  ・日経:米国民の信念必要
 それぞれピックアップするところが違っており面白い。特に新聞社との思想的なリンケージは感じられず。

 私がオバマ氏に期待するのは「アメリカのリーダー」として。①アメリカ経済の再生、②イラク軍撤退ひいてはイスラム世界の安定化(もとはといえばブッシュがしでかしたことのケツ拭き)、③地球温暖化防止へ向けての国際協調、この3つを“あくまでアメリカ大統領としての立場で”やってくれればよい。
 再び「世界のリーダー」や「強いアメリカ」を求めているような論調が結構ある。オバマ氏の持つカリスマ性ゆえなのだろう。本人も就任演説でそのような趣旨のことを述べていた。が、あくまで「ブッシュ政権で悪化した世界との関係再構築をする」レベルまででいい。それ以上やらんといて(^_^;)。新しいパワーバランスを構築しましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする