MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ハンガリー放送交響楽団演奏会

2020-05-24 09:33:58 | 音楽夜話(クラシック)
ハンガリー放送交響楽団演奏会

東欧のオケの面白さは、まだまだあるのだな。
ここでのブラームスの1番は、今どきの演奏ではないけれど、
でも、重心の低いゆったりした中にも言いたいことは伝えた感があり、
最後の盛り上げも熱く、なかなか聴きごたえのあるブラームスでした。


バルトーク:バレエ組曲「中国の不思議な役人」 op.19
同:ピアノ協奏曲第1番 Sz.83
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
イェネー・ヤンドー(ピアノ)
アンドラーシュ・リゲティ指揮ハンガリー放送交響楽団
1994年2月13日 ブダペスト、リスト・フェレンツ音楽院コンサートホール


ハンガリー放送交響楽団演奏会
https://mediaklikk.hu/radio-lejatszo-bartok/?date=2020-05-22_13-26-00&enddate=2020-05-22_15-09-00&ch=mr3







ミッドナイトジャミン5月23日

2020-05-24 09:23:43 | 音楽夜話(ジャズ)
ミッドナイトジャミン5月23日(忘備録)


「ラジオを聴くということ」
チャレンジするということ。ギターを始める人が増えている。


1In My Life(生演奏) 井上 銘
ビートルズもご存じ。ちょっとエキセントリックな、JAZZ系の
アレンジも心地よく聴かせていただきました。




テレフォンゲスト:クラ・クラックス 小田朋美さん。
2Gotham Lullaby Meredith Monk
多角的な見地もある方。


3You Are The Champions QUEEN & ADAM LAMBERT
医療従事者に捧ぐ。



RAI国立交響楽団(イタリア)演奏会。

2020-05-22 01:49:11 | 音楽夜話(クラシック)

RAI国立交響楽団(イタリア)演奏会。
イタリアの放送オーケストラ。


モーツァルト:歌劇「クレタの王イドメネオ」 KV367~バレエ音楽


これは初めて聴きました。モーツァルトの音楽は、好きなほうですが、
歌劇は「魔笛」くらいしか馴染みなく、それらの音楽は遠いですね。


R.シュトラウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調op.8


R.シュトラウスの曲は自分にとっては聴きやすいほうなのかなとも思う。
Vnのアリョーナ・バーエヴァ は、1985年ソ連邦生まれ。コンクールの
入賞暦もあり、活躍中の演奏家。来日経験もありそう。


この曲も多分初めて。朗々と歌うVnパートがあったり、聴きやすい旋律が
救いになり手掛かりにもなる。二短調~ト短調~ニ長調と展開され、
終楽章が長調で解決されるのはうれしい。2楽章のト短調はちょっと
胸きゅんのところもあったりして、ロマン派?と思わせる部分もあり、
シュトラウス自身がVnに精通していたこともあり、このような作品が
できたのかと思わせるようなところがある。


シューマン:交響曲第2番ハ長調op.61
今日の目当てはこの曲だった。トマーシュ・ネトピルは、75年生まれ、チェコ出身の指揮者。
19年は来日し、読響に客演している。「チェコ作品を得意とするだけでなく、
ドイツ、オーストリア作品などの基本的なレパートリーも手中に収めている」
(タワーレコードリリースニュースより)。


40代の中堅になり、ある意味なんでもこなす時期なのかもしれない。2番を選ぶあたり
個人的には共感が持てる。演奏も手堅い。


涼しげな始まりからだんだん盛り上げていく。オケを鳴らしてどうする曲ではないので、
違うところでの勝負。聴かせどころの頭脳戦かもしれない。


畳みかけたりして、変化をつけたりするのは有効かも。
2楽章のアンサンブルもまとまっていて安定している。音色の変化もあった。
後半、最後の盛り上がりも上手くまとめた。この回の録音はすっきりしていて、
弦も思ったより艶があるように聞こえた。面白いものですね。


RAI国立交響楽団 Orchestra Sinfonica Nazionale della RAI
http://www.orchestrasinfonica.rai.it/default.aspx


指揮:トマーシュ・ネトピル Tomáš Netopil
2019-12-05 トリノ、アルトゥーロ・トスカニーニ音楽堂





星へのきざはし デクスター・ゴードン

2020-05-21 10:41:52 | 音楽夜話(ジャズ)
久々のDEXだ。
ネット・ラジオから流れてきた。
耳に残るなぁと思うアーティストは
何か、違うものがある。


JAZZの専門チャンネルで、1日中JAZZを
流している。過去の音源から現在のそれまで、
おびただしい数のアルバムがあり、担当はその
海の中を泳いで、探し当てた1枚をオン・ラインする。


今日の1枚は「アワ・マン・イン・パリス」。
デクスター・ゴードン名義のブルーノートの1枚。
星へのきざはし(邦題)がかかった。


手持ちにはない1枚だった。きっと、推薦盤の
1枚のうちだと思う。


60年代ヨーロッパにわたり生活していた彼に
録音の話をつけて、アルバムにした1枚。
バド・パウエルが絡んでいたとは知らなかった。
逸話もある1枚。豪放磊落な彼が聴ける1枚だった。


Stairway to the Stars
https://www.youtube.com/watch?v=Q75anNDhc5w&list=PLrUkdEXIMqeX4ssUWShAMtaLjUMURiGbU&index=38


ハワイ交響楽団

2020-05-21 06:58:24 | 音楽夜話(クラシック)
ハワイ交響楽団
http://hawaiisymphonyorchestra.org/

ホノルル交響楽団の歴史は長いのですが、それが前身で、
閉団し2年後にハワイ交響楽団として生まれ変わる。
メンバーの大半がホノルル交響楽団からのメンバー。

ハワイというと、やはりハワイアンで、クラシックという素地が
あまり感じられないと思われがち。ハワイは実はアメリカで、
本土からも音楽家は来るわけで、その意味では、地方交響楽団の
一つとしてあるのだろうと思う。

レベルとしては、どうなのだろう。聴きに行く方は、聴く前はそれ程でも
と思っても、聴いた後はそのレベルに驚かれたというネット記事を見ました。

芸術顧問にジョアン・フェレッタの名前がありました。バッファロー・
フィルハーモニック管弦楽団の音楽監督1999年から歴任していて、
ハワイ交響楽団の芸術顧問を歴任しているようです。

アメリカは、国からの補助金がないので、コンサート収入と寄付金が
運営のすべてになるそうなので、大手のスポンサーがつけばいいものを
そうでないと運営も難しいものがあるといいます。特に本土でなく島ですので
条件もきついものがあるかもしれません。


チケット料金は 27(約3000円) ドルから 79(約8,600円)ドルです。


本日放送のコンサートより。


ブラームス:交響曲第3番
3番は、盛り上がって終わる曲ではなく、人生の秋を感じさせるような
ところがあるので、終わりに持ってくると盛り上がれず、
しみじみしてしまうので、初めに来ることも多いようです。
破綻のない演奏で、十分な音量と技量はあるように聴きました。


ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
指のよく回る、スマートな演奏という感じでした。
オーケストラもソリストによくつけているという感じで、
指揮者の意向が反映されているのかもしれません。
終演後にスタンディングオヴェーションがありました。
とホストが語っていました。


リスト: 交響詩「前奏曲」
終盤は「レ・プレリュード」。これを終わりに持ってくるのは指揮者の
意向もあると思いますが、盛り上がりもあるかもしれませんね。
終演後は沸いてました。なかなかな力演でした。

コンラッド・タオ(ピアノ)
ジェラード・シュワルツ指揮ハワイ交響楽団
収録日時・場所は不明。